Photos from the show/公演舞台の写真
Performance Details/公演詳細
Dead Cat Bounce. Perf.Yoko Kawabata, et al. Dir.Chris Kondek. Festival Tokyo 09 Autumn, Nishi-Sugamo Arts Factory, Tokyo, Japan. 23-27 Nov. 2009.
作品名:デッド・キャット・バウンス。 パフォーマー:川畑陽子、クリスティアーネ・キュール クリス・コンデック 近藤強(青年団) アレクサンダー・シュレーダ ヴィクトル・E.・モラレス シモン・ヴェルスネル。演出家:Chris Kondek。Festival Tokyo 09秋、にしすがも創造舎、東京。2009年11月23-27。
Post-Performance Talk/公演後のトークショー
2009年11月11日の公演後に、「Post-Performance Talk」が行われました。
会場からの質問コーナーもありました。
にしすがも創造舎で、リハーサル
外国人役者の、普段の顔
電車の天井に、頭がつきそう、スレスレ!
フェスティバル/トーキョー(F/T)とは?
フェスティバル/トーキョー(F/T)は、東京で開催される国際的な舞台芸術フェスティバルです。
フェスティバル/トーキョー(F/T)は、舞台芸術の魅力を多角的に提示し、国境、世代、ジャンルを越えて多様な価値が出合い、互いに刺激しあうことで、あらたな可能性を拓くことを目指しています。
国内外から集結する同時代の優れた舞台作品の上演を軸に、各作品に関連したトーク、映画上映などのプログラムを展開します。フェスティバルを通じて、社会をあらたな目で問い直す力を持った作品や、その創り手と観客が向き合うことで、「境界」を越えた対話を生み出していきます。
出典:http://www.festival-tokyo.jp/16/about/
このフェスティバル/トーキョー(F/T)は、演劇、ダンス、映画、美術、文学、音楽、コミュニティーアートまで含む、様々な芸術分野のジャンルを横断するような作品、既成のジャンルには当てはまらないような実験的な作品も含まれていて、面白いです。
いわゆる「ダンス」や「演劇」の枠組みでくくれないジャンルの作品も観れます。
公演会場の、にしすがも創造舎について
公演会場の、にしすがも創造舎は、2001年に閉校した豊島区立朝日中学校の校舎や体育館をそのまま残し、04年8月にオープンしたアートファクトリーです。
「ファクトリー=工場」として、アーティスト、子どもたち、地域の方々などがいろいろなものを創り出しています。
豊島区文化芸術創造支援事業の一環として、「アートネットワーク・ジャパン」と「芸術家と子どもたち」の2つのNPOが共同で管理運営しながら、子ども向けワークショップや読み聞かせ、地域の方々とアーティストによるプロジェクトなどを行なっています。
教室は稽古場として貸出し、体育館は稽古場や劇場としても使われています。
作品名「デッド・キャット・バウンス」の意味
Dead cat bounceは、株式投資用語です。株価が大幅下落後の一時的な小幅回復を意味します。
「高いところから落とせば、死んだ猫でも跳ね返る」ことに由来し、ウォール街で生まれた言葉です。
デッド・キャット・バウンスの予告動画
上の動画は、日本公演前に収録された、海外公演での録画映像のようです。ドイツ語の字幕があるから、ベルリン公演かしら?
日本公演に関しては、「日本ヴァージョンもつくりたい」という演出家や俳優の意向で、日本人も2人キャスティングされました。
クリス・コンデックが誘うのは、観客が支払ったチケット代を原資にした、90分間の投資ゲーム・ショーの世界。
ロンドン証券取引所で取引される株式をリアルタイムで売り買い。その過程では、観客も意思決定に加わる。
儲けるには、どうすればいい? いつ降りれば、損をしないで済む?欲と恐怖に支配されながら学ぶ金融資本主義と、そのシステム。
演出のクリスが、経済評論家の佐藤治彦さんと対談
演出のクリスが、記者会見で作品紹介
日本公開前の記者会見で、演出のクリス・コンデックが「作品を作るプロセス」について語っています。
これまではヨーロッパで上演してきたこの作品ですが、日本で公開するにあたり、時差の関係もあり株式市場の営業時間に間に合わないという問題がありました。どうやってその問題を解決したかについて語ります。
また「ヨーロッパ公演作品と全く同じものを、そのまま日本で上演する」のではなく、日本で公開する作品は、独自の日本バーションを作るため、ヨーロッパ公演作品との違いについても話しています。
下のリンクの、上から6番目の写真「クリス・コンデックの挨拶」をクリックすると、インタビューのビデオが観れます(FlashPlayerが必要です):
作品に関わった方々のクレジット
フェスティバル/トーキョー実行委員会【アメリカ/ドイツ】
フェスティバル/トーキョー(F/T)での公演情報
公演名:Dead Cat Bounce(デッド・キャット・バウンス)
公演日:2009年11月23日(月・祝)〜27日(金)
公演会場:にしすがも創造舎 (Nishi-Sugamo Arts Factory)
上演時間:90分(休憩なし)
上演言語: 英語 (日本語通訳あり)
演出:Christopher Kondek(クリス・コンデック)
チケット:自由席:整理番号付き。一般:4.500円。学生:3,000円/高校生以下:1,000円(要学生証提示)。
メディア紹介記事など
演劇情報サイト・ステージウェブ
http://www.stageweb.com/2009/08/fttokyo09aw.html#06
朝日新聞
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY200910160284.html
東京文化発信プロジェクト
ジャパンファンデーション
http://www.performingarts.jp/J/topics/archive/2009/j20091001.html
CINRA.NET
http://www.cinra.net/news/2009/06/02/122603
FilmMagazineOnline
http://eigamagazine.blog.jp/archives/1918396.html
共演した日本人の役者「近藤強」さん(素晴らしい役者さんです)
http://www.antonialui.ws/tk/resume.html
http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/kondo.htm
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