Performance Details
◆Title: The Sound of Music.
◆Written by: Julia Antopol Hirsch.
◆Director: Shinsuke Funaki.
◆Performance: Yoko Kawabata, et al.
◆Venue: The Fukui International Association.
◆Performance date: November, 1995.
◆The role I played: “Elsa”.
作品詳細
◆作品名:サウンド・オブ・ミュージック
◆脚本:Julia Antopol Hirsch
◆演出:舟木伸介
◆劇団:福井シアターカンパニー
◆パフォーマー:川畑陽子(悪妻のエルサ役)、その他
◆公演場所:福井県国際交流会館、福井県
◆公演日:1995年11月
この作品で演じた、いきさつ
実は、生まれて初めて、英語劇の舞台に立ちました!\(^o^)/ わーい(日本語での演劇すらやったことないのに〜!)生まれて初めての体験に、ドッキドキの、ワックワク!💕
このミュージカル作品『サウンド・オブ・ミュージック』で、私は悪妻の『エルサ役』を演じました。
◆◆◆
この時は、友人の舟木伸介さんから誘われて、好奇心でやってみたのです。舟木伸介さんは、学生時代に、オーストラリアの大学『University of Sydney』で、『福祉学』を専攻をしていました。
University of Sydneyで福祉学を専攻していたとはいえ・・・。そこの大学では、『専門とは関係のない科目のクラスも取れる仕組み』だったらしく・・・。舟木さんが、昔から好きだった演劇のクラスを1つ取ったんだそう。本当はもっと取りたかったらしいけど、英語のハンデが大きくて、無理だったそう。
(↑余談ですが、私は日本の大学に行ったことがないので、日本の仕組みは分からないんだけど・・・。カナダの大学・大学院でも、自分の専攻科目以外にも、いくつか別の科目を取れる仕組みになっています。いろんな科目を取りながら、自分の適性を知れるので良い仕組みだと思います)
英語が母国語じゃない人が、英語を母国語として話す人達に混じって、海外の大学で演劇のクラスを取るのは並大抵のことではないんです。
『講義』が主な座学のクラス(心理学、社会学、人類学、哲学などなど)は、座ってレクチャーを聞いてノートを取ればいいのですね。(ま、たまにグループディスカッションなどはありますが)英語が母国語じゃない人にとっては、英語のレクチャーを100%は理解できないかもしれない。でも少なくとも、黙って座って聞いているフリをすれば、みんなの前で恥をかくことはない。
だけど演劇のクラスでは、当然のことながら実際に身体を使って表現しないといけないのです。先生から課題を与えられたら、瞬時に反応して、それを身体を使ってみんなの前で表現する。でも英語が理解できないと、なんの課題を与えられたのかが分からないから、表現もできない(汗)。
◆◆◆
さて、この公演は、日本人のメンバーが20人ぐらい参加してました。
なんと、アメリカ人男性も一人参加してました!マリヤ役(主役)を演じた女性の、パートナーのJeffさんです。(アメリカ人)も、
公演会場は、福井県国際交流会館の野外舞台でした。毎年一回開かれる「福井県インターナショナル・フェスティバル」のイベントの一環として、英語劇を公演させてもらったのです。
野外会場だったし、予算もあまりなかったので、大掛かりなセットを組み立てることは出来ず。でも、屋内の場面はカウチを置いたり・・・。屋外の場面は、手描きで描いた風景の垂れ幕を下げました。(少ない予算の中で、みんなでアイディアを出し合って創作した公演でした!)
この公演は、一日だけ。でもリハーサルには2ヶ月間ぐらいかけて準備したんですよ。(経済的なことを考えたら、めちゃめちゃ非効率ですが、みんなで創造する舞台は、かけがえの無い体験です!)みんな舞台活動は初めての素人ばかりの日本人でしたが、仕事帰りに公民館に集まって練習しました。
◆◆◆
この初舞台が終わり・・・。
まもなくして、舟木伸介さんが『次は第二作!Beauty and the Beastの公演やるぞ!』と、意気込んでました。
英語の脚本をもらい、リハーサルが始まりました。この2回目のミュージカル公演には、新たにRon Dick(ロン・ディック)さんというカナダ人男性が演出家として加わりました。
Ronさんは、カナダのAlberta州にあるエドモントンという町にある、University of Albertaという大学で学びました。主専攻は『English(英文学)』で、副専攻として『Drama(演劇学)』を学んだそう。
Ronさんが、カナダの大学で演劇を学んでいた時は、クラスが始まると、まずは『Improvisationの手法』を使った、15分程のウォームアップをしたそうです。
だからRonさんが、この日本人の英語劇グループに演出家として加わった時、そのリハーサルでも、毎回『Improvisationの手法』を使ったウォームアップが導入されました。
この時なんですね。
私、『ビビビッー!!⚡️⚡️』と、稲妻に打たれたような衝撃が全身に走りました。
w(°o°)w おおっ!!
なぜだか分からないけど・・・。この『Improvisationの手法』をどうしても、もっと学びたくなりました。
そして、Ronさんに相談したら、『アメリカやカナダの大学に留学して演劇を学べば、僕の教えるWarm-upsを色々学べるよ。北米では、すごく一般的な演劇の手法だから』とアドバイスをいただきました。
そして私は、その言葉を素直に信じて、カナダにすっ飛んで行ってしまいました。
(私自身、まさかこのあと、演劇の魅力にハマって・・・。演劇を学ぶために、はるばるカナダ留学に10年間も行くことになるなんて、この時は夢にも思っていませんでした!!!)
福井県から、カナダへ飛び立ち、大冒険が始まる!
演出家のRonさんのアドバイスを聞いて、カナダにぶっ飛んで行った私。いったい、どんな冒険を体験したのでしょう?
実は、カナダでの舞台デビューは、『売春婦』の役でした。そこで『乳ポロリ事件』が発生するハプニングがありました!(爆)
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