今年2022年に入ってからの、私のチャレンジ!
おととし2019年5月中旬から本格的に始めた虹織りアート作品作りですが・・・。
↑去年2021年までは中型の卓上手織り機『咲きおり』を使って、カスタムオーダーの虹織りアートスカーフの創造をしてきました。最大横幅が40cmまで織れるタイプの織り機です(あ、でも縮絨という洗いの工程を経ると縮むので、実質34cm前後の横幅になりますが)
卓上手織り機もとても楽しかったけど・・・。
もっと多彩な表現をしたい!もっと本格的に学びたい!
という欲(←向上心とも言います!爆)がムクムクと出てきまして・・・。
↑それで、日本のSAORI機という足ペダル付きの手織り機で学び始めました。この織り機だと最大横幅60cmまで織れるようになりました!(あ、でも縮絨の工程で洗いにかけると、実質50cm前後の横幅に縮みます)2021年までは、主にスカーフやブレスレットなど小物のカスタムオーダーをやりました。
そして2022年からは、いよいよ虹織りアートのお洋服をカスタムオーダーすることにチャレンジし始めました!
記念すべき第一作目は、メルボルンのシオンちゃんへの虹織りアートジャケット↓:
そして第二作目は、メルボルンのあきこちゃんの虹織りアートポンチョ↓:
そして第三作目が今回ご紹介する、陽ちゃんの虹織りアートダンス衣装!
(↑てか、水面下で、去年から下準備はずっとやっているんだけどね。特殊な素材なのでリサーチに時間がかかってます)
ダンサーの陽ちゃんってこんな人!
メルボルンでお会いした陽ちゃん!彼女のダンス、本当にステキなのです!魂のダンス!↓
[ダンサーのMaeda Yoko ちゃん/Dance] @energyflow_yoko
[虹織りアートバンダナ&スカーフ/Bandana and Scarf] @yoko.kawabata11
[ロゴデザイン/Logo] @cocorosukiyaki
[映像/Video] @shionzion75
陽ちゃんの、お茶目な一面が見れる秘蔵動画
こちらの動画では、『龍の神さまにご縁が深い』愉快な仲間たちと、『予祝ダンス』を踊ってみたの。陽ちゃんは、白いひらひらのトップを着てる女性。(コラ、誰ですか?『ドリフのヒゲダンスのパクリだろ?』って言ってるのは?!爆)
↑上の動画が表示されてなかったら、ここをクリックすると見れるよ。
陽ちゃんへの虹織りアートダンス衣装を創造する〜
なんとな〜く、陽ちゃんのダンス衣装を創造するなら、こんなんがいいかなぁ〜というイメージが、ポワーンと頭に浮かんでね。
陽ちゃんのダンス衣装は、ヘンプ(大麻)の糸がいいかなぁ・・・。日本の神社でも使われている素材だしなぁ・・・。色は白がベースで、虹色もチラホラ入ってたらいいかなぁ・・・
な〜んて思っていたら、
ちょうど、陽ちゃんも同じこと考えてた(!)そうなので、話は早かった!(シンクロ〜♪)
【リサーチ】ヘンプの効能いろいろ調べてみました!
ヘンプのいいこと、たっくさんあるんです!いろいろ集めてみました!
神道では神社のしめ縄や鈴縄、横綱の化粧回し、巫女さんの髪結いなど神聖な植物として位置付けされ、今でも伊勢神宮や出雲大社のしめ縄、鈴縄に大麻が使われているのは有名です。
大麻には罪穢れを払える力があると言われており、神社で神官がお祓いのときに使う”祓え”の道具として大幣(おおぬさ)が使われます。
出典:https://lifestyle.uguisusabou.com/hemp-clothes/
ヘンプは免疫力を高め電磁波や放射能を中和する力があると言われおり、ヘンプ100%の生地には90%以上のUVカット率があるとも言われています。
出典:https://lifestyle.uguisusabou.com/hemp-clothes/
現代科学ではまだ認知されていない波動測定器があります。この測定器で携帯電話を測定するとマイナスの数値が出ます。そこで大麻の繊維を携帯電話に取り付けて測定するとプラスの数値にアップするという結果が出ているのです。また電磁波シールド測定では大麻布の電解および電磁波シールド効果で、大麻繊維が電磁波に影響されにくい繊維であり、電磁波に対してある程度の中和効果が認められると言う測定結果が出ています。
出典;麻ことのはなしP 39、https://lifestyle.uguisusabou.com/hemp-clothes/
夏は涼しく、意外にも冬には保温効果を持つのもヘンプの特徴。一年中身につけることのできる繊維ということですね。抗菌作用も強く、カビに強いのも特徴です。
出典:https://lifestyle.uguisusabou.com/hemp-clothes/
他にもまだまだヘンプのいいことあります。こちらでもヘンプの効能について読めます。
【どのヘンプ糸がいいのか下調べ】いろんな種類のヘンプの糸で比較実験
ヘンプの糸でお洋服を織ったことがないので・・・。まずは、いろんな種類のヘンプの糸を取り寄せてみました。
オーストラリアで手に入るヘンプの糸は、大きく分けると二種類ありました。『漂白なしの生成り色のヘンプ糸』と、『漂白された白いヘンプ糸』です。
(↑この写真は、夜にデスクランプの下で撮影したので正確な色合いが見にくいけど・・・。漂白なしの糸は自然なツヤ感があります。漂白された糸はパサパサした感じでツヤもなくマットな質感。ちょっとかわいそうな質感)
↑ミニ手織り機で、試し織りしてみました。
↑漂白されたヘンプ糸は真っ白です。漂白なしのヘンプ糸は生成り色です。
↑比較すると、私には『漂白なし』の方がエネルギーがあると感じられました。『漂白された糸』は、なんだかスカスカな感じがしました。
いろんな白い糸との比較
ヘンプ糸もいいけど、ゴワゴワするのが氣がかりです。ダンスの衣装なので、身体の動きに合わせてしなやかに、お洋服も寄り添って欲しいからです。
なので、他の天然繊維の糸も取り寄せて、比較してみました。
↑ヘンプ糸は、手織り好きさんの間ではティータオル(皿拭きフキン)を織る時によく使われます。しっかりしてて、ハリがあり、丈夫な手触りです。キラキラしたツヤはないけど、自然なツヤ感があります。
↑この糸は、私の大大大好きな糸の一つ!柔らかく、しなやかで綺麗なドレープが出ます。肌触りもサイコー!ツヤもあって生地に織りいれるとキラキラな光が入ります。(この糸は、もう絶版になってしまったので、これがなくなれば追加オーダーはできません)
↑この糸もキラキラなツヤがあります。上の『50%ペパーミント&50%テンセル』より細い糸です。
↑日本語ではラミーも『麻』と呼ばれます。手触りはヘンプと少し似てます。ツヤはなしで、マットな質感。
↑ふんわり柔らかい糸です。キラキラなツヤはないけど、自然なツヤ感あり。
ヘンプ糸で3m分の布地を織ってみる実験
↑タテ糸には、ヘンプ糸(生成り色)、リネン糸(虹色)、ラミー(白)、コットン(生成り色)を使いました。
↑ヨコ糸には、100%のヘンプ糸(生成り色)を織り入れました。
↑織りあがったところ。
↑ヘンプ糸は、ハリがあり丈夫な糸。織りあがった布も、まるでアイロンでパリッとのり付けしたような感触。
↑スカーフのように、ハンガーの首回りにフワッとかけてみました。ハリのある素材なのでドレープは出にくいけど、この特性をどうやって長所として活かすか・・・。
↑ヘンプ糸の織り生地は、背筋が伸びるようなパリッとした質感。
このあと、縮絨(しゅくじゅう)といって、洗濯機で洗いにかける作業をして、布を縮ませます。
ヘンプ糸とテンセル糸の織り生地のしなやかさを比較
向かって左側の白い布地が、ヘンプ糸で織った生地。向かって右側の虹色の布地は、主にテンセル糸で織った生地。
それぞれ2〜3m分の布地を赤いクリップで仮止めして、ポンチョのカタチに見せてます。(ミシンで縫ってない、仮止めの状態です)↓:
実際のダンス用衣装は、このポンチョのカタチにするわけじゃないけど・・・。とりいそぎヘンプ糸の布地のお洋服で踊ったらどんな風に見えるのかを試したくて・・・。
とりあえず自分で着て踊ってみました。(研究熱心と呼んでくださいっ!爆)↓:
↑上の動画が表示されてなかったら、ここをクリックすると見れるよ。
(音楽は、中島みゆきさんの『地上の星』をお借りしました。ありがとうございます)
実際に自分で踊った動画を見ると・・・。テンセル糸で織った虹色の側は、身体の動きに合わせてしなやかにドレープが出て、動きがキレイに見える。
一方のヘンプ糸で織った白い側は、ハリがあってゴワゴワなので・・・。いくら激しく身体を動かしても、その動きについてこれない感じがある・・・。
(どうやったら、この問題点が改善できるんだろう???いっそのこと、ヘンプ糸使うの辞めて・・・。テンセル糸で作った方が、確実にカンタンにダンス用の衣装ができるのは分かっているんだけど・・・。困ったなぁ・・・。)
ここまでの実験で分かったこと
どっちの織り生地も、首に巻くと『ほっこり』します。天然繊維の虹色のスカーフって本当に氣持ち良くてしあわせ〜♪
テンセル糸のような、柔らかめの糸で織った生地は、最初からテローンと綺麗なドレープができる。まるでシルクのようなツヤと、ふわぁっとした軽さと柔らかさ。
ヘンプ糸で織った織り生地は、まだ真新しいせいもあって、ハリがあってゴワゴワ。(晴天下で乾燥させた、パリッとしたバスタオルの質感に少し似てるかも)たぶん、長い間使い込んで何度もお洗濯するうちに、柔らかくなってくると思うけど・・・。最初のうちは、しなやかさは、あまりありません。
でもねっ、
実は、この記事を書いてる時、ヘンプ糸の織り生地を首回りにクルクル巻いてました。この記事の冒頭でも、『大麻繊維が電磁波に影響されにくい繊維であり、電磁波に対してある程度の中和効果が認められると言う測定結果が出ています』という文章を引用したけど・・・。
これ、自分で実際に身につけてみて超納得です!このヘンプ糸で織った生地を身につけていると、こんな感じ:
🌸なんとも言えない安心感を感じる。
🌸グラウンディング力、半端ない感じ。
🌸頭もスーッと冴える感じ。
🌸めっちゃ集中できた!
🌸首の後ろあたりがポカポカと温かい感じで、氣持ち良すぎる!!!(こりゃ〜、毎日でも巻いていたいよ!)
このヘンプ糸で、越中フンドシ作りたいなぁ〜!丹田もすっぽりかぶさるやつ!絶対に氣持ちいいと思うし、なんかすごいミラクルが起きちゃいそう!
今回の生成り色のヘンプ糸は、二種類の太さのうち、太めサイズを使いました。
これの半分サイズの細いヘンプ糸もショップに売ってたので、細い方のヘンプ糸でも試し織りしてみようと思う。糸の細さが半分ということは、織りあがる生地の厚みも半分の薄さになるはず!あと、今回の生地よりも、糸と糸との隙間が空いて、メッシュっぽくなるかも?!
ただ・・・。
細さが半分の糸で織ると、織りの時間は2倍に長くなるのね。
((((;꒪ꈊ꒪;))):ぎゃー!
大変な手間と時間がかかると想像するけど、私の好奇心がムクムク・・・。
(↑どMか〜?!笑)
まずは、細いヘンプ糸、オーダーしてみます!そして生地を試し織り・・・。この挑戦の続きは、次の記事に書きますね!(氣分は、プロジェクトX〜!)(⁎˃ᴗ˂⁎)
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