今も、メルボルンでハウスシッター中の、旦那ラッセルと私です。
ちょっと前のシッター先は、メルボルンCityから、電車とバスを乗り継いで1時間半弱にあるCroydon North地区の一軒家でした。
お世話をしてたのは、ドイツ系の「シュナウザー」という種類のワンコ。名前は「オスカーくん」。
家の近所には、Researveと呼ばれる自然保護区がたくさん。オーストラリア由来の木々がたくさん生えています。
ワンコの毎日のお散歩は、こんな豊かな自然に囲まれた自然保護区で!(このワンコ、すっごい幸せ者だー!)
地球環境にやさしい、一般ゴミの捨て方
メルボルンのいろんなお家に住むうちに、「地球環境にやさしい生活」に気を配ってる人って、たくさんいるんだなぁ〜って学ばさせてもらってます。
このCroydon Northのご家庭でも、バナナやリンゴの皮などの生ゴミは、庭のコンポス容器に入れて、微生物の力で発酵させ、オーガニックガーデンの植物の肥料にしています。
と、ここまでなら、メルボルンの環境意識が高い家庭では、よくある話。では、環境意識が高いご家庭では、一般ゴミ(日本でいう「燃えるゴミ」)は、どうやって捨てているのでしょうか?
・・・っと、その話をする前に、「そもそも生ゴミを再利用するコンポスを設置する庭がない!」って人もいるかと思います。その場合の方法をまずご紹介した後で、一般ゴミの話に戻りますね。
コンポスがないなら、生ゴミを捨てる新聞紙のポケットを折り紙する
あなたの家では、バナナやリンゴの皮などの生ゴミ、どうしてますか?
私たち夫婦も、「生ゴミは、お庭のコンポスに入れて、リサイクルできる」・・・と、その良さを、分かってはいます。
でもねっ、
私たち夫婦は定住地がなく、いろいろなお家でハウスシッターしてます。もちろんハウスシッター先に、コンポスがないお宅もあります。
その場合、「でっかいコンポスを勝手に購入してきて、庭に設置してしまいます!」
(・・・・ってのは、ジョークです。笑)
やはり、それぞれの家庭の事情や考え方もあるし、「コンポスが良い」と分かっていても、勝手なことはできません。
そこで考えたのが、コンポスがないお家では、「生ゴミを捨てるための、新聞紙ポケットを折り紙する」方法です。これを一般ゴミとして捨ててます。
「ゴミ埋め立て地に埋められても、何百年も土に還らないプラスチックのゴミ袋を大量に使う」よりも・・・。
「新聞紙ポケットに生ゴミを入れて、一般ゴミとして捨てる」ほうが地球にとってやさしいと思うんです。
コンポスが良いのは分かるけど、「そもそもコンポスを設置する庭がない!」とか、「旅行中なので、コンポスがない」という時、使えるんじゃないかな?
では、その作り方です:
(1)大きめの新聞紙を1枚、準備する
ちなみに、メルボルンのSouthern Cross駅内の大手スーパー「Woolworths」の入り口に、中国語の無料の新聞紙がどっさり置いてあります。この新聞紙は大きいし無料なので重宝してます。
(2)下から、真ん中の線まで折る
(3)左側から3分の2のラインまで折る
(4)右側からも同じように折る
(5)左側のポケットに、右側の新聞紙を入れ込む
(6)新聞紙をひっくり返す。上を三角形に折って山の形に
(7)山の部分を、ポケットに入れこむ
(8)山の部分をポケットに、下まで入れたこんだとこ
(9)底にマチを作ると、バッグが立つので便利
(10)生ゴミは水気を切って、この中に捨てる
(11)生ゴミの汁が漏れないように、プラ容器などに入れて使う。容器が汚れたら、サッと簡単に水洗い
(12)バッグ完成!バナナの皮などを入れて使ってるところ
どうでしょうか?
これなら無料で簡単に作れます。一般ゴミとして埋め立て地に運ばれた生ゴミも、早めに分解されて土に還れます。
一般ゴミをプラスチックのゴミ袋に捨てたらどうなる?
メルボルンのエコ意識の高い家でも、コンポスに利用できない「一般ゴミ」は、プラスチックのゴミ袋に集めて、週に1度のゴミ収集車に引き取ってもらうための、庭の大きなBin(ゴミ箱)に入れてるところがほとんどです。
そうすると、どうなるか?
オーストラリアでは、一般ゴミは燃やしません。有害なガスが出るのを防ぐためです。なので一般ゴミは、ゴミの埋め立て地に持っていかれた、地面に埋め立てられるのです。
プラスチックのゴミ袋に入った一般ゴミは、土の中の微生物に分解されるかしら?うーん、多分、何百年もかかりそう・・。
でも、他に捨て方が思いつかないし・・・。私、一般ゴミを捨てるときに、ずっとモヤモヤしてました。
ところが!
このお宅は、このCroydon Northのご家庭では、一般ゴミの捨て方の素晴らしいアイディアを実践していました。
ジャーン!
これ、台所で出る一般ゴミ(日本で「燃えるゴミ」と呼ばれているもの)を捨てるゴミ箱です。
プラスチックのゴミ袋に捨てるのではなくて・・・。ゴミ箱全体を、新聞紙2枚ぐらいづつで、すっぽりと包んでます。
ゴミの汁が漏れるんじゃないかと心配したけど・・・。水分が多いもを捨てるときは、水分をよく絞ってから捨てれば、全然大丈夫でした。
そして、この新聞紙で包んだ一般ゴミのゴミ箱を近くで見ると・・・。ゴミ箱の底に、庭で育てているローズマリーの葉っぱが入ってました!!ゴミを捨てるたびに、ローズマリーのいい香りが、ホワーンと上がってきます。
セロファンなどパッケージ包装のソフトプラスチックの捨て方
パッケージ包装のセロファンなど、ソフトプラスチックと呼ばれるゴミは、大手スーパー「Woolworths」や「Coles」に持って行くと、公共のベンチなどに再利用されます。
どんなモノがソフトプラスチックなのか、詳しくは、私の過去のFacebook記事で読んでね:
家の中の美しい氣や、波動から受ける影響について
地球にやさしいゴミの捨て方を実践してる、この素敵なご家庭は、ゴミの捨て方だけにとどまらず、家のあちらこちらで素晴らしいアイディアを実践されていました。(写真撮り忘れたー!)
例えば、洗面所には、プラスチック容器に入ったハンドソープは置かない。代わりに、手にやさしい(ちょっと高価そうな)石鹸を使用してました。石鹸は、素敵な陶器のお皿に乗ってました。
バスルームにも、プラスチック容器に入ったシャンプーは無くて・・・。代わりに、お肌にやさしい(ちょっと高価そうな)石鹸のシャンプーを使っていました。
バスタオルやハンドタオルなども、目にやさしいベージュ色や白色の、柄のない無地だけど、(ちょっと高価そうな)織り方が素敵な上質な素材のものを、必要な数だけ、揃えていました。
必要な数だけ・・・というのがミソ。
「余分なモノ」がないと、使うときに、「パッ」と一目で見て、即座に取り出せます。
「こんまり」こと近藤麻理恵ちゃん風に、家の中の家具や、冷蔵庫の食品、日用品など、ときめくものだけを最小限の数だけ置いているの。冷蔵庫の中も清潔で、整頓されてて使い心地もいいし。トイレもピカピカに掃除が行き届いている。
そんな「無駄なモノがない」生活を体験してみると、毎日の日常生活の中で、毎回「イラっ」と来る部分がないのです。いつも上機嫌で、ご機嫌でいられる。
私がやってる手織りって、その時の気分がバッチリ、色に出てしまう。直感で無意識に選んでいる糸の色だけど、気分が落ちてるときに織ると、ドドメ色ばかりになってしまう。
今回、この素敵なお家で、毎日ご機嫌な状態で手織りした布は、ワクワクする色の組み合わせに織り上がりました!これです:
ときめくモノに囲まれて、ご機嫌で過ごすことって大事だな〜と、改めて気づかされたお家でした。
ありがとう! ( ´ ▽ ` ) わーい
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