オーストラリアのメルボルンで手織りしてまーす。
日本から通販で手織り機 さきおり Clover(クロバー) 手織り機 咲きおり 40cm 30羽セットを買い、自宅で手織りしています。
咲きおりセットには、木製のスティックシャトルが、付属で2本ついてきました。
でも私は、スティックシャトルが苦手・・・。チンタラ、チンタラと遅くてスピードが出ない!
メルボルンの手織り教室「Art Weaver SAORI Studio」で使ったボートシャトルが恋しい!ボートシャトルを使うと、「シャー、シャー」とアイススケートのようで、めちゃめちゃスピーディーに手織りできるのです。
なので、咲きおりにも使えるボートシャトル を調べまくって、ついに、ダブルボビンシャトル「Bluster Bay 14″ Swedish double bobbin closed-bottom shuttle」を発見しました!
そして、アメリカのショップから商品が届きましたー!私が選んだのは、クルミの木で出来たダブルボートシャトル です。
私が買ったダブルボビンシャトルの詳細はこちら:
ボビン(Quill)への、手織り糸の巻き方
一般的なボートシャトル は、ストロー状のプラスチックの筒に、手織り用の糸を巻きつけて使います。
私が買ったダブルボビンシャトルは、ボビンの代わりに紙製のQuill(クイル)を使います:
Quillへの糸の巻き方
最初は、手でQuillに糸を巻いてたのですが・・・。
時間かかるし、チマチマとした作業が面倒で・・・。
もっと早く糸巻きが出来る機械が欲しくなりました。ダブルボビンシャトル を購入したアメリカのショップに問い合わせしたら、この糸巻き機を案内されました:
上の商品は、「THIN/Lace Spindle Bobbin Winder – Glimakra Tool」と呼ばれるものです。これを使ってQuillに糸を巻くわけです。値段はAU$190.55(約13,664円)です。
前回、ダブルボートシャトルとQuill10本セットを購入した時は、
- Item Total(商品合計):AU$87.66
- Delivery(アメリカからオーストラリアへの配送料):AU$33.20
- GST(税金):AU$12.09
- Order Total(総合計金額):AU$132.95
・・・という感じでした。
もし今回、このゴツくて重そうな糸巻き機をアメリカからオーストラリアに取り寄せたら、「$250は超えるかなー、いや重さがあるからもっとするかな〜?」って思ったのですが・・・。実は心配するまでもなく、「オーストラリアには配送不可」との表示が!(ええっ〜!)
買えぬなら、作ってみようホトトギス♪
「電動でクルクルと回る小型モーターはないかしら?」と、ダイソーを物色したら、こんなものを見つけました:
右の「電動字消し」は、Quillを通す芯となる、「しっかりした細い棒」が必要です。でも適当な長さ・太さの棒が見つからなかった。
なので、左のハンドミキサーで作ってみました。
ダイソーのハンドミキサーで電動糸巻き機を作る手順
(1)ハンドミキサーの頭をチョン切る
赤丸で囲んだ部分を、ニッパーなどでチョン切ります。
金属なのでちょっと硬いけど、がんばれば女の私でも出来たよ。
(2)ハンドミキサーの金属部分にマスキングテープを貼る
ハンドミキサーの金属は細いので、Quillを差し込んで電源を入れると、Quillがすっ飛んで行ってしまう。
なので摩擦を大きくするために、ハンドミキサーの金属の棒部分にマスキングテープを貼ってみた。すると、Quillをはめ込んだ時に収まりが良い。そう簡単にスルスルとは抜けなくなった。
(3)ハンドミキサーのスイッチを「オン」すると、高速自動で糸巻きが出来るよ!
この糸巻きのスピードを動画で見て欲しい。
ハンドミキサーの電源をオンにすると、一瞬ですごい量の糸を巻き取れる。
本来なら2万5千円ぐらいのお金を出して買う機械を、「ダイソーのAU$2.80のハンドミキサーで手作りしてしまった」と思ったら、すごい達成感!
(つうか、日本で買ったらこのダイソー商品は、たったの100円だ!)
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