歯並びの悪さは、私の長年のコンプレックスでした。
子供の頃から、ずっと悩んでました。親には何度も「歯並び治したい」と頼みこみましたが、願いは叶えてもらえず・・・。
「それなら就職したら、自分でお金を貯めて歯列矯正しよう」と心に決め、20代前半に、子供の頃から通っていた顔なじみの日本の一般歯科医に相談。すると「もう20代じゃ、歯は動かない」と言われ、差し歯矯正をすすめられました。
でも、その仕上がりに全く満足がいかないまま20年。
40代になってからシドニーで、差し歯も含めた、全部の歯の歯列矯正をしました。歯列矯正が終わり、ワイヤーが外れた時は感動で胸が震えました。その時の写真がこれ↓:
今、歯並びでお悩みの方も、だいじょうぶ〜!
歯列矯正すると、幸せな笑顔になれますよ〜♪
《シドニーで差し歯の歯列矯正》シリーズを最初から読む
下のリンクから読めます:
40代、シドニーで、差し歯の前歯6本も歯列矯正
シドニーで、歯列矯正中の私です。をしました。
(この記事をアップデートしてる、2017年現在は、すでに歯列矯正が終わってます)
私の歯列矯正は、「前歯6本が差し歯」という、特殊なスタートでした。
でも、良い歯列矯正医に巡り会えれば(←ここ、大事!)誰でも、何歳からでも、どこに住んでいても、綺麗な歯並びになることは可能です!
絶対にあきらめないでね!\(●⌒∇⌒●)/ わーい
子供の頃の、私の歯並び・・・
私は、子供の頃から、すごい出っ歯でした。八重歯もありました。
子供心ながら、出っ歯の横顔が、すごーく嫌で・・・。
自分の母親『もしかさん』にも、何度も訴えました。
お母さーん、私の歯、矯正したいんやけどぉ。出っ歯やし恥ずかしい。八重歯もあるしぃ〜。クラスの子にもバカにされるから嫌や!
歯なんて、モノがちゃんと噛めればいいんや!八重歯も可愛いがぁー(←福井弁)堂々としてればいいんや!
実は、母も出っ歯気味。だけど、全然気にしない人でした。
だから、「ちゃんとモノが噛めてる歯を、わざわざ歯列矯正なんてしなくていい」と、の一点張り。
子供心に、「こりゃー、うちの親にお願いしてもダメだ!」と悟りました。
そして、いつか自分が大人になったら、自分の稼いだお給料で、綺麗に歯列矯正をしようと心に誓いました。
24歳、自分で貯めたお金で歯列矯正?
私が24歳ぐらいの時、まとまったお金もたまりました。
ただ、自分の家族、親戚、友達で歯列矯正をした人が、誰もいなかったこともあり、歯列矯正に関する知識は、ほぼ0の状態。歯列矯正をするためには、どこの歯医者に行ったら良いかも、全く分かりません。
とりあえず、子供の頃から、母が何度も連れて行ってくれた、福井市内の一般歯科医に相談しました。子供の頃からお世話になってる歯科医だし、安心だろうと思いました。
すると、私の歯を診た一般歯科医『もしおさん』からの、衝撃の宣告が!!
ようこちゃんの歯、もう動かんよ!普通は17歳ぐらいまでに歯列矯正するもんや。ようこちゃんは、もう24歳やろ。もう遅いよ。その年では歯は動かんよ。
ガーーーーーーーーーーン!!
( ̄Д ̄;)
頭をハンマーで、「ガッツーン!」と、殴られたような衝撃でした。
(心の声)だから〜!子供の頃から母に「歯列矯正させて欲しい」ってお願いしてたのに・・・。
あの時に母が歯列矯正させてくれてたら、私の歯も今頃は真っ直ぐだったのに・・・。
母を恨む気持ちと、もっと親に粘って懇願しなかったことを後悔する気持ちとが、入り混じり、悔しい気持ちでいっぱいでした。
それと同時に、もう、これからの一生、ずっと、ひどい出っ歯と八重歯で、生きていかなくちゃいけないのかと思うと、絶望でした。
すっかりしょげて、打ちのめされた気分になっていた私に、歯科医が言います。
ワイヤーの歯列矯正では、ようこちゃんの歯は、もう動かない。それに、ワイヤーの歯列矯正だと、1−2年はワイヤーをつけなきゃいけないから、見た目も気になるしね。
でも、差し歯矯正なら、ようこちゃんの年でも大丈夫。そして、差し歯矯正なら、2回の通院で済むし、すぐに綺麗な歯並びになれるよ!
ええっ?じゃ、差し歯矯正やります、やります!!今すぐやります(≧∇≦)
ワラをもつかむ思いって、まさにこのことです!
まさに、目の前のワラに飛びついちゃいました!
その当時の私には、この歯科医が神に見えました!
希望の光が見えたようでした!
まさかその後の人生で、この決断を大きく後悔するとは、知るよしもありませんでした・・・。
差し歯矯正への、後悔・・・
一般歯科医から、差し歯矯正のことを聞いた時点で、歯列矯正について、もっと詳しい情報をリサーチするべきでした。
別の歯科医で、セカンドオピニオンを聞くことも出来たはずです。
もっとよく落ち着いて、矯正歯科医と、一般歯科医の違いってなんだろうと、考えることも出来たはずです。
でも、「もう、あなたの年では、歯は動かない」と、絶望の宣告をされた直後に、「2回の通院で済むし、すぐに綺麗な歯並びになれるよ!」と言われた私は、すっかり舞い上がってしまい・・・。
私の、虫歯1つもない健康な前歯6本は、根元部分だけを残して、全部削り落とされてしまいました。根元部分にわずかに残った自歯に、「前歯6本分が、ズラリと繋がった形状」の差し歯を被せられました。
差し歯矯正の、一丁あがりです!
「出っ歯が治って、まっすぐな歯になれる!」と、あんなに楽しみにしていた差し歯矯正の出来栄えですが・・・
仕上がりを見て、ガッカリ!
( TДT)涙
自分が働いて貯めた大金をはたいて、健康な前歯も削って、手に入れた差し歯ですが、自分がイメージしていた「真っ直ぐな歯並び」とは違うのです。
出っ歯というのは、歯茎の中に埋まっている歯の根っこも、前に出ています。
ワイヤーなどを使ってやる歯列矯正は、この根っこ部分も徐々に動かして、真っ直ぐな歯並びにします。だから、1−2年かけて歯列矯正した後の口元は、スッキリした印象になります。
でも、歯茎の中に埋まってる歯の根っこが、前に傾いた状態なのをそのままにして、その上に差し歯を付け足した、差し歯矯正は、全然違う見た目の仕上がりです。正面から、パッと見ると、一見、前歯はまっすぐに見えますが・・・。歯茎部分に埋まっている歯の根っこは、前につんのめったままなので、口元が、もっさりして見えるのです。
見知らぬ赤の他人で、心ない人から、「あなたの歯すごい変!もしかして、人より歯が多い?」と、言われたこともありました。
歯並びの見た目の問題だけでなく、歯茎が黒ずむという問題も起きました。
せっかく差し歯矯正したけど、施術が終わった初日から、その仕上がりに不満でした。
それ以来、一日たりとも、見た目の不自然な差し歯や、黒ずんだ歯茎のことを、考えない日はありませんでした。
40代、シドニーで差し歯の下に虫歯が見つかる!
そんなある日、シドニーで、歯の定期点検をしてもらいました。すると、繋がった差し歯6本の中にある、自分の歯の根っこ部分に虫歯があるようだと告げられました。
この虫歯を治療するためには、繋がった差し歯6本を取り外し、虫歯を治療した後、また差し歯をかぶせ直すのが最善だと言われました。
でも、どうせ差し歯を外すのなら、その次に入れる差し歯は、6本分が繋がった状態のものではなく、1本づつ独立した差し歯にできないかしらと思いました。そして、そんな1本づつ独立した差し歯なら、改めてワイヤーの歯列矯正をして、歯茎の下の自分の歯の根元から、歯列矯正をできないものかと思いました。
シドニーの、1軒目の歯列矯正医に相談したら、「そんなの出来ない!前例がない!」と断られました。
でも、諦めずにリサーチを続けたら、ようやく
やってみましょう!
普通の歯列矯正のやり方では難しいけど、クリエイティブに考えればできるはず!
・・・と言ってくれる歯列矯正医が見つかりました。
それが、シドニーの歯列矯正クリニック「The Ortho Practice」の、私の大恩人「Dr. Theodor Baisi」です。
とってもやさしい、愛情にあふれた先生です↓:
・・・というわけで、シドニーでの私の歯列矯正は、上の前歯六本が、差し歯矯正された状態でのスタートでした。
シドニーの歯列矯正と差し歯:よくある質問まとめ
ブログを読んでくださった方から、よく質問されることをまとめました♪
<Q1>歯列矯正クリニック「The Ortho Practice」は、どこにあるの?
・シドニーのCityとNSW州内の別の地区に、合計3箇所あります↓:
http://www.theorthopractice.com.au/find-us/
・クリニックのFacebookは、こちら↓:
https://www.facebook.com/theorthopractice
<Q2>The Ortho Practiceは、良心的な価格設定だと思いますか?
(価格1)最初のアポイントメントは無料コンサルタントから・・
女性コンサルタントに歯の状態を診てもらいます。
これは無料です。
まず「歯列矯正が可能かどうか?」の見極めをしてもらい、歯列矯正の見積書をもらいます。
もちろんその場で意思決定する必要は全くないです。
コンサルタント女性からも、「安い金額じゃないので、じっくり家で考えて、うちでやりたいと思ったらまた連絡してね」と、にこやかに言われました。
「いつまでに返事して!」とかの、プレッシャーもないので、安心してね。
(価格2)歯列矯正にかかる費用は?
私が、シドニーの「The Ortho Practice」で、歯列矯正のプロセスをスタートしたのが、2012年10月末ぐらい。
その当時の金額は、こちらです:
*全額一括前払い:$8,930(5%の割引もらえました。分割払いよりも$470お得!)
*分割払い:$9,400(割引無し)
私は一括前払いにしました。
もちろん、その後、何度診てもらっても追加料金は無しです。
ただし、私の場合は「上の前歯6本が、全部差し歯」という特殊な状況からの歯列矯正でした。「自分の歯でやる歯列矯正」の費用はもう少し安いかもです。
また私は「SureSmile」という最新テクノロジーを使用した歯列矯正を選びました。なので、その分の代金の$600が含まれた金額です。 「SureSmile」は最短期間で歯列矯正のプロセスが終えられるように、CADというコンピューターソフトウエアによって計算された角度で、歯列矯正のワイヤーを曲げる技術です。
「SureSmile」が開発される以前は、歯列矯正医の長年の勘とスキルによって歯列矯正用のワイヤーを手作業で曲げていく方法が主流だったようです。
これからは「SureSmile」が歯列矯正でどんどん導入されていくそうですよ。
ちなみに私のブログを読んで、カウンセリングに行かれた別の日本人女性達の情報もお伝えすると・・・
(例1)日本人女性Mさん
Mさんは、奥歯に大きなブリッジ有りで、その下に腫瘍ありという複雑なケースでした。
インビザラインで1年半の施術で、費用は$8,600の見積りだったそう。
(例2)日本人女性Kさん
最初のコンサルティングが$140。
(一番最初のコンサルティングは基本的に無料なのですが、この方の場合は特殊なケースでした)
Kさんは、別の歯列矯正クリニックで、すでに矯正治療をスタートしていました。もうBraceを装着した状態でのコンサルティングだったので有料と言われたようです。
クリニックの視点で見ると・・・
別のクリニックですでに歯列矯正をスタートされてる患者さんによる「無料で、見積もりだけもらって終わり」というケースが増えるとね。多分、通常業務に支障が出るんじゃないかな?
「無料で見積もりだけもらって、やっぱり別のクリニックでの治療を続けます」って、人の予約で一杯になっちゃうと、本当にここのクリニックで治療して欲しい人が予約取れなくなりますもんね。
だから、他のクリニックでワイヤーまで装着してる患者さんは、有料のコンサルになってるのかもしれません。(あくまでも私の想像ですが)
歯の状態は、人それぞれ違うので、歯列矯正にかかる費用もそれぞれだと思います。
初回のコンサルタントは無料ですし、その日に見積書はもらえるので、クリニックやスタッフの雰囲気を見る為にも、まずは勇気を出してクリニックに行ってみる事をお勧めします!
私の経験ではThe Ortho Practiceは本当にオススメです。こればっかりはいくら口で説明してもなかなか伝わらないと思うけど、本当に良いです。
私、ブログを書く為に歯医者さんから金銭的な報酬をもらっている訳でもないし、本当に正直なことを書いてます。
・・とは言え、人の好みはそれぞれですし、もし初回のコンサルトに行ってみて、ピンと来ないようなら、他の矯正歯科医も2−3件回って比較してみるのも良いかもしれません。
私のブログを読まれた後、私と同じ歯列矯正医に通い始めた、シドニー在住の日本人女性(仮名:みつばちさん)という方がいます。彼女は差し歯は無く、自分の歯で歯列矯正しています。インビザライン(透明なマウスピース状の矯正器具)を使って矯正することにしたそうですが、
とても分かりやすく説明してもらい、金額も、以前、他の矯正歯科で見積もってもらったのと同じくらいでした。
みつばちさん(仮名)の感想より
・・・とのことです。
なので、差し歯のない一般的な「自歯」で歯列矯正される方なら、お値段は他のクリニックと大差ないと思われます。
<Q3>日本で歯列矯正するより、オーストラリアの方が安いと聞きました。本当ですか?
私は、《ワイヤーを使った歯列矯正》を、日本で経験したことがありません。私が20代の頃、日本の一般歯科医の勧めで、差し歯矯正をしました。差し歯矯正は、虫歯ひとつない正常な歯を削って、差し歯を取り付ける方法です。
40代になってから、シドニーの矯正歯科医で、《ワイヤーを使った歯列矯正》を経験しました。
そういう訳で、今現在の日本の歯列矯正費用は分からないです。(ブログの読者さんで、今現在の日本の歯列矯正費用が分かる方がいれば、教えてね。ここでシェアさせてもらいます)
ちなみに、日本の一般歯科医に差し歯矯正を勧められた時、こう言われました:
20代ではもう歯列矯正は出来ない。歯はもう動かない。歯列矯正は子供の頃にしないとダメ。でも差し歯矯正なら、何歳になっても出来る・・
福井県の、ある一般歯科医の言葉より
その当時の私は、一般歯科医と矯正歯科医の違いを知らなかったんですね。
子供の頃から、母親に連れられて受診していた顔なじみの一般歯科医だった事もあり・・・。この一般歯科医に言われた事をすっかり信用して、上の前歯6本を全て差し歯矯正してしまった訳です。
日本の健康保険では、差し歯は保険が効きませんでした。差し歯矯正は全額実費で80万円ちょっとした記憶があります。
ここシドニーでは、私はPrivate insurance(民間保険)に加入してます。nibという保険会社のTop Extrasというプランです。歯・目・マッサージ系の治療を希望する人にはおすすめです。でした。(すでに歯列矯正や、差し歯治療が終わったので、nibの一番安いプランに変更しました:2017年現在)
・nibのサイトです↓:
私が歯列矯正をスタートした頃は、このnibのTop Extrasの保険で、治療費の85%がカバーされました。
「一般的な虫歯治療、差し歯、歯の神経を抜く、コンタクトレンズ、マッサージ、指圧、オスティオパス」などの治療費の85%がカバーされるので、自分が支払うのはたったの15%!!(Top Extraでカバーされるのは、もっと沢山の項目があります。ここでは書ききれないので省略)
信じられない思いでした。
自分が一年間に払う保険料の何十倍もの額をカバーしてもらえるので、「この保険会社、よく潰れないなぁ・・・」と驚きました。
(でも数年後に「当社の保険のカバー率を見直した」というお知らせが来てね。カバー率が85%から75%に下がりました。やっぱり料金設定に無理があったんでしょうかね?汗)
歯列矯正の保険料金は、「生涯で使える上限が$3000」と決まっています。私はこの$3000分を保険でカバーしてもらえたので、すごくお得でした。
日本で歯列矯正する場合は、全額実費だと聞いたことがあります。でも、オーストラリアでは、Private insuranceのプランを上手に使うと、随分割引になります。
ただしPrivate insuranceには、Waiting period(待機期間)があるので、保険に加入してすぐに保険料をカバーしてもらえる訳ではありません。私のプランでは歯列矯正のカバーは、保険加入して1年後から使えるようになりました。
保険会社の視点で見ると・・・。患者さん達が、「Waiting period無しで、すぐに歯列矯正の$3000分のカバーだけしてもらい、歯列矯正が終わったらすぐに保険を辞める」のでは、大赤字になっちゃうのかもしれません。
<Q4>インビザラインの歯列矯正について教えてください
私自身はインビザラインをしてないので、詳細は分かりません。
私は「上の前歯6本が差し歯」の特殊なケースだったので、ワイヤーの方が良いと勧められました。ワイヤーだと、歯の微妙な動きをコントロールしながら歯列矯正を進めていけるからということでした。
インビザラインは軽度の歯列矯正には向いてるようですが、私のような、すごい出っ歯の場合はワイヤーの方が良いのだそうです。
「矯正器具が目立たない」ということで人気のあるインビザラインは、本当に目立ちません。私の通っているクリニックのスタッフや、知り合いのオージー女性でもインビザラインで矯正中の人達がいますが、本人に言われない限り、全然気づかないです。
<Q5>歯列矯正はすごく痛いのですか?
一番最初だけは、歯が大きく動くので、少し痛みました。でも痛み止めを飲む程では無いです。
歯列矯正をしたことのある友人から「慣れてくると痛みが快感に変わるのよねー」と言われて、「まさか!?」と思っていたのですが・・・
今では、その気持ちが分かります。痛む分だけ歯が動いてくれてるんだなーと思うと、ワクワクすると言うか。。。(ドMですかね?)
矯正で歯が動くスピードは、人によってや年齢によっても多少違うようですが、やり始めると結構あっという間に動き始めますよ〜★
<Q6>歯列矯正の際、抜歯しましたか?費用はいくら?
私はシドニーでの歯列矯正で、上の歯2本、
下の歯は少し削って横幅を狭くしてもいます(と言っても目で見て分かる程は削ってないので0.1mm単位とかそういうレベルだと思います)。
私の場合、顔やあごが小さく、
抜歯は、この歯列矯正の過程で何度もお世話になっているシドニーのSpecialist Prosthodontist(差し歯の専門医)のDr. Ken Hooiにやってもらいました。Kenは「Dentistry @ Castlereagh Street」で勤務しています。Kenはフレンドリーで、本当に患者思いの素敵なドクターです。私の大好きなドクターの一人です。
私の歯列矯正は差し歯の施術と同時並行で行われたので、歯列矯正医のDr. Baisiが「僕の知り合いでオススメの専門医がいる」と推薦してくれたドクターです。
私の場合、歯を1本抜歯する時にかかった費用は$380です。3本で$1140です。もちろん、これもPrivate insuranceでカバーされます。民間保険のプランによって、カバー率は違うと思いますが、私の加入してるnibのプランは当初85%のカバーが効いたので、実費で支払うのは15%のみでした。
(その後、プラン内容が変更になり、現在は75%のカバーです)
<Q7>シドニーのProsthodontist(差し歯専門医)で、上の前歯6本分の差し歯の施術をした時の費用はいくらかかりましたか?
最初にもらった見積書は、$20,960でした。
ただし、これには2種類の施術方法にかかる費用がまとめて掲載されています。「$3,600で、より見た目の良いタイプの仕上がり」か、「$800で、まあまあの見た目になる仕上がり」かを、自分の好みで選べるようにとの配慮だったようです。
このお値段の差は、差し歯の素材の違いです。
高い方は、透明感があり、より自然な仕上がり。変色もありません。
安い方は、月日が経つにつれ、コーヒーや、紅茶で歯の色が多少変色するようです。
また、私の場合は顎が小さいこともあり、上の歯を2本抜歯しました。差し歯の寿命は一般的に10年と言われています。健康で虫歯の無い歯を2本抜歯するのは嫌だったので、抜歯するのは、「差し歯6本のうちの、どれか2本」でやることになりました。
なので、今は差し歯は4本だけです。今はまだ歯列矯正中なので、仮の差し歯が入っています。歯列矯正が終われば、最終的な差し歯が入ります。入りました。(今は、もう終わりました:2017年現在)。
Prosthodontistへの支払いは、毎回の診療後に、その日にかかった費用の支払いをする仕組みです。なので、最終的な差し歯の料金はまだ支払っていません。よって正確なコストはまだ分かりません。
見積書は、専門用語が多く、結構複雑でしたが・・・。
(私の表の見方が間違っていなければ)、最終的な差し歯の費用は、$12,000 – $14,800ぐらいになっていたんじゃないかなと思います。(Kenのお陰で、無料でやってもらったので、本当に助かりました)(≧∀≦)
でも、もちろん<Q3>で書いた、nibのTop Extraの民間保険で、《費用の75%分をカバーしてもらえる》ので、実際に私が支払う額は、これよりも大幅に少なめだっただろうと予想されます。
http://www.dentist.com.au/dentist-detail/dentistry-@-castlereagh-street/A11002418
<Q8>シドニーで歯の神経を抜く施術の費用はいくら?
日本の一般歯科医で、上の前歯6本を差し歯矯正してもらう際、歯の根元の神経を抜く施術は済ませてありました。
でも、ProsthodontistのDr. Ken Hooiが、X線写真で確認したところ、
根元の処置がどうも怪しい感じ。
知り合いの良い神経歯科を紹介するので、オーストラリアのスタンダード通りに処置されてるかどうか、診てもらってきて欲しい。
と言われました。(そう、日本の一般歯科医は、オールマイティーに、「虫歯の治療」「歯列矯正」「神経を抜く施術」も全部やっちゃうけど・・・。ここオーストラリアは、それぞれの施術に特化した専門家がいて、分業制になってます)
Dr. Ken Hooiがオススメの神経歯科医に診てもらったら、
オーストラリアの基準では、根元の神経の処置は、もう少し奥までやらないといけないことになっているので、やっておきますね。
・・・とのこと。
私の場合は、上の前歯6本分の歯の神経を抜く施術で、$6,200でした。X線写真の料金も含まれた値段です。
ただし、神経歯科医が、すごーく良い方でね:
僕の知り合いのProsthodontistのDr. Ken Hooiからの紹介だったし、$2,000分は、オマケしとくね。
・・・と割引してもらえました!!
あとね、<Q3>の保険のお陰で、《費用の85%分をカバー》してもらえました。
だから、実際に払った額は、ずっとずっと安かったです。(私、計算弱くて、いつも「どんぶり勘定」なんです。笑)
<Q9>英語はまだ勉強中です。日本語は通じますか?
ここで紹介したドクター達は、日本語は話せないです。コミュニケーションは、全て英語です。
でも、ドクター達の腕の良さは保証します!私自身が実際に体験して大満足だし、私のブログを見て歯列矯正を始めた日本人の方達からも良い評判を聞いています。本当にオススメです。
もし英語でのコミュニケーションが不安なら、誰かに同伴してもらったらどうかな?The Ortho Practiceは、初回のコンサルタントは無料です。まずはコンサルタントを受けてみて、それから決心しても大丈夫ですよ♪
シドニー内には、日本語が通じるクリニックも数件あると聞いたことがあります。私も、実は1件知ってます。全部のクリニックがそうだとは思いませんが、私の知ってる、そのクリニックは、全然オススメできないです。「お金儲け主義」って感じだったので。(私のブログを読んだ、他の日本人女性からも、同じような評判を聞いたので、そう感じたのは少なくとも私だけではなかったようです)
今現在、私はメルボルンに引っ越してしまったので、シドニーの歯列矯正クリニック「The Ortho Practice」に同行通訳することは難しいです。
でも、1つ朗報があります!
私の差し歯を歯列矯正してくれた「The Ortho Practice」の達人Dr.Baisiが、メルボルンのオススメの歯列矯正クリニックを教えてくれました!
《Lavrin & Lawrence Orthodontics》:
http://www.lavrinortho.com.au/locations/
《Lavrin & Lawrence Orthodontics》のくわしい記事はこちら:
<Q10>プライベート保険「nib」は学生でも加入できますか?もし加入可能なら、Waiting Periodの有無や、月額の保険料金はいくら?
2017年から、オーストラリアの専門学生に通っている日本人女性(仮名:アルパカさん)からの質問です:
急に歯が痛みおそらく神経治療が必要なのですが。ようこさんの紹介されているプライベート保険について、いくつかお伺いしたいです。学生(2年フルタイム)でも加入できるのか、waiting period、月額?など。休学して日本に帰るべきか、こちらで治療するか迷っています。
あやさん、コメントありがとうございます♪
私も独身時代、カナダ留学中に同じ体験をしました!ある日、急に歯がズキズキ痛くなり、夜も眠れず・・・。翌日、歯医者に駆け込んだら「神経治療が必要」と言われ、不安で泣きそうになりました。あやさんも、今、似たような氣持ちだと想像します。
当時私が住んでいたカナダのアルバータ州は、学生ビザの私でもアルバータ州の保険に加入出来たので、治療費はほとんどかからなかったと記憶してます。神経治療の日を予約したけど、最短でも1−3ヶ月待ち(⬅︎正確な期間は忘れました)と言われ、その間はAdvilという痛み止めと、Anti-biotic(抗生剤)を処方され、気長に待ちました。でも薬を飲んだら、とりあえずズキズキした痛みは全然感じなくなりました。
さて、オーストラリアのプライベート保険のことだけど。私が加入しているのは「nib」です。
私自身は、結婚してからオーストラリアに来たので「学生ビザでも加入できるかどうか」は、調べたことがなかったのですが・・・。今、nibのウエブサイトで調べたら、すぐに見つかりましたよ♪
サイトの上部に「Oversea customers → Oversea students」という欄を見つけました♪ ウエブ上で無料の見積もり額が見れるようです。
あやさんが独身なら「Singles → Cover for the Primary Visa holder only」というカテゴリーに当てはまると想像します。
(1)まず、「https://www.nib.com.au/overseas-students」のリンクに行きます。
(2)画面の下へスクロールすると「From $490 per year for singles」の文字が見えます。
(3)その右となりの「GET YOUR PRICE」という黄色い長方形のボタンをクリック。
(4)保険に加入したい期間を選びます。「保険スタート日」と、「保険終了日」を、ドロップボタンで選択。
(5)「独身」「カップル」「ファミリー」を選択。
(6)希望する保険加入期間の見積もりが、すぐに出ます。
えっと、試しに「だいたい1年間ぐらいの期間で独身」で見積もりを出してみたら「AU$503.99」でしたよ♪
「日本への往復の飛行機代」よりはちょっと安いかな? とにかくnibだと、学生ビザの人は、「永住権の人と同じ保険」には加入できないようです。
「Waiting period、月額」について。永住権を持ってる私と、学生ビザでオーストラリアに一定期間のみステイする「あやさん」のような方では、保険会社は異なるルールを決めてると予想します。
また、あやさんの場合、一番大事なのは「学生ビザ用の保険プランで、歯科治療が、どの項目までカバーしてもらえるのか?神経治療もカバーされるのか?」を調べることだと思う。多分パソコン上で見れる情報は限られているだろうから、あやさんの最寄りのnibオフィスに足を運んで、窓口で直接聞くのが、てっとり早いと思うよ。
これ、私のモットーだけど、「悩んでる暇があったら、即行動!」ね♪ 勇気出して、頑張ってみてね。もし英語が不安なら、誰かに付き添い頼んだらどうかな?
ちなみに、私はシドニーで差し歯歯列矯正をして神経治療もしました。私の場合は、上の前歯6本分の歯の神経を抜く施術で$6,200でした。X線写真の料金も含まれた値段です。ただし、神経歯科医がすごーく良い方で、「僕の知り合いのProsthodontistのDr. Ken Hooiからの紹介だったし、$2,000分はオマケしとくね。」と割引してもらえました!!また、nib保険のお陰で、費用の85%分をカバーしてもらえました。(⬅︎学生ビザのあやさんが加入できる保険は、種類が異なるのであまり参考にならない氣もするけど)
ちなみに、あやさんは日本から旅行保険はかけてこなかったのかな?旅行保険では歯科治療はカバーされないのかな?
<Q11>差し歯の前歯の矯正と、犬歯を抜歯する矯正について詳しく教えてください。
日本国内にお住まいの日本人女性(仮名:ひよこさん)からの質問です:
犬歯を抜歯して、どこの歯で埋めたのでしょうか?
ひよこさん、質問ありがとうございます♪
私の場合は、犬歯を抜歯して隙間を作った後、歯列矯正によって、「犬歯の、前と後ろの歯」を徐々に近づかせていきました。最終的には、犬歯があった隙間がなくなりました。
私の場合は40代に入ってから、シドニーの歯列矯正医でワイヤーを使った歯列矯正をスタートしました。
オーストラリアでは、「歯列矯正医」は、歯列矯正の専門家であり、差し歯やインプラントは、やりません。なので、私の「歯列矯正医」が、彼が信頼する「差し歯・インプラントのプロの専門医」Dr. Ken Hooiを紹介してくれました。
一般的には、歯列矯正で抜歯する場合、
私の場合、アゴが小さく、抜歯なしで、
ただね、私の場合は、犬歯の後ろの歯は、
そして、私の犬歯は、日本の一般歯科医による差し歯矯正で、
私の場合は、こういった理由もあり、「
そして、私の「歯列矯正医」と、「差し歯・
まこさんは、日本の一般歯科医で、「歯列矯正」と「
もし不安があるなら、今、診てもらってる歯科医以外に、
差し歯矯正に
ひよこさんのお気持ち、よく分かりますよ。私も、以前は、差し歯矯正したことを、ずっと後悔していました。
取り返しのできないことをしてしまった、と自分を責めて、鏡で自分の歯を見るたびに、暗い気持ちになりました。毎日、
でも私の場合、ラッキーなことに、
毎日、人前で、
歯列矯正にかかる費用は決して安い金額ではありませんが、
まこさんも、
<Q12>メルボルンのおすすめな歯列矯正医は?
シドニーで私の歯列矯正をしてくれた腕利きのDr. Baisiがオススメするメルボルンの歯列矯正クリニック「Lavrin & Lawrence Orthodontics」です。詳細はこちら:
<Q13>メルボルンのおすすめな差し歯専門医は?
私のブログを読んだ後に、実際に行動された読者さんからの幸せメッセージです!
The Ortho Practiceに通ってる日本人女性Mさんの感想
とても驚きました!
詳しい説明、可能性をうかがい、これまで絶対無理とされていた上の歯並び(前歯2本の間が、鼻下のセンターにありません)が、『これも動くわよ!』と。
前歯3本がクラウンですし、どこに行っても「無理」と言われていたので・・・。
Mさん、感想ありがとうございます♪
Mさんは、私のブログを読んだ後、The Ortho Practiceに通い始めた方です。
私もThe Ortho Practiceに出会う前に、シドニーの別の歯列矯正医で「差し歯部分の歯列矯正が出来るか」と質問しましたが「絶対無理です」と断られました。なのでお気持ちすごく分かります。
差し歯部分の歯列矯正は簡単ではないようだけど、腕の良いお医者さんなら出来るみたいです。
日本人女性Fさんからの感想
ようこさんの、歯列矯正に関するYouTube動画で、差し歯をされていましたが、差し歯でもブラケットは装着できるんですね。
矯正は長いイメージがありますが、2年間でブラケット外せるんなんて。知りませんでした。
実際の写真などアップしてくれているのでわかりやすいです。日本人の方で動画をアップしている人が少ないのですごくよくわかります。
外国の動画は多いのですが英語苦手なので。(笑) 矯正は全然知識がありませんが勉強になりました。ありがとうございます。
Fさん、感想ありがとうございます♪
Fさんは、私のYouTubeを観た方です。私も自分がやってみるまで、差し歯にもブラケットを装着して歯列矯正出来るとは知りませんでした。
私の場合は、歯列矯正医がオススメする差し歯専門医Dr. Ken Hooiを紹介してもらいました。この歯列矯正医と差し歯専門医のお二人のプロ達がお互いにコミュニケーションを取り、協力しながら施術が進められました。
二つのクリニックは徒歩3分ぐらいの至近距離にあったので、二人のお医者さん同士がお互いのクリニックに足を運び、私の歯を覗き込みながら施術方法について話し合ってくれたこともあります。また歯のスペシャリスト同士が、お二人だけで、ランチミーティングして、私の施術プロセスについて話しあってくれたこともあります。
私のように、「前歯六本の差し歯矯正された歯を、ブラケットを着けて歯列矯正する」という経験は、オーストラリアではそう頻繁にあることでは無いと思います。このお二人のお医者さん達が、それぞれの専門分野を生かして、力を合わせてくれたから出来たことなんじゃないかなぁーと思います。このお二人のプロに治療してもらえて本当にラッキーでした。
私のように、差し歯の歯列矯正もやる時は、一般的な歯列矯正より時間がかかるようです。でも最新テクノロジーの「Sure Smile」という技術を使って歯列矯正してもらったので、一般的な歯列矯正よりは早めに終わったようです。
もちろん差し歯の無い方は、もっと早く終わるようなのでご安心を!
日本人女性Moeさんからの感想
めちゃくちゃ綺麗になってますね!笑顔も素敵です。
Moeさん、感想ありがとうございます♪
Moeさんは、私のYouTubeを観た方です。
私自身、歯列矯正する前は、いつも出っ歯が気になって思い切り笑えなかったです。日本で差し歯矯正した後も自分の歯の根元部分から矯正した訳じゃなかったので、なんか口元がモッサリして垢抜けない感じだし、歯茎が黒ずんできたりして、やはり大口開けて笑えない日々でした。
でも今回、シドニーで差し歯の芯部分を金属製のものから、グラスファイバー製に取り替えたら、歯茎がピンク色に戻りました。
差し歯も全部歯列矯正してもらえたので、歯の根元から動かすことが出来て、口元がスッキリ垢抜けた印象になりました。
本当に嬉しくて、毎日大きな口を開けて、ガハハと笑えるようになりました!
私自身の正直な感想:
はっきり言って、私はここでご紹介してるクリニックからお金はもらっていません。
じゃ、なぜこんなに詳細なことまで、正直にブログで書いてるか・・・。
それは、私自身がシドニーでの歯列矯正で、ものすごくハッピーになれたからです!
子供の頃から歯並びが悪く、ひどい出っ歯、八重歯、噛み合わせの悪い歯並びに随分長い間悩んだからこそ、同じように歯並びが悪くて悩んでる方の気持ちが分かります(もう本当に・・)。
シドニーで、腕の良い歯列矯正医と差し歯専門医に出会い、長年の悩みが吹っ飛びました。この感動を、今も歯並びが悪くて悩んでいる方にも味わって欲しいなー、と思い、ブログで詳細をお伝えしてます。
私の子供時代の歯並びの悩み
小学生の頃から、母親に「出っ歯治したい」とお願いしてました。でも、うちの肝っ玉かーちゃんは、「歯なんて、物が嚙めればいいの!八重歯で可愛らしいし、そのまんまで十分!」・・・って感じで、聞く耳持たずー!!(号泣)
矯正前は人前で笑う時、いつも自分の歯が気になっていました。笑う時に手で隠したり、なるべく歯が見えないように気を使いながら笑ったり・・。人前で笑う時は、いつも自意識過剰気味でした。
それに、いつも人の歯並びが気になって、人と話す時はその人の口元や歯ばかり見てました。
母の三面鏡で合わせ鏡を作り、自分の横顔のラインを何度も観察してた時期もありました。自分の出っ歯な横顔を見ては、ため息・・・。
ひどい出っ歯で前歯が噛み合わなくて、ハンバーガーを食べると、薄いレタスは前歯で咬みきれません。なので、長いレタス丸ごと全部がビロォーーーンと出てきてしまってました。人前でハンバーガーを食べる時はどれだけドキドキしたか・・・。
日本の一般歯科医で、差し歯矯正をする
歯列矯正にはまるで興味無しの母親には何度お願いしてもダメだったので、「それなら自分で働けるようになったらお金を貯めて歯列矯正しよう!」と決めてました。24歳頃にはまとまったお金が貯まりました。
当時はインターネットなど普及していないし、家族・親戚で歯列矯正した人もいません。なので、どこで歯列矯正してもらったら良いのか分からず、とりあえず母親が子供の頃から連れて行ってくれてた一般歯科医に相談しました。
す・る・と・・・ 私の歯を診察した一般歯科医からは「10代の頃なら歯列矯正すれば歯も動きますが、あなたの年では、もう歯は動きません!」と断言されました。
「ガーーーーーーーーーーーーーーーン!!!24歳じゃ、もう歯列矯正するには遅かったのかぁあああああ!!!!かーちゃん、恨むよー、もう!!!」
・・・と、当時は奈落の底に突き落とされた気分でした。子供の頃から20年以上もお世話になってる歯医者さんが言うんだから、本当に違いないと何の疑いも持ちませんでした。
(あ、でも、今お世話になってるシドニーの矯正医は「歯は何歳になっても動きますよ。ここのクリニックには80代で歯列矯正してる患者さんもいます」と言います。実際、今年2016年で47歳になった私の歯も動いたので本当に歯は動きます!!)
でも、この歯医者さんが言うのです。「ワイヤーを付ける歯列矯正では、もうあなたの歯は動かないけど、別の良い方法がありますよ!ワイヤーの歯列矯正では2年近く銀色の装置を付けるけど、実はこの方法だと2日程通院するだけですぐに歯が真っ直ぐになりますよ!」と。
「エエエエエエーーーーーッ!!まだ私にも救いの手があるのねー!!!」
となるじゃないですか?
そして、そのスゴイ方法と言うのが差し歯矯正というものでした。差し歯矯正にしたらこれまでの出っ歯や八重歯の悩みも一気に消えるかと思い、ワラをもつかむ思いでこの一般歯科医に80万円支払いましたよ。
差し歯矯正の見た目
でも、今度は新たな悩みが出現。
差し歯矯正で真っ直ぐな歯になると言われていたけど・・・。なんか想像していたのと全然違う仕上がり・・・。すごくガッカリ・・・。 確かに出っ歯で、斜めに突き出していた前歯は真っ直ぐにはなった・・・。
でも、口元が、なんかモッサリして垢抜けない印象。
と言うのも、差し歯矯正では、歯の根元から真っ直ぐには出来ないから。差し歯矯正では、自分の歯の根元部分は残したままにします(自歯の根元部分は、出っ歯な時と同じで、斜め前に突き出た位置に置いたままです)。その根元部分に、金属の棒を突き刺して、それに差し歯をつけていくからです。
虫歯1つない健康な歯を、差し歯矯正するデメリット:黒い歯茎
差し歯にした部分の歯茎は、どんどん黒ずんで汚い色になりました。後で分かったのは、差し歯の内部に使われている金属が原因でした。
シドニーの差し歯矯正医Dr. Ken Hooiにそのことを教えてもらい、差し歯内の金属を全部取り出して、無害のグラスファイバーのものに差し替えてもらいました。
すると、黒ずんでいた歯茎は、今では綺麗なピンク色に戻りました。
差し歯専門医が、「こういう差し歯の中の金属って、高級な金が使われていることが多いから、シドニーのジュエリーショップで査定してもらうと、結構な額で買い取ってもらえるかもよ」と言われ、査定してもらいました。
査定結果は「パラジウム40%、銀30%、その他の成分が30%使われている。金ならもっと高く買取出来ますが、あなたの金属だと買取見積もりは$10です」と言われて驚きました。
パラジウムについてググると、危ない記事が沢山出てきて、「こんな危険なものが口の中に20年もあったのかとショックでした。
http://www.n-dc.com/pro/kinpalla.html
虫歯1つない健康な歯を、差し歯矯正するデメリット:差し歯が6本繋がっている
あと、日本の差し歯矯正だと、6本つながった状態の差し歯なので、歯間ブラシやデンタルフロスを使っても綺麗に掃除が出来ない感じが嫌でした。
あとは、初対面の人から「あなた、歯が変じゃない?歯が多くない?一本一本の歯がやけに細長いし・・」とも言われ、傷ついたり・・。
日本の一般歯科医に騙されたような気分にもなりました。自分でよく調べずに、一般歯科医に言われるまま鵜呑みにした、おバカな自分にも腹が立ちました。
でも、いくら怒っても恨んでも、一旦削ってしまった健康な自分の歯は戻りません。もう自分の一生は台無しだと思いました。
オーストラリアで歯列矯正すること
でも、今、こうしてシドニーで「本物の」歯列矯正をやってもらい、ワイヤーや矯正装置が付いてることを恥ずかしい、と思うことは全然無かったです。
ここオーストラリアでは、歯列矯正は当たり前です。誰もびっくりするような目でジロジロと見ることも無いし、本当に自然です。
自分が歯列矯正してると、周りの人から「私も子供の頃、歯並びがひどくて歯列矯正したのよー。あの時は嫌だったけど、今では両親に感謝してるわー」と告白されたりします。
そういう人達の歯は当然ながら、まっすぐで綺麗なので「えー!!そうだったのー!!?歯並び綺麗なのは、そのせいなのねー!」と驚かされます。
それにしても、人前で自分の歯の事を気にせず、思いっきり笑えるって事がこんなに素晴らしい事なんだとは知りませんでした。もうこればかりは、やってみるまで分からない感覚だと思うけど。
私は、後悔は全くないです。人生80年としても、この先の長い人生を「あの時にやっておけば良かった」と後悔しながら生きるぐらいなら、「あの時やっておいて、本当に良かった」と思って生きたいから・・。
私は差し歯もあったので、人よりも歯列矯正に時間がかかり、2年間程必要だったけど、全然苦にならないです。素晴らしい歯列矯正クリニックのスタッフや先生に会うのは、毎回楽しみだし、行く度にみんなが笑顔で迎えてくれるから気持ちが良いです。
シドニーで、素晴らしい歯列矯正医と、差し歯専門医に出会いました。
また、差し歯の芯を取り替えてもらった後で、長年黒ずんでいた歯茎が綺麗で健康的なピンク色に戻ったことは想定外でしたが、本当に嬉しかったです。
歯列矯正が始まると、歯は、あっと言う間にどんどん真っすぐになっていきました。
シドニー在住の方で、もし歯並びや差し歯のことで悩んでいるなら、まずは勇気を出してこの専門医に相談してみることをお勧めします!
《シドニーで差し歯の歯列矯正》シリーズを最初から読む
下のリンクから、読めます:
みなさんの歯並びが綺麗になって、ハッピーになれること応援しています♪
2018年6月追記:引き寄せの法則について
《引き寄せの法則》って、誰でも1度は聞いたことあるんじゃないかな?
今から振り返ると、私がシドニーで差し歯の歯列矯正をした時、引き寄せしまくりだったのです。
実は、昨日2018日6月7日に、シドニー在住の日本人女性(仮名:もし美さん)から、質問をもらいました。
シドニーに住む者です。学生であと2年こっちにいるので、歯列矯正をしようか悩んでます。ある人は高額になるといい、ある人は日本でやるより安いよ!って助言してくれて矛盾して困惑しています。それと矯正をカバーできる民間保険のようなものはありますか?
もし美さんは、下の記事を読まれたそうです:
もし美さんの質問を読んだ時、「私の体験談が詰まってる、このまとめ記事を読んでもらったら、もし美さんのお役に立てるかも♪」と思いついてね。もし美さんにリンクを送る前に、追記することがないかと、改めてこの記事を読み返していたのですが・・・。
そして、ふと、思い出したことが一つ!
私が、シドニーで歯列矯正を始める前に、《引き寄せ》という概念を意識せずに、知らず知らずのうちに自然とやってたことだけどね。もしかしたら、これから歯列矯正を考えてる人に、お役に立つかもと思ってシェアするね。
私ね、シドニーで歯列矯正をする前に、
「あ〜、どうしよう、悩むな〜。歯列矯正したいけどお金が・・・。本当に高額なお金出してやる価値があるんかな?」
「オーストラリアの歯列矯正医の腕って、信頼できるのかな?」
「オーストラリアの民間保険、本当に加入する価値があるんかな?」
・・・などなどの、細かい心配を、全然してなかったの。もともと、計算とか細かいことが苦手なんだけど・・・(笑)。
私は、どんぶり勘定な性格なので、「まぁ、なんとかなるやろ♪」ぐらいにしか思ってなかった(苦笑)。
「やりたい!」と思ったら、頭で損得をグルグル思考せず、即、行動!
自分の「感情さん」に素直になり、行動する!
これ、本当に大事です。
自分がやりたいと思って飛び込めば、お金はついてきます。
あと、歯列矯正前に、もう一つ、やっていたこと。
「歯並びが、すご〜く綺麗!」と思っていたハリウッド女優の「アン・ハサウェイ」さんの写真を印刷して、手帳に貼ってたのを思い出しました。
彼女の写真を見ながら、「うわ〜、私の歯も、こんな綺麗になって、可愛くなれるのねー♪」と、ワクワクしてたのです。
そしたら、本当にそうなった!♪(´ε` )
民間保険を決める時は、信頼できる知り合いのオージー女性に、「どれがいい?」と聞きました。すると、「私は、歯の治療や、コンタクトレンズのプランが必要だから、nibのTop extraのプランを利用してる。オススメよ!」と言われたの。そして、素直に即、それに加入したの。(その時点では、自分が近いうちに、歯列矯正する展開になるなど、想像すらしてませんでした)
それからしばらくして、歯の定期診断に行ったら、前歯の差し歯の下に虫歯があると診断されて!本当に寝耳に水!
上の前歯6本分が繋がった差し歯を取り外して、下の虫歯を治療し、歯列矯正もする・・・と、トントン拍子にいろんなことが展開したのね。
実は、民間保険に加入して1年ぐらいは、Waiting Periodがあってね。特に、歯列矯正など、高額費用の治療の場合ほど、待機期間が長いの。
私の場合、以前オージー女性にオススメな民間保険のことを教えてもらって、即、加入していたから、虫歯が見つかった頃にはWaiting Periodも、ちょうど終わっていたの。だから、本当にスムーズに歯列矯正に取りかかれました。
でも、もし私が、頭の中でウジウジ・グルグルと損得を思考してて、すぐに行動してなかったら・・・。多分、虫歯が見つかった時点で、大慌てで民間保険のことを思い出して加入し、Wairing Periodのことを知らされ、「あ〜!保険でカバーされるのは、1年も待たないとダメなんだ!あの時、すぐに行動しとけば良かった!」と、後悔してたはず。
私の場合、さらにラッキーだったのは、その、「たまたま」オススメされた民間保険のTop extraのプランに加入したら、これが、私の《差し歯矯正された歯を、歯列矯正する》際に、ものすごい高カバー率だったの!めちゃめちゃ助かりました!
歯列矯正や差し歯にかかった費用の、なんと85%をカバーしてくれたから、本当に驚き!私が払った費用は、保険でカバーされなかった、実費分の15%だけで済みました。
ミラクルは、さらに続きました。
歯の神経を抜く時も、シドニーの神経医に、「僕の知り合いの差し歯専門医からの紹介だから、$2,000(約20万円)まけておくよ!」と、ディスカウントしてもらえました。
また、ワイヤー歯列矯正が終わり、仮の差し歯から、本物の差し歯に差し替える時も、差し歯専門医のKenから、特別なオファーをもらいました。「僕の授業で、ようこの差し歯写真や、ブログ文章を使わせて欲しい。そのお礼に、無料で差し歯作ってあげるよ」と言われて!
普通なら100万円以上するような《差し歯4本を無料で作ってもらえる》なんて、ありえない話です、ほんと!
私が、シドニーで歯列矯正を始めた時は、その一部始終を、このブログに写真・動画入りでシェアしようと決めていました。
でも、本当言うと、最初は怖かった。
私の以前の「ガッタガッタの歯並びや、黒ずんだ歯茎」は、過去の私の、最大のコンプレックスだったから。人にバレるのが怖くて、ずっと隠してきたこと。それを、ブログ公開して、友人・知人・赤の他人にまで、全部見られちゃうんだから。
だけど、それって、私のエゴだと氣づいたんです。「人から、可愛いと思われたい」という。「自分が!自分が!」って、やつですね。
でも、そんな「人に見せたくない悩み」を、私が全部丸出しにすることによって、同じように、「密かに悩んでいる人たちのお役に立てるかも」と、氣づいてね。
それで、このブログに、歯列矯正のプロセスを、全部丸出しで記録し始めたの。
歯科医から時給をもらえる訳でもないのに、よく、そんなことするね?
・・・って思いました?
ま、確かに、時給はもらわなかったけど。
でも、上にも書いたように、もう、あちらこちらから、救いの手が集まってきて、ありえないくらいの歯列矯正費用を、まけてもらったり、無料でやってもらったりしました。
《時給でチョコマカとお駄賃稼ぎする次元》ではなくて、その数十倍もの歯列矯正費用を助けてもらいました。
もちろん、日本で歯列矯正するより、何倍も安く上がってしまいました。
それもこれも、私の周りの歯列矯正医、差し歯専門医、神経治療医のお陰さまさま。そして、私に民間保険をオススメしてくれた、オージー女性のお陰様さまさま。
このブログを読まれた方の中には、「すごく心配そうにお悩みメッセージを送ってこられる方」や、「日本で差し歯矯正を勧めた一般歯科医を恨んでる」ようなメッセージを送ってこられる方がいるんだけどね。
あまりネガティブなことで悩んでると、宇宙のかみさまから、
ほほ〜う、それが、そなたの望みじゃな!では、その希望を叶えてあげましょう!
・・・って、ことになりかねないので、氣をつけようね。
楽しく、ワクワク、軽〜く、笑顔で生きましょう!
「笑う角には、福きたる」なのです。( ´ ▽ ` )わーい
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