私、万年筆が大好きです!
私が万年筆を好きになったきっかけは・・・
カナダで、演劇留学していた時でした。
学内で知り合ったフランス人の男子学生セドリックは、ヒョロリと背が高く、無精ひげを生やして、ハンサムでした。
暇さえあれば、本を読んでたり、フランス語で詩や文章を書いてました。彼が、長年愛用してるという万年筆で書かれたフランス語の文章が、まぁあー、なんとかっこいいこと!!!彼の個性的な風貌にピッタリでした!
セドリックの万年筆は、たまにインクが漏れて、指が青く汚れていた・・・。けど、それすらも、エキゾチックで、かっこよく見えました。
どこで、万年筆買う?
万年筆や、万年筆のインクを買うときには、ネットでレビューを読んだり、写真を参考にして、買うことが多いです。
東京近くに住んでいた頃は、銀座のITOYAや、丸善などで、実際に商品を手にとって、試し書きさせてもらってから、買ってました。
シドニーにも、万年筆を売ってるお店がいくつかあります。
(1)Dymocks Sydney
https://www.dymocks.com.au/stores/nsw/dymocks-sydneyシドニーのCBDにあります。一般的な、いわゆる人気のある万年筆が多いです。万年筆に、そこそこ詳しい店員さんもいるし、すっごく親切。試し書きも、頼めば自由にさせてもらえます。ボトルインクも、試し書きさせてもらえるのもあります。
ただ、お店が忙しい時間帯は、ショップの店員さんも大変そう。なので、商品の試し書きをさせてもらうのは気が引けちゃう私・・・。
(2)Pen Ultimate
http://www.pensdeluxe.ashop.com.au/g/1088124/trading-hours.html
Pen Ultimateのお店は、シドニーのQVBのLevel2と、Chifley PlazaのUpper Groundにあります。
日本製のセーラー万年筆なども置いてます。私の個人的な感想だけど・・・。
Chifley Plaza店は、小綺麗な感じで高級感あります。ショップの店員さんも親切。
QVB店は、ショーウインドーに飾ってあるペンに結構なホコリが溜まっていたりして、ちょっと雑然とした印象。ショップの店員さんは、人によって親切だったり、そうでなかったり・・。
日本製の万年筆も買えます。セーラー万年筆とか。でも、日本で買う値段と比べるとべらぼうに高い。それにシドニーで手に入る日本製の万年筆は、数や色など、種類が限られています。「今すぐ欲しい!」と喉から手が出そうになったけど、数ヶ月後に日本に一時帰国する予定があった私は、日本のITOYAで買いました。
私、結婚してシドニーに来たばかりの頃は、ステーショナリーショップで販売員をしてた時期もあります。そのお店では、Visconti、Lamy、Porshe Design、Faber-Castell、Graf von Faber-Castell、Campo Marzio Design、Caran d’Acheなどを置いてました。オーナーがセレクトした筆記具(万年筆、ローラーボール、ボールペン、シャープペンなど)でした。
もともと大好きな万年筆だったけど、お店で接客する時に、お客さんの質問に答えられるようにと、結構、勉強もしました。だって、本当に万年筆好きな人は、知識も経験も豊富だからねー。そんなマニアな愛好家の万年筆に対する愛は、すごいんです!
私の愛すべき万年筆たち・・・
セーラー万年筆:プロフィット21
*ニブ:長刀とぎ、Broad nib(太字)、21kt(21金)。
*インク:セーラー。
*インクの色:エピナール。モスグリーンを濃くしたような深緑がとっても素敵!
日本に一時帰国した時、銀座のITOYAで買ったセーラー万年筆です。ペン先は21金。http://www.sailor.co.jp/lineup/fountainpen/11-252114金でも、かなりソフトな当たりだけど、21金は、14金よりも、もっとソフトな当たり心地!
私の買った万年筆は「長刀研ぎ」(なぎなた)というもの。(店頭で「長刀」の漢字が読めず、「ながとうとぎの万年筆を試させて欲しいです」と言ってしまったよー!)日本語のハネや止めを綺麗に表現出来るそう。
日本語の漢字を書く時には、やはり日本製の万年筆の方が、「トメ」「ハネ」「ハライ」が綺麗に書けるそう。西洋の万年筆は、横書きの筆記体の英文を書くのに適しているそう。
日本のITOYAのカスタマーサービスは、感動するレベル。万年筆のインクも、色を選びやすいように、工夫がたくさん。あらかじめ紙に試し書きされたサンプルが見れたり、透明な万年筆10本ぐらいに、いろんな色のインクがすでに入っていて、自由に試せたり。(日本に住んでる人には、それが当たり前に思えるかもしれないけど・・・)
中屋万年筆:キンギョ
*ニブ:Music nib(ミュージックニブ)、14kt(14金)
*ニブ詳細:http://www.nakaya.org/manual/default.aspx?item=pensaki
*インク:プラチナ、カートリッジ。
*インクの色:ブルーブラック。
中屋万年筆:赤溜
*中屋万年筆(赤溜)の詳細:
http://www.nakaya.org/review.aspx?id=193&type=body
*ニブ:Broad nib(太字)、14kt(14金)中屋万年筆の14金のペン先は、スチール製のペン先に比べると紙への当たりが柔らかく、カリカリと引っかかる感じが無い。
*インク:プラチナ、カートリッジ。
*インクの色:ブルーブラック。
LAMY万年筆:SAFARI
*インク:LAMY。
*インクの色:ブルーブラック。
LAMY万年筆:abc
*ニブ:A nib(ビギナー用で、万年筆初心者や子供向けのニブ。ペンポイントが丸い形をしている)、スチールニブ。
*Aニブの詳細:http://www.leftylife.jp/blog/fountain-pen/2598/
*インク:モンブランク。
*インクの色:パープル。
私のお気に入り、全員集合!
写真を撮ってみて、ふと気づいたけど・・・
お気に入りの万年筆は、ほとんど赤!!
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