メルボルンで、無料イベント《エコバッグをミシンで作るワークショップ》が行われます。
イベントは、Carlton地区のライブラリーで、2018年7月28日(10am – 12pm)に、行われます。
大手スーパーで、無料のプラスチック製買い物袋の廃止
最近、オーストラリアの大手スーパー「Coles」や「Woolworths」が、グレーの無料プラスチック製買い物袋を廃止にする流れが、どんどん広がってきています。
私も以前は、ColesやWoolworthsで食料品の買い出しに行くと、レジで、当たり前のように、グレーの無料プラスチック袋に入れてもらってました。
でも、この無料プラスチック袋は、それほど頑丈でなくてね。スーパーで、シリアルの箱など、角が尖った商品を入れると、袋の底や横に簡単に穴が空いてしまう。
家で、この袋をゴミ箱にかぶせて、ゴミ袋として再利用したら、果物の皮や、使用済みティーバッグなどから水分がにじみ出て・・・
●ゴミ袋から強烈に臭い汁が漏れて、ゴミ箱の底に溜まったり・・・。
●あとで、ごみ収集所に持って行こうと思って、ちょっと玄関先に置いてたら、床に汁がこぼれて、カーペットにシミを作ってしまったり・・・。
と、痛い経験を何度かしました。それ以来、グレーのプラスチック袋を再利用する時は、穴が空いてないか、念入りにチェックするようになりました。そして穴が空いてしまってる袋は、使いみちに困り、捨てちゃったりとか。
考えてみれば、すごくもったいない。スーパーから家に食料品を運ぶだけのために使う、まさに使い捨てのプラスチック袋。
こういうのが、ゴミ捨て場に埋め立てられて大地を汚したり、川や海を汚したり、鳥や魚に害を及ぼしたりするんだよね。
買い物袋:最近の流れ
最近は、スーパーで、Biodegradable(微生物によって自然と無害なものに分解される成分でできた)のゴミ箱用プラスチック袋が買えるようになってきました。
お値段は、すこ〜し高め。だけど、地球のためにより良いモノを使いたいなと、こういう商品を選択してます。
さて、ゴミ箱に敷くゴミ袋はBiodegradableで良いとして、じゃあ、レジで買った食料品を持ち運ぶ袋はどうする?
選択肢は、
⚫︎自分でエコバッグを持参する。
または、
⚫︎スーパーで販売されてる、99セントぐらいの、安くて機能的で、プラスチック製のバッグを買う。
・・・というチョイスがあります。この有料のプラスチック製のバッグは、無料でもらえてたグレーのプラスチック袋よりは、厚めで頑丈なプラスチックみたい。でも結局、これもいつかは穴が空いて、捨てる羽目になるよね。
だったら、エコバッグを持参した方が、地球にやさしいかな。それに、お氣に入りの色や柄の布で、自分で手作りしたエコバッグなら、持ち歩くのもワクワクだよね♪
エコバッグを作る無料ワークショップ:Boomerang Bag Sewing Bee workshop
なーんて思っていたら、エコバッグを手づくりする、ワークショップの情報を見つけました!
イベントは、メルボルンのカールトン地区にあるライブラリーで行われます♪
*\(^o^)/* わーい!
Boomerang Bag(ブーメランバッグ)というグループが、イベントを行うようです。このグループは、《使い捨てプラスチック袋を減らそう》というコンセプトの元、家庭で不要になった布をリサイクルし、エコバッグを作る活動をしています。
無料で、楽しい、プラスチック袋の代用として環境にやさしいエコバッグづくりのワークショップを行っています。
このワークショップに参加することは、地球規模で今まさに広がりつつある、地球をよりよくするという、サステイナビリティーの活動に参加することにもなります。
このグループの活動は、オーストラリアのVictoria州メルボルン周辺や、NSW州で盛んに行われているよう。
ブーメランバッグをハンドメイド活動を行ってる場所が、下の世界地図で見れます。拡大地図は、このリンクで見れます:https://boomerangbags.org/be-involved/
私が独身時代に、演劇留学で10年間住んだカナダのアルバータ州にも、カルガリー市や、エドモンドン市にも支部グループがあるみたい。
日本を含む、アジアには、ブーメランバッグは広まっていないみたい。
(日本にはブーメランバッグは進出してないけど、実はかなり前から、エコバッグを持ち歩く習慣はすでにありますね。多分、日常的に風呂敷を使っていた時代から、そういう「もったいない」の精神が日本人の心の中にあるのかな。日本人すごーい!)。
私、そんな日本人の一人として、「地球にやさしく、エコで便利なもの」を、オーストラリアで広めたい。私の得意なソーイングの才能を活かして、ソーイング・ワークショップを開きたい。そして、たくさんの人と、ものづくりをする楽しみ・幸せ・喜びをシェアしたい・・・という夢があります。
まずは、その夢に近づく《最初の第一歩》として、メルボルンのこの無料イベントを、自分で体験してきます! もし、「一緒にやってみたい!」って人がいたら、声かけて欲しいな〜。
手作りエコバッグを作るイベントの詳細
参加者たちが、無料でエコバッグを作れる、《ブーメランバッグ・ソーイング・ビー》のワークショップです。
●イベント名:Boomerang Bag Sewing Bee workshop
●料金:無料
●日時:2018年7月28日、10am – 12pm
●場所:Kathleen Syme Library and Community Centre内の《Makerspace》の、Level 1
●住所:
251 Faraday Street
Carlton, VIC 3053
Australia
●イベント詳細ウエブリンク:https://boomerangbags.org
●イベント予約は下記リンクから(2018年7月28日のイベント終了後、このリンクは使えなくなります):
https://www.eventbrite.com.au/e/boomerang-bags-sewing-bee-tickets-47803411290?utm_term=eventurl_text
イベント開催場所を見て、ちょっと驚いたかな?
ライブラリーとコミュニティーセンターが同じ建物内に入っていてね。そして、家庭用ミシンが6台ぐらいと、オーバーロッカーのミシンが4台ぐらいが常設してあるようです。
ミシンの数に限りがあるので、「ピン♪」と来たら、すぐに予約を申し込んだ方が良いですよ〜!
満席になってしまった後で、「やっぱり申し込みたい!」と思っても、「ミシンがもうないからダメ」ってことになりますよ。「Waiting list」に申し込んで、キャンセル待ちをすることも出来ますが、それをするぐらいなら、とっとと申し込んで、確実に予約をとった方が良いです。
万が一、急な都合で行けなくなったら、キャンセルもできます。(その場合は、Waiting listで待ってる人のために、ウエブサイトで早めにキャンセル手続きを取りましょう)
私自身は、普段から家庭用ミシンで、洋服、バック、小物ポーチを作るので、エコバッグは自分でも作れます。
でも、ミシンソーイングって、基本、一人で家にこもってやる作業ですよね。サッカーや野球のように、グループでワイワイやるわけでもない。
だから、こういうイベントを通して、ソーイング好きな人たちに出会える機会が楽しみなんです!
しかも、エコバッグを手作りする人たちなら、地球の環境をよくすることに関心が高い人たちだと思います。
考え方が似てる人たちと出会い、一緒にエコバッグ作れると思うと、すごくワクワクします!
メルボルン在住の方は、無料イベントなので、席が埋まる前に予約してみてねー!
イベントが行われるKathleen Syme Libraryについて
ライブラリーでイベントに参加するついでに、ライブラリーで本や雑誌を読むとか、ライブラリーカードを作って本を借りてみるのもいいね。
●本、雑誌、DVD・CDなど、40,000種類が揃ってます。
●録音スタジオや、ミーティングルームを借りることも出来ます。詳細はこちら:melbourne.vic.gov.au/kathleensyme
●アートルームもあります。料金も良心的。
●コンピューターラボで、無料でパソコンも使えます。
●コミュニティーイベントも盛りだくさん。
●自由に使える、コミュニティーキッチンもあります。
●ライブラリー付属のカフェ「Wild Timor」で、ゆっくりお茶したり、ご飯食べたりも可能。(ここのチャイラテは、まじで美味い!)
●無料Wi-Fiあり。
●コミュニティーセンターの開館時間は、月曜〜金曜の9am – 5pm。
●ライブラリーの開館時間は、こちら:
月曜〜木曜: 10am – 7pm
金曜: 10am – 6pm
土曜: 10am – 5pm
日曜: 12pm – 5pm
●ライブラリー住所:251 Faraday Street, Carlton
City of Melbourne Libraryについて
このエコバッグ作りのイベントが行われるライブラリーは、メルボルン中心部にあるCity of Melbourne Libraryのグループの一つです。
ここに所属するライブラリーは、全部で6つあります。
●各ライブラリーの住所・行き方など、詳細はこちら:
https://www.melbourne.vic.gov.au/community/libraries/locations/Pages/locations.aspx
●各ライブラリーの開館時間です:
追記記事:2018年7月28日
このワークショップに、参加した時の写真をアップしますね。
めちゃくちゃ楽しかった〜♪
上のブーメランバッグは、私が作ったものではありません。この無料イベントは、ブーメランバッグのBrunswick支部の誰かがハンドメイドしたものを、ワークショップ後に、無料でいただきました。
その理由は・・・
このワークショップ当日の参加者は、「ミシン初めて触ります」の初心者が多かったのですね。私自身もブーメランバッグのワークショップに初参加でしたが、私は作り方を教えてもらわなくても、自分一人でできるので、スイスイと手際よく作ってました。
その日は、日本人の男性もワークショップに参加してました。本当は、ミシンが得意な女の子の友達と参加する予定だったそう。ところが、お友達が朝寝坊。(笑) ミシンは、中学校の家庭科の授業以来で、全然できないという日本人の彼。
会場には、「ミシン初めて」の参加者が多く来てましたが、教える人は、ブーメランバッグBrunswick支部のオージーのリーダー女性2人だけ。全然人手が足りてなくて。。。
そんな中、私自身はソーイング得意で、教えてもらう必要はないので。。。突然だったけど、ワークショップのリーダーから、「この日本人男性に、マンツーマンで、エコバッグの作り方を教える係やってくれない?」と、大役を、おおせつかってしまいました。
エコバッグは、自分でも何度も作ったことがあるので、もう説明書も見ずに、作れる私。
初めて参加するのに、いきなり即戦力で、人にソーイングを教える側になってしまった私‼️(≧∇≦)
ワークショップ終了後、主催者さんのお二人からも、いっぱい感謝され、喜ばれました。人に教えていたので、自分のバッグを作る時間はなかった。。。でも、自分の才能を惜しまずにシェアして、人に喜んでもらえるって、すばらしい!
1人でじっくりミシンに向かうのも楽しいけど、人に教えて喜ばれるのも、楽しい‼️*\(^o^)/*
主催者さん達も、参加者も、ものづくりが大好きな人たちで、自然と氣もあい、話が弾みました。
ワークショップ当日、自分で縫ったリネン素材のチュニックと、ガウチョパンツを着て行った私ですが。。。主催者の女性が、「YOKOの日本の型紙で作った洋服のデザイン、本当にステキ!私も作りたい」と、べた褒めしてくれました。ワークショップ後に同じ建物内のライブラリーで、日本のソーイング本を借りてましたよ。(うふふ!)
参加する前は、初対面の人ばかりだしと思い、ちょっと不安だったけど、勇気を出して行動してみて良かった‼️(≧∇≦)
下は、ワークショップ会場での写真です。
このイベント、また次回もあるかもしれません。現在、Kathleen Syme Libraryでの、次回の開催日は未定です。
Brunswick支部でのワークショップは、定期的に開かれています。まず、「Boomerang Bags Brunswick」というFacebookコミュニティーで検索して、グループへの参加を申請してみてね。そうすれば次回のイベントの時、FB上で情報が見れるので便利だと思うよ〜。
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