(上のパステルアートの写真は、あゆみさんのウエブサイトからお借りしました)
私が旦那ラッセルと結婚しシドニーに住み始めた頃、一番最初にお仕事をさせてもらったのは、某日系会社でした。営業事務のお仕事でした。
その会社で、私の右隣のデスクに座っていたのが、先輩「あゆみさん」でした。
(私と違って)バリバリ仕事ができて、とってもかっこいいキャリアウーマンという感じの女性でした。
入社してみたらすぐに分かったのですが・・・
・やってもやっても仕事が終わらない膨大な量の業務。
・「サービス残業の嵐」が当たり前の職場。
・私の前任者は膨大な仕事のストレスで体調を崩して退職・・・。
・・・という現実を目にして、私は最初の2、3日で、すでに胃がキリキリと締め付けられる毎日。
「あかん、ここ。私には無理。会社行きたくない・・」と、早くもギブアップ。マネージャーに「本当にごめんなさい。次の方、探してください」と平謝りして、すぐに退職させてもらいました。
(だって嫌なものは嫌なんだも〜ん)
ところが、人生は何が起こるか全くわからないもので・・・。
数年後に会った「あゆみさん」は、某日系会社をすでに退職し・・・。
パステルアートのワークショップをされてました!!!!
パステルアート・ワークショップを体験!
というわけで、シドニーの友人「あゆみさん」に「パステルアートのワークショップを受けてみない?」と声をかけられてね。
ありがた〜く体験させてもらいました。
パステルアートのやり方

まず、あゆみさんが描いた「見本」が数枚あったので、その中から「ピン!」と来たものを選びます。
複雑な形の見本もあったけど・・・
あゆみさん:「パステルアートを初めてやる初心者は、まず簡単な形からスタートすると良い」
とのアドバイスをもらいました。

私は、左上の「大きな丸が1個と、波状のデザインが上下に2個」の見本に「キュン♪」ときました。
そして、あゆみさんにうながされるまま、見本を参考にしながら描きました。

パステルは、そのまま画用紙に乗せて描くのではなく・・・。
カッターナイフで削って、粉状にしたものを、指で画用紙に置いて、こすりながら描きました。だから「ふんわり」しか感じの絵になるんですね。
あゆみさん曰く・・・
見本は、《どんな形をどの辺に描くか》の参考の為にあるんだけど・・・。
ワークショップでの、あゆみさんの言葉を引用
見本そっくりに模写する必要はありません。
むしろ、自分の直感の声に耳を傾けながら、自分が惹かれる色を塗っていくのです。
なるほど、なるほど・・・。
(多分、これは正確な表現じゃないけど・・・)要は、子供の頃にやった塗り絵みたいな感じ。「頭で論理的に考えず」に、「直感を使って」色を決めるのね!
あゆみさんのお手本画には、「大きな丸が1個と、波状のデザインが上下に2個」が描いてありました。
あゆみさんが使ってた色は、レモンイエロー、マジェンダピンク、藍色などでした。とても、あゆみさんらしい色使い。
だけど、この色の組み合わせは、あゆみさん独自の色。「私は選ばないし」・・・っていうか、「私には選べない」色の組み合わせ。
私のパステルアートが完成!

あゆみさんは、ワークショップのファシリテイトがすごく上手です。褒めて、褒めて、褒めちぎってくれます。
大人になると、人から目の前で、こんなに褒めまくられることは少ないし、「おだてに弱いB型」の私は、超うれしくなってしまい・・・。
「猿もおだてりゃ木に登る」状態!!(爆笑)
そして、これを描いてる時に直感の声がバシバシ聞こえてきました。
(あ、正確に言うと「声」じゃなくて、色、形、雰囲気みたいなビジュアルのイメージでした。白い紙の上に色が浮かんでくるので、それをなぞるみたいな感じです)
「光」の表現(白い丸や、3本の線)は、金属製のテンプレートと消しゴムを利用して作りました。
色診断の結果
絵の完成後は、あゆみさんが色診断をしてくれました。
ようこさんは、強いエネルギーのある人。
ワークショップでの、あゆみさんの言葉を引用
「赤」は、グラウンディング。頭の中で想像するだけじゃなく、実際に行動に移せる人。
「茶色」は、スピリチュアルに見て、古い魂で何度も過去生を経験している人。
「緑・青色」は、他の人に平和を与える人。
あらまぁ〜!! w(°o°)w おおっ!!
ワークショップを受ける前は、「パステル画の練習かな?」くらいに思っていた私。
だけど実際に受けてみたら、想像していたよりも、ずーっと奥が深かった。
あゆみさんの説明を聞いて感じたのは、
自分の直感に耳を傾けて、「キュン♪」と心ひかれる色を選んでいくと、その人の個性が凝縮されたものが、絵に無意識ににじみ出るのかなぁ・・・
・・・と言うこと。
あゆみさん曰く、
この絵は《陽子さんそのもの!》って感じ!!
ワークショップでの、あゆみさんの言葉を引用
そして椿のような『和』なイメージ。
ほほぉ〜!(≧∇≦)
このパステルアートワークショップ、とっても、おもしろかったぁ!
子供の頃の純粋な気持ちで、ありのままに感じたまんまに描くと良いみたい。
まとめ
これね、「絵は全く描けない」という人でも大丈夫。
・・・と言うのも、このワークショップには「正解」がないから。
「絵を上手く描けるようになるため」のワークショップではないのです。
その人自身の「直感とつながる」ことによって、「その人自身の個性が絵ににじみ出てきたら、満点なのです!!
(*´艸`) クスクス
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