ヘチマたわしでお皿洗いしたことある?
『ヘチマたわし』で、お皿洗いしたことある? 使ったことある人は、『ヘチマたわし』でお皿洗いするの好き?
私、メルボルンのお友達にヘチマをいただいてね。ありがた〜く使わせてもらってます♪
◎お湯だけでお皿洗いができる。
◎天然だから繊維クズが排水溝に流れても生分解される。
◎使ったあとの水切りもカンタン。すぐ乾くので雑菌が増えない。
と、ヘチマたわしは、いいことづくし!(((o(♡´▽`♡)o)))
ちなみに、『市販のプラスチック製のスポンジ』は、使っているうちに繊維クズが排水溝に流れて・・・マイクロプラスチックとなり・・・海のお魚ちゃんや鳥ちゃんたちがそれを食べて・・・。あんまりよろしくない!( ̄^ ̄)ゞピッ
いいことづくしの『ヘチマたわし』だけど、一つだけ氣になることが・・・
↑ヘチマの変身!!
それは新品の時は良いのだけど・・・。使い込むうちに、すぐにカタチが変形してくる。 なんかヨレヨレになって、くたびれた見た目になる。
キッチンの隅に、ヨレヨレで、くたびれた茶色いヘチマたわしが横たわっていると、なんかみすぼらしい感じで・・・。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
『人は見た目が9割』というけど・・・。 この『ヨレヨレで、くたびれた見た目』、なんとかならないものか・・・(((;꒪ꈊ꒪;))):
そこで、この手織りオタク(←私)は考えた!
仙人かブッダのように山奥に引きこもって、考えた!
そして思いついたのが、ヘンプ!!!
ヘンプの効能、まとめました!
↑おうちにあったヘンプ100%のヒモ(無印良品)と、ヘンプ100%の糸(手織り用)です。
↑『ヨコ糸はヘンプ100%の麻ヒモ(茶色)と、ヘンプ100%の糸(白)を使用』したと思っていましたが・・・。
なんと!無印良品の茶色の『麻ヒモ』は、実は『ジュート』だと判明しました!日本語の『麻』は、『ヘンプ、リネン、ラミー』などが含まれること、うっかりしてました!
ヘンプのいいところ、たくさんあります!
◎繊維に微細な穴が無数にある多項構造を持つことから、吸水性・速乾性、さらに調湿性に優れています。
◎ヘンプには天然のUVカット性や、抗菌作用、消臭効果があり、カビやぬめりが発生しにくく臭いません。
◎夏の快適さだけでなく、冬の温もりを与えてくれる製品も可能です。
◎また他の麻繊維にも共通しますが、他の繊維に比べて丈夫で、湿るとさらに強度が増します。そのため、ロープや袋類、鞄などもにも活用されています。
こちらに、もっと詳細なヘンプの効能をまとめてみました↓
『吸水性・速乾性・抗菌性・消臭性にすぐれてるヘンプ!!丈夫で、湿るとさらに強度が増すヘンプ!!』
もう、『たわしになりたい!たわしにしてくれ〜!たわし、たわし、たわし、たわし〜!』って、声が聞こえてくるようです。ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
ヘンプとジュートの糸で作った、虹織りアート・エコたわしの完成作品です♪
↑タテ糸に、チャクラ色(虹色)が織り込んであるヘンプたわし。
◎タテ糸は、ヘンプ糸(白)、チャクラ色(リネン、コットン)を使用。
◎ヨコ糸は、ヘンプのヒモ(茶色、無印良品)と、手織り用のヘンプ糸(白)を使用。
◎ミシン糸は、コットン100%の糸を使用。
毎日の洗い物が楽しくなるよ♪
ヘンプ糸は丈夫で長持ちする素材。畝織り(うねおり)という技法の織り方で、しなやかで、フレキシブルな手触りに仕上がりました。
↑二つ折りにすると、こんな感じ。
↑四つ折りにすると、こんなサイズ。
↑折り曲げる向きによって、いろんな色が見えて楽しい♪
【工夫した点①】布端が乾きやすいように工夫!
↑布端が切りっぱなしのままだと糸がほつれてくるので・・・。まずは、三つ折にして端ミシンしてみました。三つ折で端ミシンすると布端の糸がほつれず、非常に丈夫です。これが良いところ。
でも実際にお皿洗いに使ってみると、この三つ折部分が乾きにくいことに氣づきました。(とは言っても、ヘンプ糸なので臭くなったりしないし、申し分ないぐらい早く乾きましたが・・)
↑布端の三つ折縫いをせずに、端ミシンを3回往復でかけました。布が重なる部分がないので、『ビフォー作品』より、ずっと早く乾燥します!
【工夫した点②】『持ちやすいサイズ』と、ヘンプたわしの『耐久性をアップするために綿のミシン糸で放射状に縫う』工夫!
↑写真では目立たないけど、実はコットンのミシン糸で放射状に補強ステッチを入れてます!見えない部分にも一手間かけて、このヘンプたわしが、より長持ちするように工夫してます。
サイズは17.5cm x 19.5cmぐらい。ちょうど手に馴染むサイズです。
【工夫した点③】フレキシブルに曲がる素材!
以前、『市販の麻タワシ』を使った時、『サイズが小さすぎる。布端の端ミシンや、麻で平織りした布地がゴワゴワと硬く、洗い物しにくい』ことが不満でした。せっかくマイクロプラスチックにならない素材だったのに、洗い物がしにくいと感じたので、2個目の購入はありませんでした。
今回のヘンプたわしは、『畝織り(うねおり)』という技法で織りました。『太いヘンプのヒモ(茶色)』と、『細いヘンプの糸(白)』を交互に織ってるのです。そしたら生地がフレキシブルに曲がり、使いやすくて手になじみやすい柔らかさが出ました!
写真を見てもわかるように、白い糸の部分は、糸の目が詰まってなく、通気性があって非常に乾きやすいです。自慢の我が子です!( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
【工夫した点④】繊維の糸くずがモケモケと出ない工夫!
↑新品未使用のヘンプたわし(左)と、3週間使用したヘンプたわし(右)です。毎日ガシガシ使ってるので、多少カタチは変形したけど、まだまだ全然いけます!糸のほつれや、不具合はなし!
今回使った二種類のヘンプ100%のヒモ&糸は、最高の組み合わせでした。繊維の糸くずがモケモケと出てこないからです!
以前、『別の会社が販売してたジュート100%のヒモ』でエコたわしを手織り実験をした時は、細い繊維の糸くずがモケモケと出てきて不満でした。皿洗い用に使う時は、水ですすぐので、まだマシでしたが・・・。バスルームの白い洗面台の掃除に使うと、繊維の糸くずのモケモケが、洗面台に残るので氣になってしまって・・・。
でも今回使った二種類のヘンプのヒモ・糸のコンビは、変なモケモケ繊維が一切出ないので好きです! 皿洗いだけじゃなく、バスルームの白い洗面台やキッチンシンクの掃除でも、モケモケ繊維が残らないので大活躍です。
【工夫した点⑤】ヘンプ素材を100%使うことで耐久性がアップ!
↑『新品未使用のエコたわし(上)』と、『約8ヶ月間使用したエコたわし(下)』です。
8ヶ月前に試作したエコたわしは、『ヘンプヒモ&リネン糸』の組み合わせで作りました。
はい、実を言うと、手織り生地でエコたわしを創作する実験は、今回が初めてじゃないんです。
もう一年ぐらい前から、ずーっと試行錯誤してきました。素材も、『ウール毛糸、リネン糸、コットン糸、テンセル糸、ヘンプヒモ』など、いろ〜んな糸で実験し続けてきました。
でも、自分が満足できるモノが、なかなかできない。
(↑ザ・完璧主義者!手織りに関しては超オタクなの・・)(*//艸//)♡
↑この『ヘンプヒモ&リネン糸のエコたわし』は、8ヶ月間、毎日、使用したもの。実際に使用したら縮んで、糸の目が詰まった感じになりました。ただ、この試作品は、『市販の麻タワシ』みたいにゴワゴワと硬くて使いにくく、100%満足がいかなかったので、販売は見送りました。
それでも、8ヶ月間、毎日使っても、全然破れもしないし、ほつれもない。ヘンプって本当に丈夫です!多分、あと半年ぐらいは余裕で使えるぐらい。
今回の新作はヘンプ100%なので、8ヶ月前の試作品よりも、もっと丈夫なはず!
(ちなみに、これらのエコたわしがボロボロになったら、ゴミとして捨てずに、植木鉢の底などに敷いて使ったらいいよ!何一つゴミにならず、再利用できるの!)
お客さましあわせメッセージ(カスタマーレビュー)
『しあわせをよぶ虹織りアート・トートバッグ』をご購入いただいた、メルボルンの『まりちゃん』に、ヘンプたわしの試作品を使ってもらいました。
あ、ちなみに『まりちゃん』が、バッグの感想もくださいました↓
この前も出かける時に持ってたらトラム降りた時に、女の人が後ろから追いかけてきて、かばんすごく素敵ーってわざわざ言いに来てくれました!!!引き寄せますねー笑
まりちゃん(フェイスブックのメッセンジャーでやりとりした会話です)
さて、この『まりちゃん』は、いろんなエコたわしや、ヘチマたわしの経験者なので・・・。この新作の虹織りヘンプたわしの試作品を試してもらうのには、ぴったりな方かなと思ったのです。まりちゃんに貴重な比較レビュー、いただきました!
こんばんはー! 毎日エコたわし使ってますよー💓すごく汚れが落ちて、やっぱりあのでこぼこの作りがいい仕事してくれます☺️石鹸使った時の泡立ちもいいし、大きさも丁度良くてすごく使いやすいです! 耐久性といい、汚れの落ちといい最高です!! しかも、このカラーで洗うのも楽しい気持ちになります🌈
まりちゃん(フェイスブックのメッセンジャーより)
あと、このエコたわしを販売してみたところ、お買い上げいただいたメルボルンの『みなこちゃん』からも使用後の感想をもらいましたよん↓
送って頂いたエコたわしちゃん、 とーっても強い‼️ 大きさも丁度よくて、厚みも丁度よく、乾きもよく、とても気に入って使ってますよー✨ 私はお仕事用キッチンで使用してるのですが、ホント使い心地良し💓だよー 素晴らしいエコ布巾を織ってくれてありがとう〜😍
みなこちゃん(フェイスブックのメッセンジャーより。2022年5月2日)
ヒモ、欲しいかな?
まりちゃんから、こんな感想もいただきました。
どこかに引っ掛けられるようになっていると乾かしやすいかなぁと思いました。これは藤原ひろのぶさんのエコたわしですが、こんな感じでかけられると個人的にはいいかなぁと思いましたしっかり織られているのですごく長持ちしそうです
まりちゃん(フェイスブックのメッセンジャーより)
まりちゃんのように、ヒモで引っ掛けたい方には、ご希望があればヒモをつけることは可能です。
↑私の場合は、無印良品の『ステンレスひっかけるワイヤークリップフック』を愛用してます。
バーや網など、引っかける場所さえあればどこでも吊り下げることができます。(錆びにくいようにステンレス製の素材でできてます)
ヒモをつけると、その部分が『ボコっと飛び出て』、洗い物をする時に邪魔になるし・・・。ヒモとヘンプたわしの『つなぎ目』は、布が重なるので乾きにくくなります。なので、私はヒモなしの方が断然好き!
(でも個人の好みもあるので、希望する方にはヒモをおつけすることもできます)
創作プロセスお見せします!
↑『無印良品のヘンプ100%のヒモ(茶色)』と、『手織り用のヘンプの細い糸(白)』を使って手織り。
『太いヘンプのヒモ』と『細いヘンプ糸』を交互に、畝織り(うねおり)することで、デコボコの生地になります。お皿洗いする時に、このデコボコが汚れを落ちやすくしてくれます!
↑織りあがった生地を洗濯機で洗いにかけて縮絨(しゅくじゅう)し、干す作業も終わったところ。
↑『畝織り(うねおり)』という技法で手織りしてます(田んぼや畑の『うね』みたいなカタチが由来)。
↑織り生地を、エコたわしサイズにカットして、ミシンがけ!
↑ミシン糸も、コットン100%。マイクロプラスチックが排水溝に流れないよ。
↑ヘンプの虹織りアート・エコたわしの完成!
以前、『ヘンプxリネンのエコたわし』を試作して使った時も、8ヶ月間全く破れもなかったし、あと半年は余裕で使えそうな丈夫さなので・・・。
今回の『ヘンプのエコたわし』も、一年間ぐらいは、余裕で使えると思います。ヘンプって、そのぐらい丈夫なのです!(市販のプラスチック製スポンジも、ヘチマたわしも、半年もったらいい方かも?)
ヘンプの糸で作った、エコたわしの使い方
基本的には、ヘチマたわしと同じようにお使いいただけます。
詳細は、こちらにまとめました↓
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