シドニー映画祭2016に、想田和弘(そうだかずひろ)監督と、プロデューサーの規与子さんが来豪
シドニー映画祭 2016で、想田和弘監督の映画「牡蠣工場」(かきこうば)(英題:Oyster Factory)が上映されることになりました。
⬇︎左から、想田和弘監督、私、ラッセル、規与子さん。
想田和弘監督と、規与子さん(プロデューサー)が来豪
想田和弘監督のドキュメンタリー映画「牡蠣工場」が、シドニー映画祭で上映されることに伴い、アメリカのNYから、相田和弘監督と、規与子(きよこ)さん【プロデューサー・監督の奥様】が来豪しました。
上映場所は、シドニー中心部の「Event Cinemas George Street」でした。
私、この監督の映画が本当に大好きなんです!今回の映画もすごく良かったー!
映画上映後に監督の質疑応答の時間が設けられ、うちの旦那ラッセルがホストを務めました。
この素敵な想田監督とキョウコ夫人と、うちの旦那くんと私には共通の友人「ツヨシさん」がおりまして・・・。本当に世の中狭いと言うか、ご縁って本当に不思議です。ツヨシさんとは東京で ‘Dead Cat Bounce’ という劇で、以前ご一緒させていただきました(Chris Kondekin監督演出)。
●Dead Cat Bounce詳細:
https://yokokawabata.com/dead-cat-bounce/
想田和弘監督の、観察映画第6弾「牡蠣工場」あらすじ
舞台は、瀬戸内海にのぞむ美しき万葉の町・牛窓(うしまど)(岡山県)。
岡山は広島に次ぐ、日本でも有数の牡蠣の産地だ。養殖された牡蠣の殻を取り除く「むき子」の仕事は、代々地元の人々が担ってきた。しかし、かつて20軒近くあった牛窓の牡蠣工場は、いまでは6軒に減り、過疎化による労働力不足で、数年前から中国人労働者を迎え始めた工場もある。
東日本大震災で家業の牡蠣工場が壊滅的打撃を受け、宮城県から移住してきた一家は、ここ牛窓で工場を継ぐことになった。そして2人の労働者を初めて中国から迎えることを決心。だが、中国人とは言葉が通じず、生活習慣も異なる。隣の工場では、早くも途中で国に帰る脱落者も。果たして牡蠣工場の運命は?
映画「牡蠣工場」予告編
想田和弘(そうだかずひろ)監督について
映画作家。1970年栃木県足利市生まれ。
東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。
スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。
93年からニューヨーク在住。
NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。
想田和弘(そうだかずひろ)監督の著書
「精神病とモザイク」(中央法規出版)、
「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」(講談社現代新書)、
「演劇VS映画」(岩波書店)、
「日本人は民主主義を捨てたがっているのか?」(岩波ブックレット)、
「熱狂なきファシズム」(河出書房新社)、
「カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論」(集英社インターナショナル)、
共著に「街場の憂国会議 日本はこれからどうなるのか」(晶文社)、
「原発、いのち、日本人」(集英社新書)、「日本の反知性主義」(晶文社)
「観察する男 映画を一本撮るときに、監督が考えること」(ミシマ社)
想田和弘(そうだかずひろ)監督の映画作品
An inspiring documentary film ‘Oyster Factory’ (directed by Japanese director, Kazuhiro Soda) was shown at the Sydney Film Festival today. I’ve been a big fan of his films and I loved this new film again!
After the film, there was a Q & A session with the director. My hubby hosted it on stage.
This lovely couple Soda-san and Kyoto-san had worked with our common actor/dancer friend, Tsuyoshi. I’m amazed with how a small world we are living in! I’m so happy to be able to connect different dots to make new friends today. [Tsuyoshi and I performed in a theatre piece ‘Dead Cat Bounce’ in Tokyo, which was directed by Chris Kondekin.
●Details about Dead Cat Bounce:
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