今回の投稿は、シドニーで行ったワークショップ『虹織り布🌈でちくちくしながらリン🥣と石💎のお話会〜周波数のふしぎ、布のふしぎ』の参加者さん向けの投稿です。
シンギング・リン®️ の演奏を感じる体験や、クリスタルの石の波動を感じる体験を企画しました。
また、虹織り布で『虹織り三徳袋(さんとくぶくろ)』や『虹織りカードケース』を作るワークショップもしました。虹織り布は、タテ糸に虹色の魔法を織り入れています。
『虹織り三徳袋』は、ちくちく手縫いの所要時間は約3時間ほどです。
◎ちなみに『虹織りカードケース』の作り方はこちら(所要時間1.5時間ぐらい)↓
🌈三徳袋ってなあに?
『三徳袋』は、江戸時代に発明されたそう。『3つの徳のある便利なもの』とか『3通りに使うことができるもの』という意味だそう。
当時、みんな着物を着てたので、『鼻かみ、タバコ、小銭』や『メモ用紙、爪楊枝、鼻かみ』などを、まとめて持ち歩くのに便利だったそう。細々とした小物を単品で着物の袖ポケットに入れたり、襟元に差し込んだり、帯の中に差し込んで持ち歩くと・・・。
・小銭は、落ちてなくしたり・・・
・爪楊枝の尖った先が、着物の生地を突き破ったり・・・
・鼻かみが、摩擦で擦れてボロボロになったりと不便そう。
細かい小物を1つの袋に入れて、ヒモでクルクル巻いてから着物の袖に入れたり、帯に差し込むと持ち運びもカンタンだったのでしょう。
🌈虹織り三徳袋の作り方
(1)ワークショップ参加者さんに『直感』で布を選んでいただく
(2)中表(なかおもて)に生地を置く
↑中表になるように布地2枚を重ねて置き、ズレないように仮止めクリップで留めます。(『虹織り布はウラ側』が、『裏地はオモテ側』が見えるように置かれてます)
↑虹織り布(ウラ)に貼ってある、ほつれ止めの白い紙をそっと剥がします。
(3)三徳袋のフタ部分を縫う
↑生地の頂点を下に折る。この部分が三徳袋の『フタ部分』になります。
逆向きの二等辺三角形を作る。二等辺三角形のサイズはてきとうでいいです。(私は二辺の長さをそれぞれ3.5cmづつにしました)
↑『二等辺三角形の底』部分は、一枚づつ縫う。
(注意:この部分は『返し口』になる。あとで、この返し口から内側の生地を引っ張り出します。なので、虹織り布と裏地を2枚重ねて縫い閉じてしまわないように)
(4)返し口を開けて、ぬいしろ1cmで周囲をぐるりと縫う
↑『返し口』は7cm分ぐらいを縫わずに空けておく(あとで、この返し口から内側の生地を引っ張り出します)。
(5)生地を裏返す
↑返し口から、内側の生地を優しく引っ張り出して裏返す。
↑アイロンがけをして、生地を落ち着かせる。
(6)虹織り生地にブランケットスティッチする
↑仮止めクリップで『横型の封筒』みたいなカタチを作る。
↑縫い始めは右下から。
↑ブランケットスティッチで縫う。
*ブランケットスティッチが難しいなら『かがり縫い』でも大丈夫↓
↑『ブランケットスティッチや、かがり縫いのやり方』はこちらをご参考に。
↑左側のブランケットスティッチが終了。
(7)三徳袋のフタ部分にヘンプヒモをつける
↑返し口を開け、ヘンプヒモを差し込む。
↑ヒモを、軽く裏地に縫いつけて固定。
(8)返し口を縫いとじる
↑フタ部分の返し口を『かがり縫い』で縫いとじる。
↑完成!
🌈三徳袋の使い方
↑ペンなど細長いモノをしまう時は、ヒモでクルクルと巻いて使います。ペン同士がガチャガチャこすれて傷つくのを防げます。
虹織り三徳袋のサイズ
お客さまの感想:タロットカード師リリー・マヤさん(シドニー在住)
↑リリーさんは週末にマーケット出店されたり、オーストラリア国内のブリズベンやメルボルンに出張する時に、大事なタロットカードとエンジェルチューニングを三徳袋に入れて持ち歩いているそうです。
🌈裂織り生地の作り方プロセス、お見せします
私の創作する虹織りアートは、大きく分けて二種類の技法があります。
一つ目は『手織り用の糸だけで織る』場合。
二つ目は『裂いた布と手織り用の糸を組み合わせて織る』場合です。裂織りと呼ばれる技法です。今回はこの『裂織り』で虹織り布を織りました。
◆裂織り布を織るプロセスを解説してます↓
🌈虹織り三徳袋と、虹織りカードケースとのサイズ比較
↑虹織りカードケースの左にライブラリーカードを置いてみました。
◎『虹織りカードケース 』の作り方はこちらです(所要時間1.5時間ぐらい)↓
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