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National Wool Museumでオーストラリアのウールの歴史や羊の毛狩りを見学しよう

手織りの道具

◎オーストラリアのメルボルンで、虹織り(虹色の手織り)アート作品を創造してる陽子です。

◎Rainbow Weaving Art | Melbourne | Award-winning textile artist

▼ Creation Process/虹織りアート創作▼

オーストラリアと言えば、ひつじ!

メルボルンのGeelong地区に、「National Wool Museum」(国立ウールミュージアム)があると聞きました。

行ったことがある人によると、展示会場はかなり大規模で見どころたっぷりだそう。

そして、なんと!

このミュージアムは、2018年12月21日で30周年を迎えるそう。 その記念に、その日のみ入場料無料でした。羊ちゃんの毛刈りも見れるらしい。楽しみ〜! 

National Wool Museumを正面からパチリ
このドアが入り口

ウールミュージアム内のおみやげ屋さん

建物の中に一歩足を踏み入れると、おみやげ屋さんになっています。ウールミュージアムだけに、羊や羊毛から作られた商品が所狭しと並びます。

このおみやげ屋さんだけを見るなら、入場料は不要です。

羊毛で作られたショルダーバッグ
ウールで作られた毛糸の帽子やスカーフ
あれ!これはポッサムの毛で作られた手袋!

ウールミュージアムだから、羊毛製品しかおいてないかと思いきや、いきなり例外を発見!(笑)

ポッサムです。出典:https://www.wildlife.vic.gov.au/managing-wildlife/possums

この手袋は、「ポッサムの毛皮と、メリノウールの内側の毛で作られてる」と書いてあります。

ポッサムと言えば、オーストラリアでよく見かける夜行性の動物です。猫とキツネのミックスみたいなキュートな見た目。

でも野生の動物なので、飼い猫とは違います。爪はシャープで、特に子供連れのポッサムは子を守るために、どう猛にもなるらしい。なので「かわい〜!」と餌をやったり、頭を撫でようとすると痛い目に合います。

ポッサムは、オーストラリア内では狩猟が禁じられています。お隣の国ニュージーランドには、もともとポッサムは住んでいなかったけれど、どういう訳だかポッサムが異常繁殖しているらしい。天敵もいないので、どんどん増えるし、その対策として、ポッサムを採って毛皮を利用してるそう。

だから、この手袋は多分、ニュージーランド産のポッサムの毛で編んでるんじゃないかな〜。

ウールミュージアムだけど、「まぁ、ポッサムもオッケー」ってあたりが、いい加減・・・じゃなくて、おおらかなオーストラリアっぽくていいです、はい。

左手にスカーフ。真ん中はマフラー。右手にセーター。

真ん中のクマみたいな商品、一瞬、「くまモン?!」と思いましたが、違いました。(笑)

羊の毛からできたフェルトのクッション

National Wool Museumにある、大きな織り機。高級ペルシャカーペットを織るための機械だそう。 

ミュージアムの展示物:エリマキトカゲのコイン

オーストラリアの記念コイン。下の段の右から2番目は「エリマキトカゲ」のコイン

ミュージアム内に、オーストラリアの記念コインが展示してありました。 

「これが、噂のエリマキトカゲのコインかー?!」と思わず撮影しちゃいました。

うちのオージー旦那ラッセル情報によると、このエリマキトカゲのコインが使われていた時期は、日本がバブル最盛期だった頃だそう。そして日本人観光客が、オーストラリアにワンサカと押し寄せたそう。

折しも日本では、エリマキトカゲの面白いTVコマーシャルが流行っていた時期だったらしく・・・。ワンサカと押し寄せた日本人観光客は、「いいオーストラリア土産になる!」とばかり、ワンサカとエリマキトカゲのコインを日本に持って帰ったそう。

そのおかげで、オーストラリア国内では、このエリマキトカゲの絵柄がついたコインだけが品薄になり、困った事態に陥ったそう。そんないわくつきのエリマキトカゲのコインを見れて、感動しましたよー!

ミュージアムの展示物:でっかい織り機

細長いラグを織る機械です
上にぶら下がっているのが、織りパターン。すごい量!
縦糸です
コーン巻きの毛糸が、縦糸になってます。すごい量!
突然おじさんスタッフ登場!実際に織り機を動かして実演してくれました!
織り機を上から見たところ。おじさんの後頭部まで見えちゃいました(笑)
これが完成品のラグ

とっても大きな織り機!  これだけの縦糸をセットアップするの、大変な作業だろうなー!

おじさんスタッフさんが、機械を実際に動かして、織る様子を見せてくれました!いつ行っても実演してくれるのか、この日だけ30周年記念の特別サービスだったのかはわからないけど・・。

ひつじの毛刈り実演

裏で待機していた羊さん、登場!
どんどん毛皮を脱がされて、あらーん、お尻丸見えー!
脱がされた毛皮の量!
毛を刈った後の羊さんは、やぎみたい・・

毛刈りが終わり、スッキリサッパリのひつじちゃん。 毛刈りの最中、結構暴れるのかと想像してたけど、意外や意外! 最初っから、すごいおとなしいの。「なすがまま」って感じで。


このひつじさん、あまりにも抵抗しなさすぎ・・・。毛刈り職人さんに身体をダラーンともたれ掛けて、ゆだねちゃってるの。 

見学してた子供たちが、「そのひつじ、死んでるの?」と質問してね。毛刈り職人さんが苦笑する場面も!(笑) 

あと、「その、ひつじの名前は?」と聞いてた子供もいたな。毛刈り職人さんは、「うちの牧場には、沢山のひつじがいるから、名前つけきれないよー!だから、名前はないの。でも、名前つけてみる?lamb chop (ラムチョップ)とか、どうかな?ガッハハハ〜〜」と答えてた。 

(Lambチョップのジョーク、私は、顔が引きつってしまったが・・・。こんな、かわゆ〜いひつじさんを見ちゃったら、食べるなん想像できな〜い!)

毛刈りが終わった後、「ひつじを、撫でていいよ〜」と言われた子供たちは、大喜びで、なでなで!(私もしたよ〜〜‼️)

もう、めっちゃ、かわゆ〜い‼️ひつじ、飼いたい〜〜! 


うちのオージー旦那ラッセルによると・・・。彼が10歳ぐらいまでの頃は、裏庭でひつじを飼ってた家庭が、結構オーストラリアにいたそう。ひつじが、芝生や雑草を食べてくれるので、草刈りをする手間が省けるからだそう。

毛を刈ったばかりのひつじの身体は、「ぬちょ〜〜っ」と脂っこかった。刈りたての羊毛の25%は、脂分なんだとさ。これが「リノレン」という、ひつじから採れるクリームになるそう。皮膚炎に効くらしい。

ひつじを触った後、手が脂っこくなった。臭いも強烈! 

・・・と言うのもね。ひつじの毛刈りは12ヶ月置きだから。人間も12ヶ月間シャワー浴びずに野外で暮らしたら、こんな風に脂っこく臭くなるかしら?

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▶︎昔から『七色のものを身につけると災厄を防ぎ、幸運を招く』と言われます。風水や四柱推命でも『厄年の時など、厄がつきやすい時には虹色のものを家に置くと良い』と言われます。虹色の不思議な効果をまとめました▶︎▶︎

▶︎高品質でお肌に優しい天然素材の糸で創作。

▶︎厄除け・しあわせをよぶ虹織り作品を身につけて、豊かに幸せに生きましょう。

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