オーストラリアで手織り:Clover(クロバー)咲きおり(40cm)30羽セットでとうもろこしの皮のバッグを手織りする, Weaving a bag with cornhusk on Japanese table loom, Clover SAKIORI (40cm)

虹色の手織りアーティスト

メルボルンで手織りしてます。

今回は、初めての素材「とうもろこしの皮」を使った手織りに挑戦!

あと、以前からやってみたかった「裂織り」にも初挑戦しました〜!

裂織りは、布を裂いて横糸として手織りする技法です。日本の古着屋さんで買った古いウールの着物2つを裂いて手織りしました。(なんとこの着物は、1着300円でした!)

とうもろこしの皮+裂織りで作ったバッグの完成写真です!

バッグ横に、虹色のフサフサがついてます
(左から)とうもろこしの皮のバッグ、虹色スカーフ、虹色スカーフ、虹色スカート

上の写真は、Fujifilm XT-10というミラーレスカメラで撮影しました。

(富士フィルムのカメラは、昔フィルムを作っていたメーカーだけあって、色が綺麗と聞いたことがあります。私の作る虹色の手織り作品の色も、より実物に近い色で写ってます)

この下の写真2枚は、私が2012年ぐらいに買った古〜いipad miniで撮影した写真です(実物の作品よりも沈んだ色に写ってます):

バッグの底は補強するためにミシンで、フリーハンドでグルグル巻きに縫ってます。まん丸の太陽みたい?

メルボルンのアート&クラフトのコンペ「2019 Royal Melbourne Show – Art, Craft & Cookery exhibition」に出展

今回作った、とうもろこしの皮のバッグは、メルボルンのアート&クラフトのコンペ「2019 Royal Melbourne Show – Art, Craft & Cookery exhibition」に出展します。(昨夜、搬入してきました〜!)

メルボルンのアート&クラフトのコンペ「2019 Royal Melbourne Show – Art, Craft & Cookery exhibition」の詳細はこちら:

・開催日時:2019年9月21日(土曜)〜2019年10月1日(火曜)

・Facebook https://www.facebook.com/events/468005253765003/

・ウエブサイト https://www.rasv.com.au/art-craft-cookery/

このコンペには、今年初めて出展する私です。「とうもろこしの皮のバッグ」以外にも、あと3作品を出展します。

作品1:虹色スカーフ(細めの縦糸を使用)

Yoko Kawabata Edwards
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作品2:虹色スカーフ(太めの縦糸を使用)

Yoko Kawabata Edwards
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作品3:虹色スカート

とうもろこしの皮のバッグを作るプロセス

この作品の製作過程をご紹介します。

とうもろこしの皮を手織りに使っちゃうという人生初の試みでした。どんなものが出来上がるのか想像もつかなくて、ドキドキでした。

まず作る前に私がイメージしていたのは、下のようなマルシェバッグでした:

出典: http://nossabossa.jp/?pid=31692411

でもどうやって作って良いのか、見当もつきませんでした。なので、まずはリサーチしてみました。

(1)リサーチ:トウモロコシの皮でコースターを織る動画を発見

どうやってトウモロコシの皮で手織りしたら良いのだろう・・・と思い、ネットでリサーチしました。すると、わかりやすい動画を見つけました:

手織り「とうもろこしの皮でコースターを織ってみる」

(2)リサーチ:手織り作家「箕輪直子」さんのトウモロコシのコースターの写真を発見

日本の手織り作家「箕輪直子」さんのブログに、トウモロコシのコースターが載ってました:

出典:https://ameblo.jp/minowanaoko/entry-12184233056.html

下の写真は、箕輪直子さんのブログで詳細されていた「アトリエ教室O」さんの作ったトウモロコシのコースターです。トウモロコシの皮のありのままを生かした素朴な感じがこれまた素敵です:

出典:https://ameblo.jp/minowanaoko/entry-12184233056.html

(3)リサーチ:手織り屋「野福(のふく)」さんのCreemaショップ

「とうもろこし皮織りコースター」を販売してる手織り作家さん「野福(のふく)」さんの手作りコースターも素敵です:

出典:https://www.creema.jp/item/7410199/detail

Creemaの作品詳細によると:

経糸に麻糸を、緯糸に割いたとうもろこしの皮と綿糸を交互に織り込んだコースターです。

出典:https://www.creema.jp/item/7410199/detail

・・・だそうです。

アップの写真を見ると、縦糸は「白、ベージュ、黄色、茶色」の色を使い、トウモロコシの皮の素朴な色と喧嘩しない色使いです。

横糸にはトウモロコシの皮が使われています。そしてトウモロコシの皮と皮の間の隙間には、白くて細い綿糸が使われています。

出典:https://www.creema.jp/item/7410199/detail

(4)とうもろこしの皮を準備する

作っている過程の写真は、私のFacebookでも見れます:

Yoko Kawabata Edwards
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トウモロコシの皮を干してます
乾燥させたとうもろこし皮が、たくさん集まりました
手織りする直前に皮を水に30分ほど浸してもどす。好きな細さに裂いて余分な水分をタオルで取る(私は5mm〜1cmの細さに裂きました)
とうもろこしの皮を丸結びにして手織りしてみると・・・
すると、とってもワイルドなテクスチャーになる!
とうもろこしの皮を丸結びせずに、少しづつ重ねながら手織りすると・・・
すると、おしとやかな感じのテクスチャーになる
紺色の絣(かすり)模様の着物生地で裂織りした部分

とうもろこしの皮+古い着物で裂き織りした布が完成する

白っぽいのがとうもろこしの皮。赤と紺の部分は、古い着物で裂き織り。
縦糸は、リネンの糸とコットンの糸を使用

手織りした布から、バッグを作る途中でトラブル発生!

作り始める前は、「マルシェバッグ」みたいなものを作りたいなと思っていましたが・・・。カゴの形に編む方法が分からない。

なので急きょ、あずま袋の形を応用した、肩にかけれる「あずまバッグ」を作ることにしました。下の写真が「あずまバッグ」です:

出典:本「はじめての裂き織りレッスン:糸の種類・かけ方、基本の織り方などをわかりやすく解説」の「あずまバッグ」

上の「あずまバッグ」は、布の裂き織りして作られてます。

作り方は。下の本に写真入りで分かりやすく載ってます:


ところが、ここで大問題発生!

「着物生地で裂き織りした部分」は布で出来てるので、柔らかくて柔軟性があり、あずまバッグを作るのにも適してますが・・・。

「とうもろこしの皮で手織りした部分」は、硬くて折り曲がらな〜い!!!これじゃ、あずまバッグは作れなーーーーーーい!!!

(°◇°;)えええええー

もう、大大大ピンチ〜!!!

コンペ作品の搬入締め切りは、その日の8PM。今はすでに2PMで、残り時間は6時間ぐらい。

搬入会場までは、電車とトラムを乗り継いで1時間半かかる・・・しかも朝起きてからすぐこのプロジェクトにかかりっきりで、まだシャワーも浴びてないし、パジャマのまま。

出かける前の支度にかかる時間を考慮すると、もう実質1時間半ぐらいしか製作時間はない!!!!( TДT)うぎゃー!!

どうする、どうする、どうするーー?!

迫り来るタイムリミット。手が震える。心臓バクバク。

でも絶対にあきらめたくない!絶対に間に合わせてみせる!

ぼーっとする時間はなく、とりあえず手をどんどん動かしてみた。目の前にある手織りした布を曲げてみたり、筒状にしてみたりしながら・・・。

「手芸店で一般的に市販されてる布にはない、とうもろこしの皮で出来た布の強烈な個性を活かせるのは、どんなバッグの形だろう?」と、布に聞く。

以下、私の頭の中で超高速で繰り広げられていた「脳内会話集」の一部をご紹介すると・・・

「着物生地で裂き織りした部分」は柔らかくて柔軟性があり、あずまバッグを作るのにも適してますが・・・。

「とうもろこしの皮で手織りした部分」は、硬くて折り曲がらな〜い!!!だから、あずまバッグは作れないーーーーーー!!!

(°◇°;)えええええー

もう、大大大ピンチ〜!!!

コンペ作品の搬入締め切りは、その日の8PM。残り時間は、あと6時間ぐらい。でも搬入会場までは電車とトラムを乗り継いで1時間半はかかるし、その時間を差し引いたら、もう実質4時間ちょいしかない。

どうする、どうする、どうする?!

ぼーっとする時間はなく、とりあえず手をどんどん動かしてみた。目の前にある手織りした布を曲げてみたり、筒状にしてみたりしながら・・・。

「手芸店で一般的に市販されてる布にはない、この、とうもろこしの皮で出来た布の強烈な個性を活かせるのは、どんなバッグの形だろう?」と、布に聞く。

以下、私の頭の中で超高速で繰り広げられていた「脳内会話集」の一部をご紹介すると・・・

とうもろこしの皮の部分は硬いので、あずまバッグのように直線的に折り曲げるデザインはできない。だって無理に曲げようとすると、とうもろこしの皮が痛がる!でもゆるーくカーブするだけの柔軟さはある・・・じゃあ昔、一回作ったことがあるバケツ型のショルダーバッグはどう?

バッグの底はどうする?楕円形?まん丸?それとも長方形?うーん、まん丸の方が、本体のとうもろこしの皮の部分もゆるーくカーブしやすいよね。バッグの底はこのまま本体に縫いつけちゃう?いやいや、重い荷物を入れた時に底が抜けないように補強した方が良くない?じゃあ、どうやって?芯をつける方法もあるけど、手持ちがないじゃん?じゃあ、ジーパンの穴を補修する時の要領で、ミシンでフリーハンドで円形にぐるぐる縫おう!

手織りした布なので、両端にフサフサのフリンジがついてる。これをカットして、普通の布みたいに使う?いやいや、この個性を活かすデザインにしてあげよう!両端のフリンジが、ワザとフサフサと揺れるデザインにしてあげよう!

バケツ型のショルダーバッグだと、口がガバッと大きく開いてしまう。閉じるにはどうしたらいい?プラスチックのスナップボタンにする?いやいや、フサフサと揺れるフリンジもついてるし、口を閉じる方法もフリンジみたいに揺れる方法とかは?あ、じゃあ長いヒモをボタンに引っ掛けるといいかも!長いヒモが風で揺れるデザインだと、フリンジとお揃いで可愛いね!

締め切りの時間が刻々と迫る中、私の頭の中は、超高速回転でグルングルン回ってました。

問題を1つ1つ解決するために、アイディアがどんどんあふれてきて、まさにFLOW(フロー)状態でした。

さて、市販の布をカットするときは、「間違えたら、また別の布をカットし直せばいい」と思えるので気分的に楽です。

でも、

・目の前に、作り方の本・レシピ・テンプレートもなく・・・。

・同じ素材で、似たような作品を作った前例もなく・・・。

・最終的にうまく出来る確証もない・・・。

・・・という状況の中で、1から手織りした布にハサミを入れるのは、すごく勇気がいりました。だって失敗したら、もう2度と同じような手織りの布を作れないから。少なくとも、1時間半で手織りし直すことは不可能です。

失敗したらもう取り返しがつかない。

でも、「なんとかなるさー!失敗しても死ぬわけじゃあるまいし!えいやー!」と思い切ってハサミで布をチョキチョキ。

バッグを作ってる最中は、「とうもろこしの皮で出来た布の、強烈な個性を活かせるバッグはどんな形?」と、心の中で何度も何度も問いかけ続けました。

あと、迫り来るタイムリミットの恐怖に飲み込まれないように、「私なら出来る!絶対に出来る!自分の想像力を信じて!」と、心の中で呪文のように唱え、立ち止まらずに、ひたすら手を動かし続けました。

問題を1つ1つ解決するために、アイディアがどんどんあふれてきて、まさにFLOW(フロー)状態でした。

そして出来上がったのが、これなんです!

バッグ左に、手織りのフサフサがついてます

出来上がったときは、もう、うれしくてうれしくてー!

「バンザーイ!」と飛び上りたくなるほど幸せでした。

\(●⌒∇⌒●)/ わーい

そして、おかげさまで搬入締め切りにも間に合いましたー!!

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