前回、ロールペンケースの試作品を、たくさん作りました。
アイディアをどんどん改善して、試行錯誤の末、だんだんと使いやすいデザインになっていきました。
家紋を切り紙する時に使う、道具入れを作る
さて、今回は、
「家紋柄の切り紙する時に使う道具類を、まとめて入れておく道具入れ」があれば便利だろうなぁーと思いました。
「じゃあ、道具の大きさに合わせて、作ってしまおう!」と思い、ロールペンケースの形を応用して作ることにしました:
家紋柄の切り紙をするための道具なので、道具入れの柄も「家紋」柄にしてみました!(きゃー、かわいい♪)
せっかくの家紋コンセプトなので、ファスナーとかボタンとか使わずに、江戸の職人さんが持ち歩くような、紐で巻くデザインにしてみました!(渋いー!きゃー!)
これに、切り紙に使う道具一式をまとめて入れたら、もう本当に便利なの!
「切り紙したいなー♪」と思ったら、とりあえずこの道具入れから、使いたい道具をササッと取り出せます。
工夫した点
切り紙をするための道具は、カッターナイフ2種類、ハサミ3種類などです。
どれも先が尖っている道具たちなので、持ち運ぶ時に安全なように、フタの部分を長〜くしました。
この部分を長くしたので、ヒモで巻いた時に、中身の道具がぐらつかずに、しっかりホールドされるわけ。
これまでにもフェルト製のロールペンケースを作ったことがあったけど、こっちの方がずっと使い心地が良くてお氣に入り。あまりにも氣にいったので、同じケースをもう1つ作って、私の大好きな万年筆数本を持ち運ぶロールペンケースにしようと思ってます!
「ロールペンケースを手作りする」シリーズを、全記事読むなら・・
もともとは、「デザイン学校で使う、細々とした文房具を持ち歩くのに便利なペンケースを作りたい」という好奇心から作り始めました。
でも、市販のペンケースを見て回っても、気にいるものがなかったので、自分で手作りすることにしました。
本当に気に入るものを作りたくて、試作品を作った後、自分で実際に使ってます。そして、「不便だな」と思うところは、納得が行くまで、何度も改善をしました。
この、「ロールペンケースを手作りする」シリーズは、「ロールペンケースのアイディアを練る」ところから始まります。
最終的には、日本に住んでるお友達「タカ」くんから、「万年筆5本と、予備の万年筆カートリッジ数本が入るロールペンケースを作って欲しい」と、注文をもらい、受注制作させてもらいました。
http://yokokawabata.com/rolled-pen1/
http://yokokawabata.com/rolled-pen2/
http://yokokawabata.com/rolled-pen3/
↑上の「道具入れ」は、
↓下のような「家紋柄の切り紙」を作るときに使います:
http://yokokawabata.com/paper-cutout1/
http://yokokawabata.com/rolled-pen4/
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