シドニーの、デザイン学校「Design Centre Enmore, Sydney TAFE」で、インテリアデザインを学んでますが・・・。
細々とした道具を入れる、ペンケースが欲しいんです。
授業中に使う、鉛筆、インクペン、シャープペン、シャープペンの替え芯、マーカー、定規、カッターなどを持ち歩けるタイプでね。
今使ってるペンケースの問題点
普段、ファスナー付きの「ポーチ型のペンケース」を使ってます。
でも、使いたいペンを探すのに、ガチャガチャとポーチの中を、ほじくり出して探すのが面倒。
使いたいペンが、さっと一目ですぐ見つけられ、ささっとすぐに取り出せるペンケースが欲しいと思いました。
まずは、どんなペンケースが使いやすいかをリサーチ!
「ロールペンケースだと、パカっと広げられるので、中身が一目瞭然で、使いやすいのでは?」と思いました。
シドニーの本屋&ステーショナリーショップ「Dymocks Bookstore」などで、市販されてるペンケースを見に行くことにしました。
「絵の具の筆を入れるタイプのロールペンケース」や、「ペンを入れる為のロールペンケース」がいくつか見つかりました。
ただ、大きな声では言えませんが・・・
「なんか使いにくそう・・・」(°▽°)ボソッ
「それにデザインが、全然、好みじゃない・・・」(°▽°)ボソッ
・・・でもっ、そこで、あきらめない私。
無いのなら、
作ってみせようホトトギス!
・・・ってことで、自作することにしました。
まず、ロールペンケースについて、リサーチ
私、「何かを、初めて作ってみよう!」と思う時は、まず、ネットでサラッと、リサーチ。
早速グーグルで、「ロールペンケース」を、イメージ検索をすると・・・
色んな色や、形の商品が出てきました。
ザザーッとスクロールして、既製品のロールペンケースを見てるうちに、「お!これ、いいな!」と思うタイプの色や形のモノが見つかりはじめました。
いいなと思った、ロールペンケース(その1)
(上の写真はネットからお借りしました)
使う時には、机の上で広げて、どこに何があるか、すぐ分かりそう。
しまう時には、クルクルっと紐を巻いて、コンパクトになるから便利そう。
また、ポケットが分かれているので、道具同士がこすれて、傷がつく心配もないので、良さそうです。
いいなと思った、ペンケース(その2)
(上の写真はネットからお借りしました)
「ハサミ入れ」や、「万年筆一本」を入れるなら、こういうコンパクトなタイプも素敵だな〜と思いました。
でも、今回は、デザイン学校で使う、細々とした道具をまとめて入れたいので、これは、ちょっとダメそう。
試作品、第1号を作ってみたよ!
「いいなと思った、ペンケース(その1)」の写真を参考に、見よう見まねで、まず1個作ってみました。
↓まずは、広げたところ:
↓こちらは、閉じたところ:
●外布は、葉っぱをモチーフにした、水色のコットン生地。デザイン学校の「サンプル布の部屋」から、もらってきた布です。
(↑デザイン学校の課題で、ビジョンボードや、プレゼンテーションボードを作る時に使えるようにと、無料で布地サンプルや、タイルサンプルなどを、自由にもらえる部屋があるんです)
多分、布の感触やデザインからして、カーテンやソファーなどの、生地サンプルかなー。
●内布は、ダイソーで買った茶色のフェルト生地です。
●ヒモは、家にあった黄色いコットン生地を、四つ折りして縫って作りました。
「試作品第1号」を、実際に使ってみた感想
- ペンを入れるポケットの間隔が、少し細すぎるみたい。
- 試しに、少し太めの万年筆を入れたら、パンパンで窮屈!これでは、取り出しにくい。
- もう少し、太めにしよう!
試作品、第2号を作ってみたよ!
●外布は、茶色のリネン生地。デザイン学校の「サンプル布の部屋」から、もらってきた布です。
●裏布は、茶色のフェルト生地。ダイソーで買いました。
●ヒモは、大阪に旅行に行った時に買った、着物の帯を、4つ折りに細くして、縫いました。
「試作品第2号」を、実際に使ってみた感想
- ペンを入れるポケットの幅を広めにしたので、太めのペンも、スムーズに余裕で取り出せるようになりました。
- でも、このデザインに100%満足してません。
- 見た目が、ちょっと不格好。
- 使い勝手も、いまいち。
- 次回作は、形とサイズを、もっと改善してみます。
・・・と言うわけで、「手作りのロールペンケース」は、気に入ったものが出来なかったので、まだ続きます。
「ロールペンケースを手作りする」シリーズを、全記事読むなら・・
もともとは、「デザイン学校で使う、細々とした文房具を持ち歩くのに便利なペンケースを作りたい」という好奇心から作り始めました。
でも、市販のペンケースを見て回っても、気にいるものがなかったので、自分で手作りすることにしました。
本当に気に入るものを作りたくて、試作品を作った後、自分で実際に使ってます。そして、「不便だな」と思うところは、納得が行くまで、何度も改善をしました。
この、「ロールペンケースを手作りする」シリーズは、「ロールペンケースのアイディアを練る」ところから始まります。
最終的には、日本に住んでるお友達「タカ」くんから、「万年筆5本と、予備の万年筆カートリッジ数本が入るロールペンケースを作って欲しい」と、注文をもらい、受注制作させてもらいました。
http://yokokawabata.com/rolled-pen1/
http://yokokawabata.com/rolled-pen2/
http://yokokawabata.com/rolled-pen3/
↑上の「道具入れ」は、
↓下のような「家紋柄の切り紙」を作るときに使います:
http://yokokawabata.com/paper-cutout1/
http://yokokawabata.com/rolled-pen4/
コメント Leave your feedbacks