シドニーで、展示イベント「Life by Okinawa」が、2017年2月頭に開催されます。
「沖縄の素晴らしさ」を、シドニーの人に伝えるイベントです。
展示会場には、会場を訪れたお客さんたちが、ホッと一息つけるように、冷たいお茶でおもてなしする小部屋が設けられるよう。
その小部屋で、私のハンドメイド作品が展示されることになりました!
展示作品は、何を作る?
この沖縄のイベントにお誘いしてくれた、シドニー在住の沖縄人の方たちから、
「沖縄の布地で、マイお箸ケースを作るのはどう?ピクニックや会社のランチに、自分用のお箸、スプーン、フォークを持っていくのに便利だし。毎回、割り箸を使い捨てするの、もったいないしね。エコでいいんじゃない?」
とのアイディアが出ました。
確かに、私の職場オフィスには、備え付けの共用スプーンやフォークがあるけど・・・。
他のオージースタッフが、使った後、綺麗に洗ってなかったりするんだよね(汗)。几帳面な日本人の私としては、清潔なマイお箸を使いたかったりする・・・。
このアイディア、いいかも!?
沖縄の布地について
今回、使った布は、沖縄の紅型(びんがた)という生地です。
沖縄のウチナー民間大使である「比嘉恵子(ひがけいこ)さん」が、沖縄から運んできたものです。
恵子さんは、こんな人:
試作品第1号が完成!
↑これが、一番最初に作った試作品。
このデザインは、見た目は素敵だと思ったけど・・・
「レストランや自宅で使うだけなら良いけど。でも、外出先に持ち歩く時は、箸がポロリと落ちそうになるなぁ・・・」
と思い、ボツに。
試作品第2号が完成!
外出先に持ち運んでも、箸が飛び出ない工夫をしました。
ヒモで、クルクルと巻いて使うのです。
いろんな人に見せて、感想を聞いたら・・・
「もうちょっと小さめサイズの方が、持ち運びに便利じゃない?」
と言われました。
正直言うと、ちょっと「ムッ」ときたけど・・・(私だって、人間だもの)
でも、冷静に考えてみれば、「確かにその通りだ」と思い、改善しました。
試作品第3号が完成!
「一番左の黄色い作品」は、「サイズが大きすぎる」と言われた、試作品第2号。
「真ん中の黒い作品」と、「右端の白い作品」は、ひとまわり小さくした、試作品第3号。
マイお箸ケースの使い方
↑三角の部分に、お箸の先を入れて、クルクルと巻いて使います。
沖縄の布地は、派手な柄物なので・・・。この布の、派手なエネルギーを生かすために、作品の裏地は、無地の布にしようと思いました。
裏地も、派手な柄物だと、喧嘩するかなーと思って。
沖縄出身の人に「沖縄と言えば、何色?」と聞いてみたら・・・。
即答で:
「紫、黄、赤、緑!」との答え。
ならばと、「沖縄人おすすめの4色」を、裏地に使うことにしました。
沖縄の布地を使った、他の展示作品
(1)カシュクールドレス
↑沖縄の紅型生地を使い、カシュクールドレスを作ってみました。
「沖縄の琉装(結婚式の着物)や、沖縄伝統舞踊の衣装みたいな雰囲気の色使い」で、普段着にも着れるものが作れないかな〜と思って、このカシュクールドレスのアイディアになりました。
↑琉装の着物です。
↑沖縄の伝統舞踊の衣装です。
(2)ポンチョ
↑こちらは、沖縄の紅型の布で作った、ポンチョ。
(3)お花のコサージュ
↑お花のコサージュは、フェルトで作りました。
ハンドメイド作家「下田直子さん」の、本「フェルトde小物」を見て作りましたよ♪フェルトで可愛い小物が作れる本なの。
本の説明通りに作ったら、簡単に作れたよ:
【中古】 フェルトde小物 アクセサリーも、バッグも、キーホルダーも セレクトBOOKS/下田直子【著】 【中古】afb 価格: (2017/05/23 21:09時点 ) 感想:0件 |
(4)ランチョンマット
↑沖縄の黒い生地と、黄色い生地を、組み合わせてみました。
(5)色とりどりのコースター
↑赤い琉球ガラス製のコップを置いてみたよ。
(6)名刺入れ
↑江戸時代のお財布のデザインっぽく、紐でクルクルと巻いて使うの。
(7)ファスナー付き小物ポーチ
↑裏地が赤くて可愛い!ファスナーの持ち手部分は、ファスナーが開けやすいように、ウッドビーズをつけて工夫しました。
↑マチ付きなので、結構いろんなものが入るよ。
(8)クッションカバー
↑正面から見たところ。
↑後ろ側は、布が重なり合ってる部分があるの。
カバーが汚れたら、簡単に取り外して、洗濯できるようになってる。
(9)リバーシブルのトートバッグ
↑黒い側です。
↑上のトートバッグを裏返すと、派手な黄色だよ♪
小物類、大集合!
●上のハンドメイド作品が展示された、イベント「Life, by Okinawa」です:
「沖縄ソーイングプロジェクト」シリーズを全部読む
不思議なご縁で知り合った沖縄の人たちと、ソーイングを通して、コラボしました〜♪
シンクロに導かれた、沖縄の人たちとの不思議なご縁
今回の沖縄ソーイングプロジェクトは、シドニー在住の沖縄人の方達との奇跡的なご縁で生まれました。
そもそもの出会いは、シドニーの沖縄料理レストラン「Dragonboy」さんでした。
「Dragonboy」のオーナーの「まささん」との、不思議なシンクロで始まりました。
「Dragonboy」って、日本語にすると、
●「Dragon」= 龍
●「Boy」= 少年
なんですよね。
つまり、「龍の少年」という名のレストランで起こった、「龍」にまつわるシンクロです。
まるで「龍のガイドさんに導かれた」ような不思議な出会いでした:
●龍のガイドさんのこと、この記事でも紹介してます:
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