クリエイティブで幸せに生きるアイディアを紹介。オージー旦那と国際結婚した日本人妻がメルボルンからお届け〜♪

バイリンガルになるには?どうしたらなれるの?

海外で学ぶ・働く

英語を話せると、得すること

日本語だけじゃなく、英語も話せると得することは、色々あります。

例えば・・・

英語圏の学校に留学できる。日本では学べないことを体験できる。(例えば、カナダで西洋の演劇を学ぶとか)
英語圏に海外旅行に行く時、より安心。(道に迷っても人に聞ける。その国の美味しいお料理を体験できたり)
外国人の友達・彼が出来ると、視野が広がり世界も広がる。(自分と異なる価値観を持つ人種の考え方にふれ、理解が深まる。)
外国人の旦那と結婚し、外国に住める。(私、オージーの旦那と結婚して、シドニーに住んでます)
選べる職種が広がる。お給料もアップ。
通訳できるレベルになると、普段、自分が会えない職種、ステイタスの人と会えるチャンスができる。(例えば国際展示会で会社社長への通訳や、海外のアーティストが来日した時の舞台通訳とか)

演劇な好きな人なら「英語で、外国人と演劇の舞台に立つ」なんてことも出来るようになります。(詳細は下の記事で♪)

Performed in 'Dead Cat Bounce' at Festival/Tokyo Nov09/デット・キャット・バウンスをフェスティバル/トーキョー09秋にて公演
Dead Cat Bounce. Perf.Yoko Kawabata, et al. Dir.Chris Kondek.  Festival Tokyo 09 Autumn, Nishi-Sugamo Arts Facto...

シドニーでのバイリンガル・バイカルチャー教育と子育て

ある程度、英語でコミュニケーションが取れるようになると「もっと上手になりたい」と思うもの。そんな時「生まれつき日本語と英語を母国語とするバイリンガルっていいなぁー」って、つねづね思ってました。

そんなある日、シドニーで、日本語教育シンポジウム「シドニーでのバイリンガル・バイカルチャー教育と子育て」が開かれるということで、さっそく参加してきました。開催場所は、シドニーのセントラル駅近くにあるCentral Park Sydneyビル内のJapan Foundation Sydney。

シンポジウムのコンセプトはこんな感じでした:

国際結婚家庭の子供たちは、生まれたときから2言語接触を開始していますが、成人前に第2言語に接触した子供たちに比べて、文化的価値判断基準・アイデンティティーや、脳内言語処理は異なるのか?
バイリンガルに育てるメリットは何か?バイリンガルに育てるには、家庭内言語はどうすればよいのか?
これらの疑問への研究結果に関する、田浦秀幸氏(立命館大学大学院・言語教育情報研究科教授)ほかによるシンポジウム。

オーストラリアの、バイリンガルの種類

一言で、「オーストラリアに住むバイリンガル」と言っても、いろーんなパターンがあります。

会場で見聞きしただけでも、こんなにたくさんのバリエーション!

日本人母と、オージー父の元で生まれた子。
日本人父と、オージー母の元で生まれた子。
オーストラリアに住む日本人母と、アメリカ人父の元に生まれた子。
日本人母と、英語がネイティブのオーストラリア生まれの中国人父の元で生まれた子。
オーストラリアに住む日本人同士の両親の元で生まれ育った子。
オーストラリアで、日本人シングルマザーの環境で育った子。(←日本人母とオージー男性が交際中に出来た子供で、オージー男性が結婚に同意しなかったとか・・)
日本人母と、オーストラリアに移民してきた台湾人父の元で生まれた子。(←母と父は、パートナーの母国語が話せないので、それぞれの第二ヶ国語である英語で会話する)

例えば、日本人母と、オージー父の元で生まれた子供の場合は、お母さんは母国語の日本語で話し、お父さんは母国語の英語で話しかけるという家庭が多いみたい。

このシンポジウムに参加する前の私は、「バイリンガルの子って、本当にうらやましい!子供の頃から、家では日本語、外では英語に触れられるなんてー!日本に生まれ育った日本人は、みんな英語習得に苦労するのに、こっちのバイリンガルは何の努力もせずに、2つの言語を自然と覚えられて、いいなー!」と単純に憧れてました。

会場に来ていた80%ぐらいの人たちは、「バイリンガルの子供を持つ日本人の母親」、または、「バイリンガルの子供に日本語教室で日本語を教える教師」だった感じがしました。その他には、お父さんらしき外国人がチラホラ。そして、私のように子供はいないけど、オージーの旦那を持つ日本人妻とか。

子供をバイリンガルに育てようと思いつつ、でもオーストラリアに住んでる子供は圧倒的に英語に接する機会の方が断然多いので、日本語の習得は容易じゃないのだと知りました。

オーストラリアで、日本語の勉強は義務教育じゃないので、英語さえ出来れば、オーストラリアでの生活には困らないしね。こればっかりは、親が、嫌がる子供に強制的に日本語を勉強させることはできなくて、本人が自主的にやる気にならないとダメなんですね。

バイリンガルになる条件と、英語を学ぶためのコツ

シンポジウムで興味深かったことを、まとめます。

日英のバイリンガルになるためには、5歳までに、英語と日本語の2ヶ国語環境に生まれ育つこと。
言語能力の習得は読み聞かせから。想像力、集中力、批判力を養う。
小学1−4年生までに、日英のバイリンガル環境に育った子供は、その後、日本に帰国して、英語を話す機会があまりなくても、英語の能力を保持出来る確率が高い。11歳までの言語教育が肝!
寝る時間を8時間とするなら、起きてる時間(16時間)の20%に当たる時間(毎日3時間)に、英語に接する習慣をつけると、たとえ日本に帰国しても、英語の能力を保持出来る。(←ここ大事!これは、英語を習得したい日本人の大人にも言えることだそう。高い月謝を払って「週に1度、2時間の英会話教室」に行くよりも、「毎日最低でも3時間づつ英語に触れる」ことが一番の近道なのだそうです!)
12歳以降に、バイリンガル環境に育った子供は、本当の意味でのバイリンガルにはなれない。「外国語としての勉強」というふうになる。
シドニーで生まれ育った子供に、日本語を学んでもらう時、動機付けが大事。本人が楽しんでやれることから、日本語を学ぶようにする。スポーツでも、車でも、本人が夢中になれる分野の勉強なら、楽しんで続けられるから。
外交的で、現地の友達が多い子供は、現地での言語習得が早い。でも本が読むのが嫌いな子供は、英語の正確さに欠ける。慎重な子供は言語習得が遅い。でも本を読むのが好きで、慎重な子供は習得は遅くても正確な言語を話せるようになる。
子供が、日本人のお母さんに、携帯で「彼氏の家に止まってくるね」とメッセージを送ってきた時は、「間違えてるよ」と批判するのではなく、「泊まってくるのね」と優しく訂正してあげ、本人のやる気を削がないように注意。
2ヶ国語でバイリンガルな人は、それ以上の言語の習得も、モノリンガルな人より楽に出来る。6ヶ国語までは大丈夫らしい。
Cow(牛)、Grass(草)、Chicken(鶏)の3つの単語の中から、関係のあるものを2つ選べというと、日本人は「CowとGrass」を選ぶ人が多い。「牛は草を食べる」と結びつけるから。欧米人は「同じ動物というカテゴリーだから」という意味で「CowとChicken」を選ぶ人が多い。(←私は「そんなのCowとGrassに決まってるじゃん!」と思った。根っから日本人なんだなぁ、私。ちなみに「ChickenとGrass」を選ぶ人は、かなり変人だそう。今度、うちの旦那ラッセルに質問してみよっと!まさか、変人グループに属さないといいんだけど・・)
Rocket(ロケット)、Moon(月)、Bus(バス)の3つの単語の中から、関係のあるものを2つ選べというと、日本人は「RocketとMoon」を選ぶ人が多い。欧米人は「RocketとBus」を選ぶ人が多い。(←私は「そんなん、RocketとMoonじゃん!あったり前じゃん!」と思った。)
バイリンガルな環境に生まれ育つ子供が、日英両方ともの言語をうまく習得できた場合は、モノリンガルな子供よりも知能が高くなる傾向がある。

あと、ググったら、英語のこんな記事を見つけたのでシェアします:

[…] Bilingual adults have better executive brain functions than adults who only speak one language. That means bilingual adults are better able to switch focus between tasks, recall memories, and demonstrate higher-level problem-solving and planning skills. Bilingual kids demonstrate those skills, too.
(引用 ”The Sooner You Expose A Baby To A Second Language, The Smarter They’ll Be” )

(上の引用文の和訳)一つの言語しか話せない大人と比べて、バイリンガルな大人は、より優れた脳の機能を持ってます。バイリンガルな大人は、異なる作業を並行して行う時に、集中力を途切れさせることなくスムーズに出来たり、優れた記憶力、高い問題解決能力や計画性を持ち合わせています。バイリンガルの子供も同じような能力を示します。

すごいな、バイリンガルな人たちって!

バイリンガルと右脳の話

田浦教授によると:

一般的に右利きの人の言語は左脳で処理されます。右脳では言葉の抑揚や歌を処理します。左利きの人は、言語の処理で左右の脳を使います。
「3−6歳ぐらいから、日英のバイリンガルな生活環境で育ち始めた子供」と、「生まれる前にお母さんのお腹の中にいる胎児の時期から、もしくは、生まれて1週間後から日英のバイリンガルな生活環境で育った子供」は、見た目には同じようなバイリンガルに見えます。
でも、脳の血流を測る機械で測定すると、「3−6歳ぐらいから日英のバイリンガルな生活環境で育ち始めた子供」は、言語に接するとき、右脳部分に大きな赤い部分が広がり、脳が緊張してる状態を示す。
でも胎児の時期や、生まれて1週間後から日英のバイリンガルな環境で育った子供は、言語に接してる時は右脳がゆったりと安心し落ち着いた状態で、緊張は見られない。

このシンポジウムを行なった、日本で生まれ育った日本人の田浦教授の場合、このテストで血流を測ると、右脳部分が真っ赤になったそう!

(私も、測定してもらいたいわー!)

田浦教授との、質疑応答

さて、このシンポジウムの最後に、田浦教授とのQ & Aセッションがありました。

さっそく、私の長年の疑問をぶつけてみました。

私:「日本で、日本人の両親の元に生まれ育ち、20歳以降にオーストラリアに来た日本人は、もう英語を勉強しても、全然手遅れなんでしょうか?もう乗り越えられない限界はすでに決まってるものなんでしょうか?」
田浦教授:「はい、もう手遅れですね!」(会場大爆笑)「・・・というのは冗談で、確かにFluencyという意味では限界はあります。でも単語の語彙力、文法は、生きてる限り何歳になっても伸びます!」

バイリンガルの短所

えっと、ここまで読んでみて、「生まれつきのバイリンガルって、いいとこだらけ本当に羨ましい!!」と思った人も多いかと思うけど・・・。

でも、バイリンガルな環境に生まれ育つ子供が、必ずしも良いわけではなさそうです。陥りやすい危険性もあるのだそう!

それは、日英両方ともの言語をうまく習得できない「セミリンガル」という状態になること。その場合は、どちらか一方の言語の習得を諦めて(シドニーに住む子供なら、日本語を諦める)、一つの言語をまず確立させなくてはいけないそう。そうしないと、認知能力に欠ける子供になってしまうのだそう。

会場にお越しの、子供を持つ日本人のお母さんの中には、実際に「セミリンガル」のお子様を持ち、悩んでいる方もいました。

セミリンガルの子供を持つ母親:「4年生とKindyの子供がいますが、英語も日本語も両方出来ない。日本語は諦めて、英語だけに集中させた方が良いとアドバイスをもらった。実際そうしてみたが、全然英語力も伸びないまま。もう言語の習得は諦めて、ピアノやスポーツも習わせてみたが、これもダメ。うちの子は何も出来ないってパニックになって(うっ・・涙声)、もう、どうしても先生にそのことを相談したくて、今日は・・(うっ、うぅっ・・涙声)今日は、それで来たんです・・」

・・・聞いてた私も、胸が痛くなりました。お母さんの子供さんを心配する気持ちと、でも、どうしていいのか分からなくてパニックになってる気持ちを想像すると、思わず、目に涙がたまりました。

私は、どうやって英語を学んだか?

私自身は、日本人の両親のもとで、日本で生まれ育ちました。近所に英語を話す友達もいませんでした。日本の、普通の中学、高校に進学しました。

英語は、中学1年生の義務教育で習ったのがスタートです。日本の大学は行ってません。(あぁ、バイリンガルになるには、程遠い環境・・涙)

日本の中学・高校で、文法中心に学ぶ英語は、大、大、大の苦手でした。毎回、赤点4点とか、5点とか・・・。中学の基礎で、すでにつまづき・・。

高校時代は、もう全然授業についていけませんでした。英語と数学が本当に大の苦手で、高校卒業後は日本の大学に進学したいという願望もなかったけど、実際、行きたくても無理だった気がする。

そんな私ですが、ある方法で英語を学び始めたら、こんなことが英語で出来るようになりました:

27歳ぐらいに、カナダのアルバータ州にある、Grande Prairie Regional Collegeという2年制カレッジに付属する語学学校に10ヶ月通いました。
その後、カレッジGrande Prairie Regional Collegeに2年通い、演劇を学びました。
その後、University of Lethbridgeという大学で、演劇と文化人類学をダブル主専攻。
その後、University of Calgaryという大学院で、引き続き演劇を学びました。

私が英語を学んだある方法は、私の過去記事「英語が上達する5つのすごい方法:「Apple」のスペルすら書けなかった私が、カナダの大学院で演劇を学び、英語の舞台で演じるまでにしたこと」で読めます:

英語が上達する5つのすごい方法:「Apple」のスペルすら書けなかった私が、カナダの大学院で演劇を学び、英語の舞台で演じるまでにしたこと
私の英語習得へのチャンスは、地元の福井県で起きました。 そのプロセスを、順を追って書いてみます。 高校卒業後、大阪のあべの製菓専門学校で菓子作りを学ぶ 製菓専門学校を卒業し、大阪の吹田市にある、パン屋で就職したはい...

えっと、でも、上の方法でやれば、全員が英語を上達させられるかっていうと、そうは思ってません。その理由は、私の過去記事「マルチプルインテリジェンス:自分が気づいていない知能のバランスを調べてみよう!」で読めます:

マルチプルインテリジェンス:自分が気づいていない才能を調べてみよう!
あなたの才能、何か知ってますか? 自分の才能って、何? 自分のミッションは、何? そんな風に思ったこと、ありませんか? 私のシドニーの友人で、マッサージセラピストのしょうじさんという人がいます。才能にあふれ、大好...

本物のバイリンガルに会った体験

東京でアート関連のシンポジウムで通訳のお仕事をしたことがあります。建築家のFrank Lloyd Wrightがデザインした、帝国ホテルの建築についてのシンポジウムでした。

なーんとなく・・私の実力以上のスキルが必要な気がして、引き受けるかどうか悩んだ案件でした。

モヤモヤしながらも、引き受けてみたところ・・・

パネリストにバイリンガルの人がいました。(ゲゲゲ!!!汗)両親は白人のアメリカ人だけど、日本で生まれ育った男性でした。

もちろん、日本語と英語が母国語の、本物のバイリンガル。顔や姿は白人のアメリカ人。背がスラリと高く、ブロンドに、青い目で、めちゃハンサムな若い男性。(日本で、めちゃくちゃモテるんだろうなぁ・・)

英語で話したら、もちろん、ネイティブのアメリカ人そのもの。

でも、日本語で話すと、「ドラえもんのポケットから、どこでもドアを取り出して、どーのこーの・・」って具合で、これまたネイティブの日本人そのまんま。

発音や文法も日本人レベルだけど、日本文化や日本に関する知識も、日本で生まれ育った日本人と同じレベル。目をつぶって、彼の日本語を聞いたら、日本人と見分けがつかないぐらい。(日本で生まれ育ったんだから、当たり前って言えば、当たり前なんだけど・・でも見た目が、金髪に青い目のアメリカ人だから、なんかすごく見えちゃうの)

で、シンポジウムが始まってみると、建築やデザインに関する専門知識が飛び交うなか、その分野に詳しくなかった私は、めちゃめちゃ苦労しました。

でも、大勢の観客がパネリストのディスカッションを見つめるなか、「わかりません!できません!」とは言えない。後には引けないなか、自分が出来る限りのことは尽くしました。

でも、シンポジウムの内容は、私の能力以上のレベルで、本当に苦しい戦い。身体中から、変な汗がブワーーーーッと吹き出して、もう穴があったら入りたい!大勢の観客の前で、生き恥さらして、地獄の拷問という感じでした。

そのことを察したバイリンガルのパネリストは、自分が発言する時は、まず英語で発言して、その後に自分で日本語に和訳して発表し始めて・・・。

私のつたない和訳で訳されるぐらいなら、自分で日本語で話した方が手っ取り早いし、正確だからでしょう。自分でもそれが分かるから、恥ずかしくて、顔にカーッと血がのぼるのが分かる。

もう、「シンポジウムよ、早く終わってくれー!」と神頼み状態。

シンポジウムが終わったら、そそくさと荷物をまとめて速攻で家に帰り、布団にひれ伏して、ワーワー号泣!!「もう、通訳なんて、2度としない!!もう、あんな目にあうのは嫌や!!!」と。これ、結構なトラウマ体験で、しばらくは、怖くて通訳のお仕事が出来ませんでした。

そういう辛いトラウマ経験もあったので、「なんの努力をしなくても、簡単に2各語を話せるバイリンガルって、本当にラッキーだよな!」って思ってたのです。

でも、今日のシンポジウムに参加して、本当に驚いたのは、シドニーで日本語を教える、日本人の教授や、日本語教師の子供ですら、日本語が話せない子供が沢山いるってこと!第一、日本語の習得に全く興味を示さない子どもが沢山いるっていうんですから!!

会場には、「シドニーの日本語教育の権威」という感じの、偉い日本人女性の先生もいました。その先生の旦那さんはアメリカ人。お二人の間に生まれた子供は、小さい頃から絶えず、「●●大学で日本語教師をしてる、●●教授の子供さん」という、プレッシャーが絶えずつきまとったよう。

でも、子供さん自身は、日本語を学ぶことに、ほとんど興味なし。日本語教師の先生は、「自分の子供が日本語を話せないなんて、自分の教育の仕方が間違っていたんだろうか・・」と苦悩した時期もあったそう。

そして、会場に来ていたお母さん達は、その日本語教師達の苦労話に、随分救われているようでした。「●●大学で日本語教師をしてる●●教授の子供ですら、日本語を勉強することに興味なくて苦労したんだ。そんな大先生でも苦労したんなら、専門知識を持たない一般の母親の私らが、子供を完璧なバイリンガルに出来なくても、そんなに落ち込むことじゃないんだなぁ・・。ある意味、ホッとした」と。

まとめ

シンポジウムでお話しした、ある日本語教師の女性の言葉が感動的でした:

「確かに、人間同士が意思疎通するためには言葉は重要。

でも、コミュニケーションを取る時、言語によるコミュニケーションは全体の7%しかないの。

残りの93%は、ジェスチャーだったり、顔の表情だったりというノンバーバルコミュニケーションなの。

親としては、子供を英語も日本語も完璧なバイリンガルに近づけるのも大事かもしれないけど・・・。

でも、もっと大事なことがあるのよね。

結局のところ、親がすべき一番大事なのは、子供を一人の人間として、感性豊かで思いやりのある立派な人間に育てること。

これが、子育てで一番大事なことなんじゃないかしら?」

(↑ 彼女の、愛あふれる素敵な言葉に、ジーーーーーン!!)

シンポジウムで、田浦教授が言っていた印象的な言葉です:

「うちの子供は生意気で、くっそーと思って、蹴っ飛ばしたくなることもありました。

でも、バイリンガルな環境で生まれ育った子供は、将来、その2つの言語を話す国のために貢献する宝物。

大事な宝物を育てさせてもらっているんだという心構えで、大事に子育てしないといけない」

田浦教授は、奥さんがオーストラリア人だそう。

バイリンガルな環境で子育てをすることになり、それがバイリンガルの子供の言語習得の研究をするきっかけになったそうです。

田浦秀幸教授のバイリンガルに関する著書

田浦秀幸教授の、バイリンガル研究に関する本です:

コメント