本日、2018年7月1日の今朝、「うへへ〜」とフェイスブックを眺めてたら・・・。 メルボルン在住の友人の投稿が目に留まりました:
びっくりして「もっと情報ないの?」と、ググる私。
オーストラリアのABCニュースによると
ABCニュース記事を引用すると・・・
Australians have been free to buy goods from the United States via Amazon.com for years. However, from July 1, local customers will only be able to purchase goods from Amazon’s Australian website, which was launched last year. The company says it will no longer ship to Australian addresses starting from the new financial year, and will redirect all Australian customers trying to reach the US website back to the local one.
出典:ABCニュース http://www.abc.net.au/news/2018-05-31/amazon-blocks-australia-shopping-deal-how-it-affects-you/9820312
つまり、オーストラリア在住の人は、アメリカのamazon.comからは買い物ができなくなる・・・。
では、オーストラリアに住んでる私たち日本人は、どうなるの?
日本のamazon.co.jpサイトから、これまで通り日本語の本が注文できるのー?
日本語のニュース記事によると
TechCrunchという日本語の記事を引用すると・・・
7月からは、オーストラリアの人はAmazonのアメリカのサイトで買い物ができなくなる。今日(米国時間5/30)の同社の発表によると、オーストラリアからの買い物客は自国のサイトAmazon.com.auへリダイレクトされ、同社の国際的なサイトであるAmazon.comはオーストラリアの住所に発送をしない。この変更は7月1日に施行される新しい税制への対応で、それによると年商75000AUD(オーストラリアドル)以上の企業から消費者が少額品目を輸入すると、それに対し10%のGoods and Services Tax(商品およびサービス税, GST)がかかる。 “Amazon税”と呼ばれるこの新しい施策は、Amazonなどの大きな海外eコマース企業が、すでにすべての販売品目でGSTを払っているオーストラリアの小売企業に与える、影響への懸念により導入された。これまでは、海外小売企業から買った品目が1000ドル以上だった場合に限りGSTが適用されていたが、それに対し地元企業は、それではAmazonやeBayなど海外の競合他社にとって不公平に有利だ、と主張していた。 Amazonのオーストラリアサイトは昨年12月に開設され、今では6000万品目を扱っているという。それはAmazonのアメリカサイトの推定5億品目の足元にも及ばない。その埋め合わせとしてオーストラリアの顧客は、Amazon.comが新たに設けたGlobal Storeで400万品目にアクセスできていた。 本誌TechCrunchに宛てたメールでAmazonのスポークスパーソンは次のように述べている: “7月1日に施行されるオーストラリアのGST法の改正により、オーストラリアの顧客のための国際的ショッピングオプションが変わる。これによって顧客にご不便が生ずるとしたらそれは残念だが、われわれは複数の国際的サイトのあるグローバル企業として、その税制への有効な対応策を検討せざるをえない。そしてその検討に基づき、われわれはオーストラリアの顧客を弊社の国際的サイトからamazon.com.auへリダイレクトし、今日からそこで、従来Amazon USのGlobal Storeで売られていた製品をお買い上げいただくことになる。これによってわれわれは、われわれの顧客に、国際的な特選製品へのアクセスを提供し続けることができ、そしてまた、Amazonのサイトで売られ海外から発送される製品に対してはGSTが課税されるという、新しい税制へのコンプライアンスを維持できる。”
出典:TechCrunch記事 https://jp.techcrunch.com/2018/05/31/2018-05-30-australians-will-no-longer-be-able-to-order-from-amazons-american-site/
すごいな、この日本語のニュース記事! Catherine Shuさんという人が書いたんだ!
ただ3回読んだけど意味が全然分からないのは、私の理解力のせい?
( ̄Д ̄;) ガーン
ここまでで、私が理解してること
私が分かってる範囲だと・・・ ・
オーストラリア在住者は2018年7月1日から、アメリカのamazon.comや、日本のamazon.co.jpサイトで買い物ができなくなる。
・amazon.comやamazon.co.jpは、オーストラリアの住所宛に発送をしなくなる。オーストラリアの買い物客は、自国のサイトamazon.com.auへリダイレクトされる。
・amazon.com.auのサイトは、スタートしたばかり。商品数はamazon.comの方が圧倒的に多い。これまでamazon.comやamazon.co.jpで買えていた商品も、amazon.com.auになければ、もう買えなくなる可能性もある。
・このamazon.comの方針の変更は、2018年7月1日に施行されるオーストラリアの新しい税制への対応策。年商75000オーストラリアドル以上の企業(←Amazonなど)から、私たち消費者が少額商品を輸入すると、その購入商品に対して10%のGoods and Services Tax(商品およびサービス税, GST)が余計にかかることになるため、企業のもうけが減るのが理由のよう。
では、7月1日にオーストラリアのGST法が改正した後、オーストラリア在住の私たちが、amazon.co.jpから本を購入すると、どうなるのでしょうか?
とにかく自分で実験してみる!
ちょうど氣になっていた本が1冊あったので、実際に実験してみました。
欲しい本は、金城幸政(きんじょう ゆきまさ)さんの著書「愛でメシが食えるかって?愛でこそ食えるんだよ:人生を幸せに導く次元を超える経済学」です。
amazon.com.auで日本語の本が買えるか実験する
まずはオーストラリアのAmazon「amazon.com.au」で、《Kinjo Yukimasa》で検索すると・・・1件もヒットしない。
次に《金城幸政》で検索すると・・・やはり一件もヒットしない。
amazon.com.auにも、日本語の本は少〜しだけ取り扱いはあるみたい。でも私が全然欲しくないジャンルの本ばかり。 (よく考えてみれば、オーストラリアの全人口の中で、日本語の金城幸政さんの本を買いたい人が、どれだけいるかっていう話ですね・・・。)
また最新情報が分かったら、追記記事書きます!
追記記事:2018年7月9日
この記事を読まれたキャンベラにお住まいの「ひよこさん(仮名)」からメッセージをいただき、最新情報をゲットました。
「買えない」と聞くと、途端に欲しくなる、あまのじゃくな私。 「本当にダメなのか」と、真実を確かめるべく、実際にお買い物してみることにしました。
ちょうど、以前から愛用している「TQジェル」が、もうすぐなくなるので、再度購入することに。(TQジェルは、「キチガイ医」の異名を持つ内科医・精神医の内海 聡(うつみ さとる)さんのショップなどで販売してる商品です)
amazon.co.jpで、お買い物実験する・・・
商品をショッピングカートに入れるところまでは、普通にできました。
でも、発送先住所で「オーストラリア」を選ぶと、下の画面が出ました・・・
amazon.co.jpからオーストラリアのお届け先に商品を配送することはできません。オーストラリア以外のお届け先を選択してください。
引用:amazon.co.jpサイト
ガビーン! (*゚∀゚*)
キャンベラにお住まいの「ひよこさん」と同じです。 やっぱり日本の商品は買えません!
そこで私も、amazon.co.jpのカスタマーサービスに問い合わせると、チャットでアマゾンカスタマーサービスの腹巻さんが対応してくれました:
はぁー、やっぱり買えないのね・・・。
( ̄□ ̄;)ガーン
これから、どうやって日本の本や商品を注文したら良いの?
どうやったらオーストラリア在住でも、日本の本が読めるのか・・・。
いろいろ実験してみたので、その結果をお伝えします!
日本語の新書を買う方法1:ネットストア「honto!」で買う
「海外にいても、気になる日本語の新書を今すぐ読みたい!」ってこと、日本人なら誰にでもありますね。 そんな時は、ネットストア「honto!」が便利です。
詳しくはこちら:
日本語の新書を買う方法2:シドニーの紀伊国屋書店で買う
・リアル書店、オンラインで日本語の新本が購入できます。
・在庫がない本は、取り寄せも可能です。オーストラリアの他州へも郵送してもらえます。
・紀伊国屋メンバーにならなくても、ゲスト会員としてネット注文は可能です。
・メンバーになると、本のお買い物をする時に10%割引になります。 メンバー料金はこちら:
10% off Privilege for Kinokuniya Privilege Card Members1 year membership – $152 year membership – $25Renewal membership – $10 (applies to continuous renewal only)出典:https://australia.kinokuniya.com/events/63
私がシドニーに住んでいた頃は、お店の近くに住んでいたので、しょっちゅう買い物してました。ネットと違い、実際の本を手にとって全ページを目で確認して、本当に欲しい本を買えるというのは便利でした。 2年間のメンバー($25)を払っても十分すぎるくらい、割引でお買い物させてもらい、本当にお得感がありました。
ただ、メルボルンに引っ越してから事情が変わりました。店頭に出向くと、実際に本を手にとって中身を確認してから買えるメリットがあったし、メンバー価格で本を10%割引で買えましたが・・。今はメンバーシップの有効期限も切れちゃったので10%割引はないし、ネットでは本の中身を見れないし・・・と思うと足が遠のきました。
日本語の中古本を買う方法:書店やオンラインで買う
シドニーのブックショップ「ほんだらけ」さんでは、日本語の中古本が買えます。 オンラインショップ「FULL OF BOOKS」もあります。
シドニー以外の場所にも発送してくれます。
詳細はこちら:
買わずに借りる方法:ライブラリーに行く
これは一番安上がりな方法です。ズバリ、借りる!
本を借りると言えば、ライブラリー! シドニーとメルボルンの、日本語の本が借りれるライブラリーをご紹介します。
(1)シドニーの、The Japan Foundation Sydneyのライブラリー
「The Japan Foundation Sydney」までは、シドニーのCentral駅から徒歩5分。便利なロケーションです。 Central駅から、「Central Park Shopping Centre」に行くと、その4階に「The Japan Foundation Sydney」があります。
日本の本・CDが借りれるライブラリーもあります。
https://jpf.softlinkhosting.com.au/liberty/libraryHome.do?SAMLResponse=&clientAlias=&time=&digest=&corporationAlias=JapanFoundationSydney(2)メルボルンの、City Library
メルボルンに住んでるなら、City Libraryがオススメ。Flinders Street駅から徒歩10分です。
Grande Levelには、日本語の雑誌があります。Level1には日本語の本(小説・実用書)や児童書があります。Mezaninne Levelには、DVDやCDもあります。
ライブラリーカードの作り方や、ライブラリーのサービス内容詳細です: https://yokokawabata.com/japanese-book-club/
追記記事:2019年5月18日(転送JAPANでアマゾン問題が解決!オーストラリアからアマゾンジャパンの商品買えます!)
「オーストラリア在住の私は、もうAmazonジャパンさんから、日本の商品を買えなくなっちゃったよー」と凹んでましたが・・・。
どうしても、どうしても欲しいものが出てきました。だから、調べに調べました!
そして、ついに買えました!\(^O^)/ ワ~イ
オーストラリアに住んでいても、アマゾンジャパンの商品、買える方法がありまーす!
詳細は、こちらで:
まとめ
どんな日本語の本が読みたいかによって、いくつかパターンがありますが・・・
(1)海外在住(特にオーストラリア)の人が、日本の新本を買うなら
ネットストア「honto!」で欲しい商品が見つかるなら、ここでのお買い物が一番お得だと思います。転送業者を通すと、手数料が必要になるので・・・。
ネットストア「honto!」で本が見つからない場合
この場合は、下のオプションの中で、在庫があるショップを見つけます:
・シドニーのブックショップ「ほんだらけ」さんのオンラインショップ「FULL OF BOOKS」で、日本語の中古本を探す。
・シドニーの紀伊国屋書店の店頭やネットストアで在庫を探す。在庫が無ければ、取り寄せが可能か問い合わせする。
・本ではなくて、商品が欲しい時は楽天市場の「海外海外販売」サイトで検索する。
・Amazon.co.jpで注文し、転送JAPANなどの転送業者を経由して買う。
今のところ、私は、こんな感じで、自分の欲しい日本語の本を買っています。この情報が、お役に立てればうれしいです。
コメント Leave your feedbacks