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【メルボルンで虹織りアート5】さをり織りの肩かけショールを手織り♪, Rainbow Weaving Art Shawl, SAORI weaving

虹織りアート/Rainbow Weaving Art

◎オーストラリアのメルボルンで、虹織り(虹色の手織り)アート作品を創造してる陽子です。

◎Rainbow Weaving Art | Melbourne | Award-winning textile artist

▼ 虹織りアートワークショップ – 撮影 Shion Zion ▼
▼ 虹織りアートを創作中 – 撮影 Shion Zion ▼

2019年から、メルボルンで手織りを始めた私です。

今回は、さをり織りの『虹色の肩掛けショール』を作りました〜!

メルボルンのヘザー先生のさをり織り教室で、日本製の手織り機「SAORI」を使っての織りを初体験してきましたよ。

織りあがったばかりの出来立てホヤホヤの布地

↑織りあがったばかりの布地を、手織り機から外すところです。

(この瞬間が一番楽しい!)(*´艸`) クスクス

教室には手織り機が6台ぐらいあったかな?どれも事前にタテ糸(黒1色)が準備できている状態で教室に置かれていました。(自分の好きな色のタテ糸で織りたい場合は、別途、半日クラスを予約するのだそう)

さをり織り初体験の今日は、3時間でこの長さを織りました。織り機から外したばかりの状態で『横幅60cm x 長さ1m40cmぐらい』のサイズでした。

おウチに持って帰って、洗濯機で軽く洗って縮絨(しゅくじゅう)したら、一回りほど縮みました。(手織りしたばかりの布は目が詰まってないので、ゆる〜い仕上がりです。洗濯機で軽く洗うと自然に縮んで目が詰まって、しっかりと仕上がります)

この日の教室は、私以外に5人のオーストラリア人女性たちも手織りにきていました。他の人たちは世間話で盛り上がって、手や足よりも『口』の方を忙しく動かしてましたが・・・(爆笑)。

そんな中、私はいたってマイペースで〜♪ おしゃべりよりも、『織りがやりたかった』ので無我夢中で、手を止めずに猛烈なスピードでガシガシ織ってました!

手織り講師のヘザー先生に、『初めてにしては、かなり早いねー!身体でリズム感をつかむのがうまい!以前、何か運動か音楽をやってたの?』と聞かれたので・・・。

私:『運動も音楽も、子供の頃から悲しいほど全くできません(苦笑)。でも演劇をやっていた時に、目で脚本を見てセリフを暗記するのじゃなく、身体全体で動いてセリフを覚えてました』と告白したら・・・。

ヘザー先生:『あなたは、生まれつきの手織りの才能があるのかも・・・。前世でも手織りしてたのかもしれないわね。だって習得が早すぎるもの!』

きゃー!!! o(^∇^)o ワクワク

私も、やけにメキシコの手織り布の派手な虹色の色彩や、江戸時代の着物の文様に惹かれるので、やっぱり昔どこかで手織りしてたのかもーと思ってました!

虹色の肩掛けショールの完成写真

SAORI

織った布地のアップ写真

↑オレンジ色のウール原毛を織り込んでいます。

↑黄色のリサイクル・サリーを織り込んでいます。

リサイクル・サリーはシルク製。インド人女性が着るサリーを作る時に出るハギレを再利用したものです。

↑オレンジ色のリサイクル・サリーを織り入れました。

↑緑色のリサイクル・サリーを織り込みました。

↑赤色の手つむぎウール毛糸。緑色のリサイクル・サリー。

これらのカラフルなウール原毛や、リサイクル・サリーは、手つむぎした羊毛はヘザー先生の手織り教室に置いてありました。作品を作る時に、誰でも自由に使ってよいのです。

上のアップ写真をよく見ると、ヨコ糸の中に、緑色や紫色のカラフルで細い糸が複雑に混じってるのが見えるかな?

この写真をFacebookでご紹介したところ、『日本には、緑色や紫色が複雑に混じり合ったカラフルな毛糸は売ってないわ〜』と嘆いておられた方がいたのですが・・・。

実はコレ、自分で工夫して作りました。(≧∀≦)てへっ

ただ単に『細い単色の糸』を2〜3本分束ねて、『太いカラフルな1本のヨコ糸』として織り入れました。

この2〜3本の細い糸を束ねる作業は、手織り機『SAORI』に付属で付いてくるボビン巻き機を使えば、誰でも簡単にできます。

↑今回の肩掛けショールのヨコ糸として使った糸いろいろ。

↑『2〜3本の濃いブルーの細い糸』を束ねて『1本のカラフルな太いヨコ糸』として、ボビンに巻きつけました。

↑肩掛けショールに入れたウール原毛やシルク製リサイクル・サリーです。

手織りの先生は、どんな人?

Heather(ヘザー)先生というフレンドリーなオーストラリア女性が教えてくれました。

ヘザーさんは手織り以外にもいろいろなアート活動が得意な方です。藍染め、ミシンのソーイング、ペインティング、舞台女優、歌を歌うなど、幅広い分野の芸術センスにあふれた素敵な女性です。

ヘザー先生は日本製の手織り機「SAORI」以外にも、ニュージーランド産のAshford(アッシュフォード)の卓上手織り機などの手織り体験がありいろんなタイプの手織りの技法・知識をお持ちです。

ご主人のGreg(グレッグ)さんと共に、大阪の手織り教室『さをりの森』に足を運んで、さをり織りを学んだそうです。今も1〜2年に一度は、大阪のさをりの森に顔を出しているそう。

手織り機「SAORI」に出会ってからは、日本の手織り機『SAORI』の使い勝手の良い機能的なデザインに魅了されっぱなしだそうです。

さをり織りって何?

詳しくは、大阪の「さをりの森」本部のウエブサイトをご覧ください↓

この肩掛けショールができるまでのプロセス

(1)手織り教室で、10AM 〜1PM(3時間コース)を予約

手織り教室「Art Weaver SAORI Studio」のWEBで、2019年1月30日の10AM〜1PM(3時間コースを予約しました。

手織り機SAORIで手織りをするのは、これが初めてでした。

手織り機には、黒いコットン製のタテ糸が事前にセットされた状態でした。なので私はタテ糸の準備はする必要がありませんでした。

まず基本操作を学びました。ボビン(プラスチック製の太いストロー状の筒)に、ヨコ糸を巻きつけるやり方や、足のペダルの踏み方などを教わりました。

手織り機の基本操作を学ぶのは、まるで自動車教習所で初めて車の運転を学ぶような感じ。最初は、手と足がバラッバラで、まるで「壊れたロボット」のように、ぎこちない動きしか出来なかった私でしたが・・・。

ものの10分もやると段々とリズムがつかめて、体がスムーズに動きはじめました。頭で考えなくても、自然に体が動けるようになりだします。

頭で考えなくても体が動けるようになると、

私:『あ!こんなアイディアはどうかな?』『おー、こんなアイディアも試してみよう!』

と、いろんなアイディアが泉のように湧いてきました。

この3時間のクラスで無我夢中になって手織りしたら、横幅60cm x 長さ140cmを織ることが出来ました。

(2)織りあがった布を家に持ち帰り、縦糸の房結びをする

織り上がった布を、『そおーっ』と家に持ち帰ります。

布の端をそのままにしておくとヨコ糸がほつれてきます。なのでタテ糸を房状に結んで仕上げます。

5〜10本くらいの縦糸を適当に束ねて(←私は5本でやりました)、布の端で玉結びします。

単調作業だけど、集中してやれば1時間ぐらいでできます。

(3)化粧直しをする

織りあがった布は、目がゆるーいので、洗濯機で洗い縮めます。

でも洗濯する際に、フリンジの糸がからみ合うのを防ぐために、長くはみ出した糸はカットします。私は15〜20cmぐらいのフリンジを残して、残りはカットしてます。

また洗濯機の中で、フリンジの糸同士が絡まるのを防ぐために、あらかじめ輪ゴムで軽く結わえておくと良いです。

(4)洗濯機で洗い、布の縮絨(しゅくじゅう)をする

縮絨のやり方を、さをり本『SAORIのお仕立て【中級編】〜ボトムスもできちゃう、カンタン仕立ての本』から抜粋すると・・・

手洗いでなく、洗濯機で洗います。繊維同士をからませるのが目的なので、洗濯ネットに入れてはいけません。洗濯機に中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を適量入れて、「標準」コースで回します。時間の目安は3〜7分ですが、途中で時々取り出して布を手で絞り、縮絨の様子(繊維が絡み合って毛羽立った状態)を見ながら行います。水温は30度くらいが適温です。

出典:SAORIのお仕立て【中級編】〜ボトムスもできちゃう、カンタン仕立ての本

洗濯機は、Top Loader(上から洗濯物を出し入れするタイプ)が適しているようです。

でも当時、私はハウスシッター生活をしてて、犬の飼い主さんのおウチに住み込みで暮らしていたので、そこのFront Loader(ドラム式洗濯機)で、一番短い時間の『30分洗濯』を選びました。縮絨の時間の目安は3〜7分と書いてあったけど、ドラム式洗濯機は洗濯の途中で取り出すことはできないので、しませんでした。

水温は30度が選べなかったので、40度で洗濯しました。

(5)すすいで脱水する

3分程度すすいだあと、1分程度脱水します。

出典:SAORIのお仕立て【中級編】〜ボトムスもできちゃう、カンタン仕立ての本

私は、この通りにしませんでした。

ドラム式洗濯機を使ったので、上記のような設定ができなくて・・・。なので30分の洗濯コースにおまかせしました。

(6)アイロンを掛ける

脱水後すぐ、乾く前にアイロンを掛けます。水分と熱を加えると繊維は伸びるので、アイロンを全体に軽く掛け、布の温度を上げます。縮んでしまった部分を両手で引っ張って、布を適正な幅に伸ばします。形が整ったら再度、アイロンを掛け、水分を飛ばして定着させます。

出典:SAORIのお仕立て【中級編】〜ボトムスもできちゃう、カンタン仕立ての本

私は、割と適当にやってしまいました。(あはは)

私は、今回の作品で、絹とコットンの糸を主に使いました。織りあがった時は、ちょっとゆるいかな〜と思ったけど、洗濯後に少し縮んで、ちょうどいい具合に布が引き締まりました。

洗濯後に、アイロンは軽くかけましたが、洗濯後の自然な縮み具合が気に入ったので、特に無理して伸ばしたりはしませんでした。

ヘザー先生によると、ウールが一番縮みやすいそうです。

(7)干す

形を整えてから、陰干しします。

「無い」からこそ、工夫して生まれるアイディアもある

ようこ
ようこ

「単色の細い糸2〜3本」を、より合わせて、「カラフルな1本の太い糸」を作る。

今回、『単色の細い糸2〜3本』を束ねて、『カラフルな1本の太い糸』にするというアイディアは、たまたま思いつきました。

私は、カラフルな虹色が好きなので・・・。本当は今回の手織り教室でも、カラフルなタテ糸を使って手織りしたかったんですね。

でも、手織り教室にあった手織り機は、どれも事前に黒いタテ糸が張ってありました。

カラフルなタテ糸は、大阪の『さをりの森』本部から船便で時々届くらしいのですが、人気商品なのですぐに売れ切れてしまうらしいのです。だからカラフルなタテ糸は使えませんでした。

もちろん、カラフルなタテ糸で織りたいなら、教室で半日レッスンを申し込んで、自分で仕込んで使うことは可能です。

でも私は今回、手織り教室に初参加したので、タテ糸を仕込む面倒臭そうな作業よりも、まずは黒いタテ糸でもいいからパッタンパッタンと楽しそうな手織り体験をしたいと思いました。

そして『タテ糸は黒一色だけど、いろんなカラフルな色で手織りするにはどうしたらいいだろう』と考えました。

パッタンパッタンと手織り作業をしていくうちに、アイディアが『ポッ!💡』と降りてきました↓

ようこ
ようこ

横糸を思いっきりカラフルにしたらいいんでは?いろんな色の細い糸を混ぜて、カラフルな太い糸を作ろう!

カラフルな羊毛やリサイクルサリーも織り込んで、虹色を作ろう!

ある意味、手織り教室に『黒いタテ糸しかなかったお陰』で、『単色の細い糸を束ねて1本の太いヨコ糸を作る』アイディアを思いつけました。

もしカラフルなタテ糸が仕込まれた手織り機が手軽に手に入っていたら、こうやってカラフルなヨコ糸を作るアイディアなど思いつきもしなかったかもしれません。

また、自宅で独学で手織りを学んでいたなら・・・。プチ完璧主義者なところがある私は、まずカラフルなタテ糸を仕込むところから始めないと氣が済まなかったと思います。だから、やっぱり『単色の細い糸を束ねて1本の太いヨコ糸を作る』アイディアは思い付けなかった氣がするのです。

手織り教室に通い、先生や仲間たちと手織りを学ぶことの利点

それは、『思いがけない偶然のアイディアをもらえる』ところです!

あと、『手織り好きな人との人脈が広がる』ことです。

ちょっとスピリチュアルな話になりますが・・・。手織り教室に、その日たまたま偶然に集まった人たちは、実は単なる偶然じゃないこともあるんですね〜。

宇宙の神さまみたいな人から、一寸の狂いもなく、『この人と繋がりんしゃーい!』って感じでね。出会うべき人とのご縁に出会うべき最善最高のタイミングで、うまーく出会うことも多いのです。『この采配、いくら神さまでも出来過ぎじゃね?』と思うぐらい。

はっきし言って、『仙人のように、家に1人で引きこもって』いては、チャンスや運ってやってきません。 

これ、まさに私の例ですが・・・。

私は、家の中で1人でやる作業(手織り、ソーイング、文章を書くこと、本を読むこと)を、とことん追求することが大好きすぎてね。ほおっておくと誰とも会わずに、どこにも出かけずに、1人で仙人のような暮らしを楽しんでしまいます。

もちろん、そのこと自体が悪いわけではないけど・・・。

放っておくと、私の行動範囲や交友関係はすごく狭くなってしまう。旦那が出張でいない時は、1週間でも平気で家の中に引きこもって、延々と趣味の世界に楽しく没頭してしまう私なのです。(しかも無我夢中でやりたいことに集中してるので、寂しさも全く感じないという!爆笑)

でもね!

チャンスや運って、どこかで人と会って会話して、そのご縁で運ばれてくるものだと思うから。家に黙々と1人でこもっていても、チャンスはなかなかやってこないもの・・・。

『ハートにピンと来たら、即行動!』が幸運を引き寄せるコツだと思ってます。

私の大好きな、虹色の手織りについて

出典:建築家「細川卓哉」さんのFacebookよりお借りしました

虹って、ステキ (//∇//)きゃ〜ん

虹を見ると、みんなが幸せになる

私も、そんな虹のような手織りをして

身につけた人が

幸せ〜になる作品をつくっています!

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Rainbow Artist Weaver(虹色の手織りアーティスト)

Blog(ブログ):http://yokokawabata.com/category/weaving/

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Facebook (フェイスブック):https://www.facebook.com/yoko.kawabata11

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▶︎『虹織りアート作品には厄除け&お守り効果がある!』と、お客さまからしあわせメッセージをいただいてます。
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▶︎高品質でお肌に優しい天然素材の糸で創作。

▶︎厄除け・しあわせをよぶ虹織り作品を身につけて、豊かに幸せに生きましょう。

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虹織りアート/Rainbow Weaving Art
虹織りアーティスト 陽子

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